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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

『パリ20区、僕たちのクラス』で接続法半過去を学ぶ:予告編のフランス語(1)

ライティング

フランス映画予告編を使ってフランス語を学習するシリーズ。今週から、Entre Les Murs (塀の中)という2008年のフランス映画の予告編を紹介します。

この映画の邦題は『パリ20区、僕たちのクラス』。

フランスで大ヒットして、カンヌ映画祭でパルム・ドールという、1番いい賞を受賞し、アカデミー賞でも外国語映画賞を獲得した作品です。

アメリカでもヒットしました。日本でも公開されて、話題になったのではないでしょうか。

タイトルからわかるように、学校が舞台です。ある中学校が舞台で、カメラは中学校から出ません。外の様子はが見えますが。なので、タイトルは「塀の中」。

では予告編をどうぞ。

※YouTubeで見る方はこちらから⇒Entre Les Murs – Bande Annonce

たくさんしゃべっていますね^^;

今回は30秒ぐらいまで。和訳に挑戦してみます。

Bien, bien, bien, bien, bien, hé, hé, hé, ho ! On se calme maintenant.
Il fallait que je…, Khoumba ?
Fusse.
Fusse.
Mais, vous croyez vraiment que je vais aller voir ma mère et que je vais lui dire : “il fallut que je sois fusse ?”
Ben ouais, c’est dans le Moyen Age ça !
Mais non, c’est pas dans le Moyen Age ! Est-ce que je peux répondre à la question qui m’est posée ?
Je vous autorise.
La première chose que je constate, c’est qu’avant même de maîtriser un savoir, en l’occurrence l’imparfait du subjonctif, vous êtes déjà en train de me dire que ça sert à rien. Commencez par le maîtriser et après vous pourrez remettre en cause le fait qu’on l’utilise.

よし。ほらほら、みんな静かにして。

Il fallait que je (私は~すべきだった)、この後にくるのは?クンバ?

Fusse です。

Fusse ですね。

でも先生、私がママに向かって、il fallut que je sois fusse (私はフュスにならなければなりませんでした)なんて言うと本気で思っているんですか?

中世ならそうですよね。

違います。中世ではありません。私への質問に答えてもいいですか?

許可します。

まず私が指摘したいのは、接続法半過去の知識を習得する前に、あなたは先生に、そんなものは何の役にもたたないと言おうとしていることです。まずマスターしなさい。それから、みんな使っているかどうか考えてみて。

スクリプトはこちらを参照しました⇒ENTRE LES MURS : La bande-annonce


単語メモ

maîtriser   ものにする、熟達する
maîtriser la langue   言葉を自在に操る

savoir  知識

en l’occurrence  この場合には

commencer par  ~することから始める、まずは~する
Ce film commence par une scène sanglante.  その映画は血なまぐさい場面で始まる。

remettre qc en cause  ~を再検討する、再び問題にする

falliat  falloir の半過去
fallut  falloir の単純過去形

falloir は 非人称構文をとって、~しなければならない、という意味になります。

Il faut partir tout de suite. すぐに出発しなければならない。

あとにqueが続く時は、queのあとが接続法になります。
Il faut que tu réfléchisses davantage. きみはもっとよく考えるべきだよ。

予告編のシーンではこの構文の、faut が半過去形の場合の練習をしています。fallait と過去形なので、que以下は接続法半過去になるのです。

fusse は être の接続法半過去。


『パリ20区、僕たちのクラス』今回のお話

フランソワ先生は、国語(フランス語)の先生で、生徒にフランス語の授業をしています。20区のあたりは移民が多く、この中学校の生徒も移民ばかりのようです。

移民ですから、フランス語をしゃべらない親に育てられた子どもたちが多いです。ふだんの会話はともかく、オフィシャルなフランス語が苦手です。

しかも、社会的な差別があり、家はまずしいし世間の風当たりも強い。そんなこともあってあまりやる気がありません。接続法半過去なんて自分たちには関係ないと思っています。

しかし、フランスは階級社会。きちんとしたフランス語をしゃべらないと、いい仕事につけません。ずっと貧乏なままです。

フランソワ先生は、そんな子どもたちに、「フランス語をしっかり教えたい」と思っているようです。

Entre les mursという映画については以前こちらの記事に詳しく書いています⇒L52 フランスの学校の問題~映画「パリ20区、僕達のクラス」

この映画の予告編、とりあげようかどうか迷いました。生徒たちはスラングが多く、しかも微妙にフランス語が間違っています。

フランス語ネイティブなら「ああ、間違えている、でも言わんとしていることはこれだよね」とわかるでしょう。けれども、私のフランス語力では、ちゃんと訳せるか自信がありません。今回のところも、動詞の活用を確認しながら訳してみました。解釈が間違っているかもしれませんので、ご了承願います。

接続法半過去は日常会話ではそんなに出てこないみたいです。しかし19世紀の小説を読めばふつに出てきます。

「教養」という位置づけになるかもしれません。しかし教養は大事ですよね。

「教養」を辞書でひくと、「社会生活を営む上での必要な文化に関する広い知識」とあります。

つまり生きるために必要なのです。だからフランソワ先生も必死に教えているのでしょう。

この続きはこちら⇒『パリ20区、僕たちのクラス』で条件法現在を学ぶ:予告編のフランス語(2)







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