セーヌ川

虎と小鳥のフランス日記

セーヌ川沿いのダンス「虎と小鳥のフランス日記」第113話

お盆休みも終わり、また「虎と小鳥のフランス日記」の配信が始まりました。きょうは第113話を見て勉強しましたよ。

今回は今の時期にぴったり。セーヌ川がたくさん出てきます。それと川沿いの美しい夜も。

久しぶりにサンプルビデオもアップされていました。セリフは入っていないのですが、川の風物がいろいろ見られます。特に橋の下なんて、実際に行かないことには見られないのではないかと思います。

ぜひごらんください。
39秒

★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。

今回は、アントワーヌのナレーションの回でした。ナレーションのときは、ふつうの会話より聞き取りやすいです。また、短かったのでディクテ用教材にむいてます。

私もディクテしてみました。一箇所、壊滅的に書けなかった箇所が、今回のキーフレーズその1です。



作文に使える3つのキーフレーズ

その1 
パリのように、そこまで緑が多くない街では、

セーヌ川

Dans une ville comme Paris, où les espaces verts ne sont pas si nombreux que ça.

その2
そして、サルサ、ロック、タンゴ、民族ダンスなどあらゆる種類のダンスがあります。

ダンスフェスティバル

Et il y en a pour tous les goûts: salsa, rock, tango, danses folkloriques…

その3
忘れられない経験です←この経験は忘れられない

ダンスフェスティバル

…l’expérience est inoubliable.

キーフレーズの文法解説

1. où les espaces verts ne sont pas si nombreux que ça.

où は関係代名詞で、ここから続く文章が、前のParisを説明しています。

les espaces verts ne sont pas si nombreux que ça
これは比較の文の否定形
ふつうの文にしてみると
「緑がそれ(ça)と同じくらい多い」
これを否定に

「緑はそれほど多くない」

「緑はそこまで多くない」

çaは特に何かをさしているわけではありません。日本語でいう「きょうはそれほど暑くない」の「それ」と同じような使い方です。

2. il y en a pour tous les goûts
(あらゆる趣味の人のための音楽があります。)

enが登場しました。

実は、この文の前に、la musique et le rythme imposent leur loi (音楽とリズムがその場を支配します)という箇所があり、enはこの「音楽やリズム」をさします。

enについてはこちらを⇒「まいにちフランス語」29:L51 中性代名詞 en と y

文中の « :(deux points) » は「たとえば」という意味で、あとにいろんな音楽の例が続いています。

単語メモ

espace vert 緑の空間(緑地)

si とても、それほど

nombreux 多い

inoubliable 忘れられない(ほど素晴らしい)

in(否定する接頭辞)+oublier(忘れる)

どれも作文に使うと映えそうな表現ですね。

セーヌ川沿いでのダンス Paris Danses en Seine

今回のエピソードでは、セーヌ川沿いでやっているダンス・フェスティバルを映していました。

セーヌ河沿い
このように、踊るスペースがあります。

夏場に各地で行われる野外フェスティバルの一種ですね。

踊り好きな人が集って自由に踊るフェスティバルです。盆踊りみたいなもんでしょうか?

解説によりますと、ふだんはクールなパリジャンも、夏のこういったフェスティバルの場では、ラテン気質全開ということです。



セーヌ川の楽しみ方3つ

夏のセーヌ川ぞいではダンスだけでなく、ほかにも、楽しむ方法があります。

今回のビデオの最初のほうで3つ、紹介されていまいた。

…les quais sont un endroit idéal pour
河岸はこんなことをするのに最適です

1.respirer
ほっと一息つく

セーヌ川

2.se promener tranquillement
静かに散歩する

セーヌ川沿い

3.admirer les paysages
風景を楽しむ

セーヌ川沿い

どれもまったくコストがかかりませんね~。

これもセーヌ川が美しいままでいてくれるからですね。

今回、川が好きな私には、とても楽しかったです。あなたも、少しは涼しくなったでしょうか?

それでは、次回の「虎と小鳥のフランス日記」をお楽しみに。






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