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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

フランスで成功したいアーティストへの3つのアドバイスとは?

kyotographie

不思議の国のFrance』第27話の受講メモです。フランスで活動したいアーティストへのアドバイスをご紹介します。27話は、第26話の続きで、ガブリエルのフィリプさんへのインタビューの後半です。

フィリップさんは、KYOTOGRAPHIE(キョートグラフィー) 京都国際写真祭 2015 のサテライト、KG+の実行委員(co-directeur) です。

彼はフランスにいたときはギャラリーで働いていたそうです。もともと芸術がお好きなんでしょうね。実行委員だけあって、写真や芸術について確たる意見があり、たくさん話してくれました。

この写真祭については前回の記事で詳しく書いています⇒インタビューのフランス語を聞き取るコツとは?

第27話はガブリエルの最後の質問をめぐって話がふくらみ、さらにフィリップさんからこの写真祭について詳しい説明がありました。この記事では、1番最後の質問とその答えを中心に書きますね。

最後の質問は、海外で活躍したい写真家やアーティストにアドバイスがあるか、というものです。


海外で成功するためには?

質問
Quel est le conseil que vous donneriez, par exemple, à un photographe ou un artiste japonais, justement pour peut-être se détacher un peu, pour essayer de travailler à l’étranger ou en France ?

日本から離れて、フランスや海外で働きたいと思っている写真家や、アーティストにどんなアドバイスをしますか?

これに対してフィリップさんは、3つのアドバイスをしていました。

1:ハードワーク

Il faut travailler beaucoup, il faut faire beaucoup d’imagies et il faut, il faut garder une espèce d’honnêteté face à soi-même, et surtout garder une identité.

ハードワークです。たくさん写真をとって、自分自身に誠実な仕事をし、アイデンティをキープするべきですね。

honnêteté 誠実、正直
face à qnéqc  ~に向いて、直面して

誰よりもよく働き、独自の世界を守れ、ということですね。

2:行動

Il faut prendre des photos, prendre sa valise, aller en France et puis, bah, montrer, montrer, montrer jusqu’au moment où quelqu’un vous dit : «bah, tiens, je vous expose.»

写真をたくさんとり、スーツケースを持ってフランスに行くことです。そして自分の写真を見せて、見せて、誰かが、「よし、あなたの展覧会を開きましょう」というまでそれを続けることです。

ここでは、行動して継続しろ、ということです。

3:最初から売れると思うな

Il faut pas espérer vendre au début.
最初は売れると期待してはいけません。

いきなり売れはしない、時間がかかりますよ、ということです。

これって当たり前のことですが、「簡単に、早くできる道」を求めがちな現代人にはなかなか受け入れられないかもしれません。

特に写真のような、「芸術」を仕事にする場合、それで食べていくのはベテランになってもむずかしいですね。

3つのアドバイスをまとめると:
1.ハードワーク
2.行動と粘り
3.最初からうまく行くと思うな

フィリップさんのアドバイスは写真や、絵画を志す人のみならず、たとえば語学や、自分のビジネスなど、何かをなしとげたい人には、普遍的なアドバイスになると思います。

この3つに気づいている人も多いでしょうが、頭で理解するだけでなく、体験としてわかっていないと、できないことばかりです。

芸術においては、人の真似ではなく、自分独自の世界を構築する、というのはとても大切なことですね。

真似したほうが楽だから、みんな真似しちゃうんですよね。初心者のあいだは、先人の仕事を真似し、技術を習得することが大切ですが、一人前になるには、自分独自の何かを打ち立てないと、それこそ売れないでしょう。

アーティストの場合は、もともと「自分の表現したいもの」があると思うので、それを表現し続ければ人真似にはならないと思います。

しかし、芸術で食べていくのは大変なので、お金を稼ぐために、不本意な仕事もすることになり、自分の原点を持ち続けるのが難しくなるのです。

このあと、フィリップさんは、お金のための芸術 があると話していました。

Y’a une nouvelle mode un peu : l’art pour l’argent. Puis, y’en a qui se débrouillent très bien avec ça. Mais effectivement, normalement, non.

