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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

副詞と形容詞~翻訳講座第10回後半

図書館

翻訳講座の受講メモです。今回は第10回の後半から副詞と形容詞の訳し方のポイントをシェアします。

第10回は復習回で名詞をとりあげています。フランス語は名詞中心に組み立てられるのでこの回はとても大事ですね。

内容は前回の記事でご紹介しています。
抽象名詞~翻訳講座第10回前半

副詞と形容詞の注意点もたくさんあるのですが、特に私が「なるほど!」と思った点を書きますね。

副詞

副詞とは?

副詞は名詞以外のすべての品詞を修飾します。修飾というのは簡単に言うと説明ですね。

Il marche lentement.
彼はゆっくり歩く。

このlentementが副詞です。

副詞はいつでもどこでも、形が変わりません。

話し手の判断が反映される品詞

翻訳上の注意としては、副詞はほかの品詞に比べて、話し手の判断が一番、反映されている、という点を考慮することです。

Il est probablement célilbataire.
彼はたぶん独身だ。

probablement(たぶん)は、この人がそう思っていることです。

フランス語の場合、話し手の判断は、このように副詞で表現されることが多いのですが、それに対して日本語では、述語に表れます。

ですから、フランス語で出てきた副詞を副詞のまま訳さずに、述語に反映したほうがいい場合もあります。

上の例文を「彼は独身だと思うよ」と言うこともできるわけです。この例文はシンプルなのであまり違いが出ませんが、もっと長くて複雑な文で訳がおかしくなったとき、このように述語に転換することは威力を発揮します。

逆に、日本語からフランス語に作文しているときは、「話し手の判断を副詞で表せないだろうか」、と考えてみるとよりフランス語らしく、しまった文になります。

まとめ訳

副詞と、その副詞が修飾している単語をまとめて、一つの言葉にして訳すときれいに決まる場合があります。

Il est mort étrangement.
直訳⇒彼は変なふうに死んだ。
まとめ役⇒彼は変死した。

この例文もシンプルなので、すぐに「変死」が思い浮かぶ人も多いでしょうが、長い文をひーひー言いながら訳してると思い浮かばないものです(私の場合)。

一度訳したものを何度か読みなおして、もっと簡潔にできないか考えてみると、思いつくのではないかと思います。

形容詞

形容詞とは

名詞を修飾する言葉。ふつう名詞のあと。

形容詞は性数変化するし、母音の前で形が変わるものもあるし、要注意な品詞ですね。

形容詞が前に来ているとき

通常は名詞の後ろに来る形容詞が前に来ているときは、「その名詞と一つのまとまりとなっている」、と考えます。

un grand homme 偉人

「ひとまとまりになっている」、というのは「切り離せない、一つの表現」ということです。

これに対して、後ろから形容している場合は、ほかの似たようなものとその名詞を差別化しています。

たとえば、un homme grand は「背の高い人」、という意味で、似たような男性がいるが、その中で、この人は、「背の高い」というニュアンスです。un homme petit et gros ならば、「小柄で太った人」、というふうに差別化しています。つまり、homme とその後ろの形容詞を切り離すことができるわけです。

ほかの例)
un vieil ami 古い友人、旧友
cf. un ami vieux 年をとった友だち

※「年とった」という意味の形容詞の男性形、vieux は母音の前では、vieil になります。
vieux vêtements 古着
vieil homme 老人

le+形容詞

le+形容詞=その形容詞の名詞化(~なも、こと、~的なもの)

Il ne fait pas le difficile et mange de tout.
彼は文句を言わず、なんでも食べる。

faire le difficile 「注文が多い、文句ばかり言う」というイディオムですが、直訳は「難しいことを作る」。

le difficile も形容詞の名詞化です。文章を読んでいるときは、「前に冠詞がついているから、名詞なのであろう」、と思うわけですが、聞き取りしてるときは、この冠詞を聞き落としますから(私の場合)、名詞化に気づけない可能性大です。

いかがでしたか?

副詞も形容詞も、何かを修飾している枝葉の単語です。その文の本質的な意味をとるときには、わからなくても大丈夫かもしれません。

しかし、翻訳するときは、そこにある以上、無視するわけには行きません。

もちろん、「熟考の上、訳出しない」という手もありますが、それは考えた上での判断で、「わからないからスルーする」というのとは違います。

「こういう修飾語の訳し方で、翻訳者の技量が出るんではなかろうか」、と今回の授業を聞いて思った次第です。

それでは、次回の翻訳講座の記事をお楽しみに。

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