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フランス語のことわざ62~鉄を鍛えていればこそ鍛冶屋になる(習うより慣れろ)

鍛冶屋

きょうご紹介するフランス語のことわざはこちらです。

C’est en forgeant qu’on devient forgeron.
鉄を鍛えていればこそ、鍛冶屋になる⇒習うより慣れろ

⇒音声は、IVONA Text-to-speechで確認してください。Frenchで Céline か Mathieu を選び、文章を下の四角いところに入力し、playボタンを押すと聞こえます。

数あることわざの中でも、よく使われる、有名なことわざです。

鉄を鍛えていればこそ、鍛冶屋になる

まず日本語の「鉄を鍛える」についてご説明します。

今は、「鍛える(きたえる)」ものというと、からだや、心身のほうを連想する方が多いかもしれません。

ですが、「鍛える」というのはもともとは、熱して高温にした金属を何度も、ハンマーで打ったり、時々水で冷やしたりして、形を整えたり、硬度をあげることです。

こういう仕事をする人が鍛冶屋(かじや)です。

鍛冶は叩き加減、冷やし加減に技術が必要です。こうしたことは、鉄を鍛えているうちに、身につくものであるから、鍛冶屋になるには鉄を鍛えるしかない、ということ。

これは物事を身につけるときには、どんなことにも言えますね。

何かをマスターするために、人に教えてもらったり、参考書籍を読んだ段階では、まだ何も身についていません。

実際に自分で、人に教わったことや、本に書いてあっことを実践することで、その内容がだんだん身についていきます。

何事も、やりながら身につけるのである、修練を積んでこそ一人前になる、という意味のことわざです。

よくわかる!フランス語の文法解説

単語の意味

c’est … que 強調構文 que以下は・・・だ
ことわざ61の文法ポイント参照⇒困ったときにこそ本当の友だちがわかる(まさかの友が真の友)

ふつうの語順にすると
On devient forgeron en forgeant.
あるいは
En forgeant on devient forgeron.

en ジェロンディフを作るen ⇒文法ワンポイント参照

forgeant < forger 金属を鍛える、鍛造する の 現在分詞  on 人々は devient < devenir ~になる forgeron 鍛冶屋

文法ワンポイント~ジェロンディフ

ジェロンディフは en + 現在分詞 で 動詞を副詞のように使う用法です。

副詞は名詞以外を説明する品詞。
ちなみに、名詞の説明をするのは形容詞です。

パムちゃんはかわいい。 可愛い ⇒形容詞
パムちゃんは、ゆっくり食べる ゆっくり ⇒副詞

もとの動詞の意味を活かしながら、この「ゆっくり」のように、ほかの動作を説明するのがジェロンディフです。

ジェロンディフは、いくつか用法があります。
このことわざでは、~しながら(同時性)、~することで(手段)のどちらともとれます。

鉄を鍛えながら、鍛冶屋になる
鉄を鍛えることで、鍛冶屋になる

en forgeant なので、どちらで訳しても意味はたいして変わりません。

たとえばこれが

人はタバコを吸いながら、肺がんになる

人はタバコを吸うことで、肺がんになる
だと、

「タバコを吸いながら」のほうは日本語として少し変です。
物理的には、タバコを吸っている1回の時間は短時間(5分ぐらい?)なので、肺がんになる時間と合わないからです。

「タバコを吸いながら散歩する」はOKですけど。

ジェロンディフが出てきたら、文脈や、その動詞の意味に照らしあわせて、意味をとればいいと思います。

ジェロンディフの例文
Pam marche en mangeant une glace.
パムちゃんはアイスクリームを食べながら歩いています。

Il gagne sa vie en donnant des leçons particulières.
彼は家庭教師をして生計をたてています。

ジェロンディフについて詳しくはこちらをどうぞ⇒「まいにちフランス語」42:L64 現在分詞とジェロンディフ

直訳

鉄を鍛えていればこそ、人は鍛冶屋になる
鉄を鍛えながらこそ、人は鍛冶屋になる。
人が鍛冶屋になるのは、鉄を鍛えているからだ。
人が鍛冶屋になるのは、鉄を鍛えながらだ。

・・・いろいろな訳が考えられます。

バリエーション

C’est en forgeant que l’on devient forgeron.
という形もあります。
l’ は le のエリジオンで、que と on の母音の衝突をさけるために入っています。

英語では
Practice makes perfect.
練習が完璧を作る⇒何度も練習することで上達する

日本語は
習うより慣れろ

いかがでしたか?

このことわざは、語学にもよくあてはまりますね。

基本的に、会話が上達したいのであれば、話すことで、
聞き取りを鍛えたいのであれば、聞くことで、
スラスラ読めるようになりたければ、たくさん読むことで
作文は、より多く書くことで、
うまくなるのだと思います。

それでは次回のことわざの回をお楽しみに。

★ことわざの記事の目次を作りました。ご利用ください。
その1⇒フランス語のことわざ~目次 その1
その2⇒フランス語のことわざ~目次 その2
その3⇒フランス語のことわざ~目次 その3

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このブログには日々の学習や、フランス語について書いています。コツコツ謙虚に学んでいきたいです。もう少し詳しい自己紹介はこちら⇒penはこんな人
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