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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

非人称表現など3つの表現モデル~仏作文力養成講座第4回 前半

ノート

仏作文力養成講座第4回前半の受講メモです。

第4回の内容は

  • 7つの表現モデル
  • 半過去・複合過去
  • 前半(20分)は課題として出された短文の仏作文の説明。添削を受けている受講が提出した課題を見ながら、注意点などが解説されています。

    ちなみに7つの表現モデルのポイントは

    1. 『~ということ』 の言い方
    2. lequel, lesquels, laquelle, lesquelles と duquelと dontの使い分け
    3. dontの使い方
    4. 使役 faire + 人+ 動詞 
    5. 知覚動詞
    6. 分詞の過去形
    7. 非人称表現のいろいろ

    でした。きょうは1と6と7についてシェアしますね。

    問題を先に書いておきますので、作文してから続きを見てください。

    【次の文を仏作文せよ。】
    1. 郵便受けが郵便でいっぱいということは、もう数日前から彼は家に帰っていないということだ。
    2. そう言って、彼は立ち去った。
    3. さあ、夕食の時間だ。

    それでは、復習、行ってみよう!

    『~ということ』 の言い方

    『~ということ』は le fait que + 直接法/接続法 という表現があるので覚えておくと便利です。

    このfaitは名詞で「実際に起こったこと、できごと、事実、事件」といった意味です。

    辞書によると、「事実を直接提示する場合は直接法、仮定的、観念的に提示する場合は接続法」だそうです。仮定的、観念的って言われてもね…

    例を書いておきます。

    Personne ne met en doute le fait qu’il est innocent.
    誰一人として彼が無実であることを疑っていない。

    Le fait que je suis amoureux de toi explique ma volonté de divorcer.
    君が好きだから、離婚するんだ。

    Le fait qu’elle soit sortie sans permission ne plaît pas à son père.
    彼女が許可なく外出したことが父親の気に入らない。

    Le fait qu’il soit gitan ne m’importe pas.
    彼がジプシーだなんてことは私にはどうでもいい。

    le fait de + 不定法 という形もあります。
    Le fait de ne pas dire oui ne signifie pas le refus.
    「はい」と言わないことは拒絶を意味するものでもない。

    やたらに le fait que を使うと重く見えるそうですから、多用はよくありません。

    問題文は 
    「~ということは、~を意味する」という形のフランス語
    Le fait que …. veut dire [signifie]
    Le fait que …. ça veut dire (ça を入れるとより口語に近くなる)
    を使って

    解答
    Le fait que sa bôte à lettres est plein de courrier, ça veut dire qu’il n’est pas rentré che lui depuis quelque jours.

    分詞の過去形

    分詞(現在分詞、過去分詞)はメインの動詞に説明を加えることができます(いわゆる分詞構文)。よくあるのが、時(同時にやってるとか)、理由、条件など。

    Pen se premène, cueillant des fleurs.
    penはお花を摘みながら散歩している。

    花摘みと散歩を同時にしています。

    問題文の 「そう言って、彼は立ち去った。」
    の「そう言って」を現在分詞で表せるのですが、「言った」あとに「立ち去った」ので同時の行為ではありません。

    だから、 
    Disant ainsi, il s’en est allé.
    とするのはよくありません。「そう言って」のところを、メインの動詞より一つ過去にする必要があります。

    そのようなときは、ayant dit と、過去形にすればよいです。

    ※助動詞にêtre を使うものは、étant parti のように être の過去分詞をつけます。

    解答
    Ayant dit ainsi, il s’en est allé.
    = Après avoir dit ainsi, il s’en est allé.

    非人称表現のいろいろ

    「夕食の時間だ」は非人称表現の主語 il を使ってあらわします。
    Il est temps de + 不定法 で 今は~すべき時である。

    解答
    Il est temps de commencer à dîner.

    ほかに覚えておくべき非人称の表現モデル
    Il faut ~ ~しなければならない (これはよく知られていますね。ことわざにたくさん出てきます)。
    Il faut faire chaque chose en son temps.
    何事をなすにもそれぞれの潮時を選ぶべきである。

    Il vaut miex ~ ~したほうがよい
    Il vaut mieux en finir tout de suite.
    さっさときりをつけたほうがいい。

    Il (ça) convient ~ ~に適している、都合がいい
    Est-ce que ça convient à tous ?
    みんな、それで大丈夫?

    ※convenir には受け身の非人称表現があり、意味が変わるので注意。
    Il est convenu que + 直接法 (~ということに)取り決められている

    Il est convenu que ce musée est fermé le jeudi après-midi.
    この美術館は木曜の午後は閉館することになっている。

    いかがでしたか?
    表現モデルは出会ったときに、ひとつひとつメモして覚えていくしかないですね。

    それでは、この続きをお楽しみに。

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