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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

インタビューのフランス語を聞き取るコツとは?

フィリップとガブリエル

フランスダイレクトスクールの動画教材、『不思議の国のFrance』第26話の受講メモです。

今回は京都が舞台です。
もう終了しましたが、2015年4月18日から5月10日まで行われていた KYOTOGRAPHIE(キョートグラフィー) 京都国際写真祭 2015 のサテライト、KG+の実行委員(co-directeur) のフィリップ・ベルゴンゾさんというフランス人にガブリエルが写真祭についてインタビューしていました。

KYOTOGRAPHIE は日本では珍しい国際的な写真祭です。今年で3回めです。

フィリップさんによると、アルル国際写真フェスティバル((Les Rencontres d’Arles)にヒントを得てできたそうです。

このフェスティバルは、京都にある建造物、特に歴史的な建物の中に写真を展示するのが特徴です。

古い家屋の中にアートを飾るわけですね。
写真も飾る場所によって違う魅力を放ちます。

KYOTOGRAPHIEの会場の1つ

KYOTOGRAPHIEの会場の1つ


インタビューを聞き取るコツ

今回のフランス語は終始インタビューでした。
仏検の2級の試験にもインタビュー形式の問題がありますね。

インタビューを聞くときは、聞き手が何を聞いていて、答えるほうはそれに対してどのように答えているのか察知するのが大事だと思います。

答える人によって、的確に質問に答えていなかかったり、聞かれてないことをしゃべったり、質問の意味を取り違えていたりいろいろします。

仏検の試験は作り物なのでわかりやすいインタビューになっていますが。

インタビューを聞くときは、まずは細いことはどうでもいいので、「質問と答え」だけを聞き取れればいいのではないでしょうか?

そのためには、インタビューのパターンを知っておくといいです。

今回はガブリエルの4つの質問(疑問文)とその答えにフォーカスして、表現をご紹介します。

インタビュー:4つの質問と答え

質問1 フェスティバルはどのようにして始まったのか?

Comment vous avez eu l’idée, en fait, du festival ? Quelles motivations vous aviez au début ?
どのようにフェスティバルの着想を得たのですか? 最初の動機は何でしたか?

その答えは

L’idée est venue d’une photographe française, qui s’appelle Lucille Reyboz.
ルシル・レイボーズというフランス人写真家のアイデアです。

この人は2011年に京都に引っ越してきたそうです。

質問2 なぜ日本でフェスティバルをやろうと思ったか?

Porquoi justement le Japon,pourquoi… Vous, qu’est-ce qui vous intéressait ?
なぜ日本なのですか?何に関心があったのですか?

これに対して、フィリップさんは、ルシルが始めて日本に来た10年前に、自分はすでに日本に住んでいて、彼女と知り合ったことや、3年前にまた再会してこのプロジェクトのことを知ったことなどを伝えたあとに、

Et donc, pour revenir à «Pourquoi le Japon ?», parce qu’on était sur place.
「なぜ日本か」という質問に戻ると、私たちは日本にいたからです。

この質問に彼はもう1つ答えを付け加えていました。

日本製のカメラが多く、日本は、写真文化を支える国と言えるのに、国際的な写真フェイティバルがないから、そういうのがあってもいいのではないか、と思ったそうです。

KYOTOGRAPHIEの会場の1つ

KYOTOGRAPHIEの会場の1つ

質問3 なぜフィリップさんは日本に住むようになったのか?

Au départ, quand vous êtes arrivé au Japon, quelles étaient vous motivationas ? Vous avez aimé le Japon depuis longtemps ?

なぜ日本に来ようと思ったのですか?(←始め、日本に来たとき、あなたの動機は何でしたか) 昔から日本が好きだったのですか?

