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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

歌と訳詞:霧のコルヴィザール~フランソワーズ・アルディ

コルヴィザール通り

フランソワーズ・アルディがご主人のジャック・デュトロンとデュエットしている曲をご紹介します。

タイトルはBrouillard dans la rue Corvisart
邦題:『霧のコルヴィザール』

コルヴィザール通りは13区に実在します。

まずは曲をお聞きください。

※YouTubeで見る方はこちらから⇒Françoise Hardy et Jacques Dutronc – Brouillard dans la rue Corvisart – 1978

今の季節にぴったりですね。
それでは訳詞に挑戦!

Brouillard dans la rue Corvisart『霧のコルヴィザール』

Toutes ces choses-là
On s’les murmure tout bas
Le soir dans la
Rue Corvisart
Le bar-tabac
A éteint ses billards
Brouillard dans la
Rue Corvisart
Toujours les mêmes

こんなことを全部
人は小声でつぶやく
コルヴィザール通りの夜
カフェの
ビリヤードの灯りは消えた
コルヴィザール通りの霧
いつも同じだ

同じ石畳
同じ乞食

いつも同じさ

同じためいき
同じ思い出
同じ苦しみ
同じ住所

同じ季節
同じ家

いつも同じだわ

同じ歌
バーがもうないのも

霧のコルヴィザール

こんなことを全部
人は小声でつぶやく
コルヴィザール通りの夜

たった一度だけでも

一人の男

コルヴィザール通りで

いつも同じよ

同じ石畳
同じ乞食

いつも同じなの

同じ歩道
同じ物語
同じ傷
同じ靴

同じ頭痛
同じ口癖

いつも同じだ

同じ憂鬱
同じハンカチ

霧のコルヴィザール

こんなことを全部
人は小声でつぶやくの
コルヴィザールの夜

たった一度だけでも

一人の女

霧のコルヴィザール
たった一度だけでも
コルヴィザールで誰かが

一人の男

一人の女

ただ一度だけ
霧のコルヴィザールで

歌詞はこちらを参照しました⇒Paroles Brouillard Dans La Rue Corvisart – Françoise Hardy – Musique – Ados.fr

名詞が多いので、簡単です。それぞれ韻をふませるために選ばれた言葉なので、意味は深く考えなくていいと思います。

単語メモ

bar-tabac カフェ、カフェタバと同じものだと思います。あとで「バーはない」と言ってますので。

éteint  消えた、スイッチを切った (éteindreの過去分詞より)

billard  ビリヤード

pavé (1枚1枚の)舗石、敷石;舗道、石畳、道路

paumé 惨めな人、乞食同然の人、貧民

blessure 傷、けが

rengaine (絶えず繰り返される)決まり文句、口癖;聞き古された歌

cafard ゴキブリ;ふさぎの虫、ゆううつ

si seulement ~でありさえすれば

二人で仲良く作った曲のように見えますが、作詞作曲は ミシェル・ジョナス Michel Jonasz と、アラン・ゴールドシュタイン Alain Goldstein。

フランソワーズ・アルディ(1944生)

フランソワーズ・アルディは、イエイエの話しで少しふれましたが、

こちら⇒2014年秋冬のファッションのトレンドその4~60年代ルック

1962年にデビューしてから活躍しているフランスの歌手。デビュー当時はイエイエの時代だったので、アイドルでしたが、もともとシンガーソングライターなので、そのうち独自の音楽を追求。

日本では「もう森へなんて行かない」が有名ですね。
「さよならを教えて」もよく知られていますが。
歌と訳詞:さよならを教えて~フランソワーズ・アルディ

初期の彼女の歌は、リリカルで、透明感があってアンニュイ。しかもさらさらのロングヘアーが美しく、もう完璧です。

デュトロンの前のボーイフレンドがジャン・マリー・ペリエというカメラマンでした。彼が撮影した美しいポートレートが残っています。

ジャン・マリー・ペリエと一緒に出ている動画。

※YouTubeで見る方はこちらから⇒フランソワーズ・アルディとジャン・マリー・ペリエ
アルディは当時21歳。黙ってるとクールビューティで、笑うと可愛いですね。

ペリエは1940年生まれ、60年代に同世代のたくさんのミュージシャンの写真をとっています。本人のサイトでアルディの美しい写真が見られます。

ほかのミュージシャンのも素敵です。マリアンヌ・フェイスフルが野原で寝そべってるモノクロの写真なんてすごくきれいです。

ジャン・マリー・ペリエのサイト⇒Jean-Marie Perier – Photographe – Accueil
74歳ですが、今も元気で仕事をしているようです。ブログまで書いておられます。

さて、アルディとデュトロン、現在は別居中ですが、出会ってから40年以上のつきあいです。今でもいい友だちのようです。仕事も時折一緒にして、2004年に別のデュエット曲を発表しています。

2人とも同じレーベルからデビューし、67年ころから付き合いが始まったとか。73年にトマという男の子誕生。トマもやはりミュージシャンになりました。

81年に正式に結婚し、20年ぐらい仲がよかったそうですが、デュトロンに新しい恋人ができて別居。

ジャック・デュトロン(1943生)はアルディよりちょっと遅れて、1966年にデビューしたミュージシャン。アルディにたくさん曲を書いています。

彼は俳優でもあります。アルディも映画にちらちら出ていたようですが、デュトロンは「俳優」と名刺に太字で書けるぐらい、しっかり映画に登場。セザール賞の主演男優賞の受賞歴もあり。

彼の曲もそのうち取り上げる予定です。

いかがでしたか?

アルディもデュトロンもフランスではとても有名です。日本で言えば誰になるのでしょうか?

見目麗しく、才能もある男女が結婚して、年をへるごとに仕事の幅を広げ、還暦のころデュエットして、70代の今は芸能界の大御所になっている・・・そんな2人なのですが。

日本は「若さ」に価値がある、とされ、「大人」とか「円熟」ということには見向きもしない文化なので、いないかもしれませんね。

それでは次の音楽の記事をお楽しみに。

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★★トップの写真をお借りしました:
photo credit: ygourvennec via photopin cc



    • 樋沼 達雄
    • 2014年 10月 04日

    On s’les murmure tout bas は正確に書くと、どうなるのでしょうか
    初めて見る省略形なので、とまどっています。ご教示ねがえれば幸せです。

      • フランス語愛好家
      • 2014年 10月 04日

      樋沼さん、こんにちは。

      s’les は se les だと思います。
      早くしゃべっているので、se の e が落ちて聞こえるから、
      聞こえたままに、書いているのではないでしょうか。

      je suis が j’suis と書かれるように。

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