「お金のための芸術」というやや新しい風潮があります。うまくやっている人もいますよ。ですが、本来は違います。

芸術の目的はお金ではない、ということですね。

この新しい風潮について、具体的な話はなかったのですが、最近のYouTubeの動画を見ていると、「表現したい」、というより、「金儲けしたい」、と思っている人も少なくないな、という印象です。

kyotographie

たくさん写真をとっていたガブリエル


使えそうなフランス語表現6つ

気になった単語や表現です。

~として en tant que

J’ai demandé à Philippe ses impressions sur le fait de travailler en tant qu’artiste dans un autre pays que le sien.
私はフィリップに外国でアーティストとして働くことについてどう思うか聞きました←私はフィリップに、自身の国とは違う国にいるアーティストとしての仕事をすることに関する印象について聞きました。

ひんぱんに接する  cotoyer  

C’est vraiment la question qui revient souvent du fait qu’on côtoie.
それは、私たちがよく接する事柄から戻ってくる質問です⇒ふだん、よく聞かれる質問です。

revenir de ~から戻ってくる

困難な ingrate

フランスに行き、認められるまで、写真をとり、売り込みを続けろ、という話しのあとにでてきた文章です。

C’est un peu, la partie ingrate du travail de l’artiste mais…, c’est la seule clef, en fait.
それはアーティストにとって大変むずかしいことなんですが、これが成功の唯一の鍵なのです。

ingrate は(苦労や努力に)報いることのない、という意味です。
tâche ingrate  骨折り損の仕事

食べていく remplir l’assiette

C’est l’art pour l’art et si ça, si ça rempli l’assiette, c’est encore mieux.
芸術のための芸術ですよね。もし、それで食べて行ければ、さらにいいんですけど。

remplir l’assiette の直訳は「お皿を満たす」

à l’origine 初めは、最初は

Je pense qu’il y a peu d’artistes qui sont intéressés par l’argent à l’origine.
初めに、お金に関心のあるアーティストは少ないと思います。

お金はないけど野望はある

On n’a pas de sous mais on a des ambitions.
お金はないけど、野望はあるんですよ。

今後のキョートグラフィーの展開についてフィリップさんが言った言葉。まる覚えしておくと便利そうです。

sous  は sou の複数形で、お金という意味。いつも複数形です。
As-tu des sous ?
お金持ってる?

appareil à sous, machine à sous
自動販売機、スロットマシーン

ambition を 「野望」と訳すと、なんか欲望でギラギラしている感じですが、今後はこういうふうにしたい目標、夢、願い、展開案、という感じです。しかし「目標」と訳すとそれもニュアンスが違うし、なかなか訳しにくい単語です。

このように、フランス語の抽象名詞は、そのまま辞書通りの訳をあてはめると、すごく大げさになったり、固くなったりすることがありますが、フランス人はそこまですごい意味で使っているわけではない、ということはしばしばあります。

すべて、なにからなにまで de bout à bout

Alors, on essaie de montrer la photographie de bout à bout.
あらゆる種類の写真を見せるつもりなんです。

de bout à bout  端から端まで、すべて

他にもいろいろありましたので、またツイターで流しますね。

いかがでしたか?

この写真祭のコンセプトの1つは写真を通して、人々に出会いの場所を提供することだそうです。

もっと大きなプロジェクトにして、5,6年後には京都がアジアにおける写真の中心地になったらいいな、という話でした。

京都に立ち寄る外国人が多いですから、だんだん大きなフェスティバルになっていくかもしれませんね。

この続きはこちら⇒京都を説明するフランス語を知りたい人、要チェック

このシリーズの記事をもっと読みたい方はこちらへ⇒動画教材『不思議の国のFrance』関連記事の 目次







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