この答えは

En fait, je travaillais en France dans une galerie d’art, ce qu’on appelle l’«art moderne». Dont le propriétaire était japonais.
昔フランスで『アールモダン』という画廊に勤めていて、そこのオーナーが日本人でした。

Et il y a une quinzaine d’années, il y a eu l’année de la France au Japon. Et je suis venu au Japon présenter de la peinture en fait.
それで15年ほど前に、日本で「フランスの年」がありました。そこで私は日本にやってきて絵画を紹介しました。

これがきっかけてで、その後日本を行き来するようになり、最終的に住むことになったそうです。

質問4 日本在住のフランス人アーチストの特徴は?

Et donc, oui, pour en revenir au festival, quelle est la, coment dire, la particularité, quel est le regard, la touche particulière des artistes français, en fait, sur le Japon ?
フェスティバルの話に戻りますが、に本にいるフランス人アーティストは、どんな視点やタッチが独特でしょうか?

この質問はちょっと抽象的でわかりにくいのですが、日本で活動するフランス人アーティストには何か独特のアプローチがあるか、とういことだと思います。

これに対してフィリップさんは、

Les artiste français résidants au Japon vont chercher une espèce de japnisme, sûrement, dans leur œuvre.
日本在住のフランス人は自分たちの作品に必ずジャポニズム(日本独特のもの)を求めています。

その理由は

「人は常に自分にはないものを探してみたいと願う(On a toujours un petit peu envie d’explorer ce qui nous ressembles pas.)」からとのこと。

これは、フランス人であろうと、日本人であろうと同じで、また住んでる場所も関係ありません。


日本は写真の国でしょうか?

質問3に答えるとき、フィリップさんは、日本は写真の国であると答えていました。

Y’a un paradoxe autour de la photographie quie est que : la photographie est née en France et l’autre pays, donc, de la photographie, c’est le Japon.

写真に関してひとつのパラドックスがあるんです。つまり、写真が生まれたのはフランスですが、もう一つの写真の国は日本です。

写真技術が生まれたのはフランスだけど、日本製カメラがいっぱいあるから、もう1つの写真の国は、日本である、と彼は言ってます。

それなのに、日本に国際的な写真フェスティバルが日本にないのはおかしいというのが、パラドックス(矛盾)なのです。

なかなかおもしろい説ですね。

確かに1970年代、高度経済成長期には、カメラを首にぶらさげて、メガネをかけた日本人旅行者のイメージが外国にはあったと思います。

日本製カメラがカメラ市場のシェアを独占する部分があったのでしょうね。近年はプリクラというおもしろい写真もあります。

ですが、日本では写真をアートとはあまり捉えていないですね。

日常、自分たちがおもしろいと思ったものや、スナップ写真はバチバチ撮影するけど、アートとしての写真や、写真集を買うのは、あまり多くありません。

これはアートが日常生活に根付いているフランス人ならではの意見だと思います。

数回前に、花の話が出たのですが、日本人はふだん花を買うことも少ないですしね。

日本人を含めアジアの人は、リアリスティックなんですよね。生活に直接役に立たない(と見える)ものには、あまりお金を使わないのです。

いかがでしたか?

写真1つとっても、日本とフランスでは捉え方が違うことがわかり、たいへんおもしろいエピソードでした。

とはいえ、写真を趣味にしていたり、日本でも写真旅行に行く人は多いですよね。

去年、里帰りしたとき、名古屋の東山動物園で、写真をとっているおじいさんたちのグループによく会いました。

私はカメラのことはさっぱりわからないのですが、なんだか高そうなカメラを持っていましたよ。毎日のように動物園に通って、シャッターチャンスを求めて何時間も鳥やほかの動物のおりの前にいるようです。

このおじいさんたちは、撮影した写真はどうするんでしょうかね?自分の写真を芸術だと思っているのでしょうか?

機会があったら聞いてみたいけど、一言聞くと、30分ぐらい話し込むことになるかもしれないので、時間の余裕のあるときに質問したほうがいいですね。

このシリーズの記事をもっと読みたい方はこちらへ⇒動画教材『不思議の国のFrance』関連記事の 目次

この続きはこちら⇒フランスで成功したいアーティストへの3つのアドバイスとは?







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