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フランソワーズ・アルディ、Mon amie la rose(バラのほほえみ)の訳詩

赤いバラ

フランスの人気シンガー、フランソワーズ・アルディの代表曲の1つ、Mon amie la rose(直訳:私の友達、バラの花)という曲を紹介します。邦題は「バラのほほえみ」。

ちょうど1ヶ月前の5月2日に、フランソワーズ・アルディの「オール・オーヴァー・ザ・ワールド」という曲を取り上げましたが、この曲が入っているアルバムのタイトル曲が、Mon amie la rose です。

哀愁のある曲です。


私の友達、バラの花

1965年のビデオなので、52年前ですね。

それでは訳詩に挑戦!

この世は、はかないもの
私の友達のバラが
今朝、私にそう言った
私は夜明けとともに生まれたの
朝露の洗礼を受けて
私は咲いたわ
幸せで恋をしていた
太陽の光を受けて
夜になると閉じてしまった
目覚めたときは年老いていたの

でも私はとてもきれいだったわ
そう、一番きれいだった
あなたの庭にある花の中でね

この世は、はかないもの
私の友達のバラが
今朝、私にそう言った
見て、私を作った神様が
私のこうべを垂れさせる
自分が落ちるのがわかる
自分が落ちるのがわかる
心臓はむき出しよ
片足をお墓に入れた
もう死んだも同じ

きのうあなたは私を愛してくれた
でも私は塵(チリ)になってしまう
明日、永遠に

この世は、はかないもの
私の友達のバラは
今朝死んだ
今夜、月が
私の友達の通夜をする
私は、夢の中で見た
光輝き、裸で
彼女の魂が踊っているのを
空のはるか彼方で
私に微笑んでいるのを

信じることができる人は信じる
私は、希望を持たなければ
さもなければ、私は何者でもない

この世は、はかないもの
そう言ったのは私の友達のバラ
きのうの朝のこと

Auteur Cécile Caulier
Compositeur Cécile Caulier et Jacques

単語メモ

On est (bien) peu de chose !
人間なんてはかないものだ。
人が亡くなったときなどに使われます。ただ、このバラがそう言ったので、「バラは人なのか?」と考え、「この世は、はかない」と訳しました。

「はかないわね」と主語をとって訳してもいいと思います。

rosée  露

s’épanouir  開花する

courber  たわめる、曲げる

poussière  ほこり、塵、ゴミ

pour toujours  永遠に

veiller  通夜をする

éblouissante  まぶしいばかりの

nue (文)雲、天、空

バラの花がだんだん下がってぽとっと落ちてしまったのですね。悲しい歌です。

The Rose(英語版)

この歌は英語版もあるので紹介します。

内容はフランス語版とほぼ同じです。

フランス語のほうのバラはamie(友達)が女性形だったので、女性として訳しましたが、英語のバラは男性として訳しました。最後のほうに、

My friend the rose goes by
He has seen my dreams I see

私の友達のバラが過ぎ去るのを、私は夢の中で見る

というくだりがあるからです。

もしかしたら、フランス語版に出てくるバラも恋人のような彼女にとって大事な存在なのかもしれません。

英語版の訳詞はこんな感じです。冒頭だけオリジナルの歌詞を引用します。

The Rose バラ

A lifetime comes and goes
And as my friend the rose said only yesterday
“This morning I was born
And baptised in the dawn
I flowered in the dew
And life was fresh and new
The sun shone through the cold
And through the day I grew
By night-time I was old”

人は生まれ、そして去ってゆく
私の友達のバラがきのう私にそう言ったわ
「今朝、僕は生まれた
朝焼けの中で洗礼を受けた
朝露を受けて花を咲かせた
活き活きとして、新鮮だった
冷たい空気の中を太陽の光がさして
僕は昼間、どんどん大きくなった
夜には年老いてしまった」

「少なくともこれまでになかったはず
私ほど輝いていて明るいバラを
あなたは見たことがなかった」

人は生まれ、そして去ってゆく
私の友達のバラがきのう私にそう言ったわ
「神様が私に微笑みかけた
だからどうしてこうなるのか
自分が落ちていくのがわかる
そう、自分が落ちていくのがわかる
誰も私の心臓を助けることはできない
頭はたれて
片足は墓場に入っている」

神様が微笑みかけたそのバラが
明日には行ってしまう
永遠に行ってしまう

人は生まれ、そして去ってゆく
私の友達のバラが今朝早く死んだわ
月は明るく輝いている
今夜私は夢の中で
星降る夜のもと
私の友達のバラが行くのを見る
彼が私の夢を見た
魂は死ぬことはない
今も私を見守っていてくれる

どんな運命が待っていようと
私は希望を持つつもり
そうじゃなきゃ、人生はつらいだけ

「人は生まれ、そして去ってゆく」
そう私の友達のバラが言ったの
それはついきのうのこと

☆歌詞は動画の詳細のところにあります。


フランソワーズ・アルディのほかの歌

6~7曲ぐらい訳していますが、4曲だけリンクをしておきます。

オール・オーヴァー・ザ・ワールド:フランソワーズ・アルディ(訳詞)

フランソワーズ・アルディ:1日の最初の幸せ(Le premier bonheur du jour)~歌と訳詞

さよならを教えて~フランソワーズ・アルディ(歌と訳詞)

『男の子女の子』~フランソワーズ・アルディ:歌と訳詞

この歌のテーマは人生は無常だ、人は生まれてやがて死んでいく、はかないものだ、ということです。

まあ、死があるから生が輝きます。

それにしても、この曲が発売された1964年、アルディ(1944年生まれ)は20歳です。当時、イエイエのアイドル歌手だったのですが、渋い歌を歌っていますね。

日本のアイドル歌手は、生と死などは歌わないと思います。






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