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歌と訳詞:3月の水~ジョルジュ・ムスタキ その2

水

歌と訳詞:3月の水~ジョルジュ・ムスタキ その1の続きです。

水

ムスタキの歌に出てくる3月の水は、雪解け水なのですが、わたしの住んでいるところは4月にならないと雪は完全にはとけません。

3月は日中、雪がとけ、夜、気温が氷点下になり、とけた水がまた氷ります。よって、朝起きると、路面がつるつるであぶない時期です。また、雪解けがどんどん進み、半分雪、半分ぬかるみ状態の見た目があまり美しくない時でもあります。

おとといから今朝にかけてかなりたくさんの雪が断続的に降りました。

昨日の朝、雪かきをしたあと↓
雪

実はきょうもこれから雪かきをしなければなりません。

さて「3月の水」です。

前回は、ライブの映像を貼りましたが、きょうは音源がレコードのものをご紹介します。

3分46秒

こちらはストリングスが入っていますね。

歌詞はこちらを参照してください⇒Paroles Les Eaux De Mars – Georges Moustaki – Musique – Ados.fr

きょうは三つめのパッセージから五つ目まで訳します。

動画では40秒のあたりからです。

きょうの分の一番最初のパッセージのみ引用します。

C’est le souffle du vent au sommet des collines
C’est une vieille ruine, le vide, le néant
C’est la pie qui jacasse, c’est l’averse qui verse
Des torrents d’allégresse, ce sont les eaux de Mars

それは丘の頂上を吹く風
それは、古い廃墟、空白、虚無
それはガーガー鳴くカササギ、それは激しい通り雨
歓喜のほとばしり、それは3月の水

それは一歩ずつ、ゆっくり確かに進む足
それはつかまろうとする手、それは投げられた石
それは地面の穴、続く道
少しだけ残った根っこ、それは少しだけさみしい

それは宙を飛ぶ鳥、とまった鳥
水のまかれた庭、澄んだ水の泉
それは刺さったとげ、釘、あがっていく熱
それは損をしない計算、それは少々取るに足りないものだ

※単語メモ
ruine 廃墟
néant 虚無;該当なし
profession néant 「職業なし」
pie かささぎ、おしゃべりな人
jacasser (カササギなどが)鳴く;ぺちゃくちゃしゃべる
averse にわか雨
verser v.i.横転する、ひっくり返る、(作物などが)風雨でなぎたおされる
torrent 急流、奔流
allégresse 大喜び、歓喜
chant d’allégresse 歓喜の歌
se tenir à ~につかまる
se poser 鳥などがとまる
source 源泉、泉
écharde (皮膚にささった)とげ
avoir une écharde dans le doigt 指にとげが刺さっている
clou 釘
à bon compte 安く、あまり損をせずに
acheter qc à bon compte ~を安く買う
de rien (de tout) 取るにたりない、つまらない

■カササギを国語辞書で調べました。

カラス科の鳥。全長訳45センチ
おが長く、肩と腹が白く、ほかは緑色の光沢のある黒。雑食性

ユーラシア大陸と北アメリカ西部に分布
日本では佐賀平野を中心にした九州の北西部のみにいる。天然記念物

日本のカササギは秋の季語です。

歌にでてくるpieは、たぶんPie bavarde – Wikipédiaだと思うのですが、確信はありません。

ちゅんちゅんというかわいい鳴き声じゃなくて、がががが・・という感じだったので、ガーガーと訳しました。

être bavard comme une pie で、とてもおしゃべりな、という意味があります。特にゴシップなどをしゃべりだしたら止まらない感じをこういうようです。

pie・・・英語だと食べる「パイ」です。

■Y’a une pie dans l’poirierという童謡の動画がありましたので、ご紹介します。

フランスではごく普通に見ることができる鳥なのでしょうね。


※YouTubeで見る方はこちらから⇒Y’a une pie dans l’poirier
poirierはナシの木です。

なんか、見た目がこのあたりにいるマグパイに似ています。そういえば名前も似ています。マグパイは本当にうるさいし、雑食で畑の作物はもちろん、何でも食べます。だから人間には嫌がられています。

「3月の水」の歌詞ですが、水を雨の水から雪解け水としたこと以外は、もとのポルトガル語の詩をほぼ忠実にフランス語にしてあると思います。これこそle mystère profond「多いなる謎」の詩です。

廃墟や虚無、鳥の声、雨あたりはまだイメージできるのですが、刺や釘は不思議です。なんとなく痛い感じがしますね。

日本では3月は年度末ですから、春の訪れは同じでも、気分的なものはかなり違うのではないでしょうか。

このあと歌詞にはカエルが出てきます。

「3月の水」の訳詞、その3に続きます。



  1. penさん、こんにちは。 

    見る事ができました!!!

    ご紹介ありがとうございます! 

    読み込みには時間はかかるのですが、ゆっくり他の記事も見ていきたいと思います。

    素晴らしい記事ですね。勉強になります♪

      • フランス語愛好家
      • 2013年 5月 24日

      アンジェリクさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      重いページですみません。後々改善していけるところはしていきたいと思います。
      読んでいただければうれしいです。
      また、遊びにきてくださいね♪

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