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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

「まいにちフランス語」39:L61 関係代名詞 qui と que

書き取りするpen
燃えている写真
はい、燃えている写真です。

久松先生のラジオ講座もあと一ヶ月ですね。

今週は関係代名詞、来週は条件法、再来週は接続法、最終週はフランス語6文型です。漢字が並んでいます。初級文法は全部やるようです。

4月から始めたばかりだと、今月は特にきついと思います。たぶん、わけがわからないでしょう。

でも、一度聞いておくと、次回、出会ったときの理解のとっかかりとなりますので、さっぱりわからなくても、最後まで聞いてしまいましょう。何ごとにも「初めて」はありますから。

きょうは関係代名詞の qui と queです。

たとえば、代名詞や接続詞は日本語にあるけれど、関係代名詞はないので、ふつうわからないと思います。

前にあるものを説明するためにくっつける単語、ぐらいの理解で大丈夫です。


La femme que vous cherchez est ici.
あなたが探している女性はここにいる。

que というのが関係代名詞です。
la femme はその女性
queをつけて、あとに文 vous cherchez が続いています。

que vous cherchez あなたが探している
この部分が前のle femmeの説明になっているのです。

かわいい女性とか、年とった女性ぐらいなら、形容詞をつければいいのですが、もうちょっとこみいった説明をしたい時ってありますよね?

そういうときはこういう関係代名詞を使って説明すればいいのです。

ただの説明なので、その説明部分がなくても文として成立します。

La femme est ici.
その女性はここにいる。

est は êtreです。この動詞がこの文章のメインの動詞です。

関係代名詞はいくつかありますが、きょうは一番よく使うquiとqueです。

では、早速復習、行ってみよう!

関係代名詞とは

「関係代名詞は先行する名詞に対して文章をつなぎ、その名詞を説明/修飾する。」

これはラジオ講座の説明です。

この文からわかるように、関係代名詞には、接続詞と代名詞という2つの働きがあります。

つまり

1.文をつなぐ。

最初の例で言うと、

La femme est ici.
Vous cherchez la femme.

この2つの文が合体していますね。queという関係代名詞がつないでいるのです。文が2つ合体したから、動詞が2つあるわけです。

2.その名詞を説明/修飾する。

その名詞ってどれよ?関係代名詞の前にある名詞です。

たとえば、

La femme que vous cherchez est ici.

queの前にあるfemmeという名詞をque vous cherchez(あなたが探している)で説明しています。

どんな女性なのか情報を付け加えているのです。

関係代名詞のあとは、このように別の文が入り込んでいるので、複雑な説明もできてしまうのです(使いこなせれば、の話)。

そして、当然のことながら、そういうことをすると文章が長くなります。

主語になる関係代名詞 qui

何が主語になるかというと、その「qui以下が説明している物が」です。

Voilà la maison qui donne sur la mer.
あそこに家があるけど、それは海に面してるね。
(あるいは、あそこに家がある。それは海に面している。と、2つの文にわけて訳すことも可能。)

quiがつなげているのは
Voilà la maison. あそこに家があります。
La maison donne sur la mer. あの家は海に面しています。

qui=la maison なので、quiは説明している部分の主語になっています。
こういうときquiを使うんですね。

※念のため、主語は何かというと、その文の主体、あるいはその文の動詞の動作をやる人や物のことです。
Pen mange du pain. penはパンを食べている
主語 pen
動詞 mange > manger 
目的語 du pain

この例文はvoilà が「そこに~がある」という意味で動詞を兼ねているので、動詞がdonne(donner)の一つしかありません。たいていはメインの動詞と、関係代名詞で始まる説明している部分の動詞の2つ、あります。

目的語になる関係代名詞 que

Voilà la maison que j’aime beaucoup.
あそこに家があるけど、あれ、私大好きなの。
(あそこに家がある。私はその家が大好きである。)

関係代名詞 que がつなげているのは
Voilà la maison. あそこに家がある
J’aime beaucoup la maison. 私はあの家が大好きだ。

la maison は aimer の目的語(好きな対象)です。
こういうとき、関係代名詞はqueを使います。

説明している部分の動詞の目的語、というわけです。

(文法用語に免疫のある人向けの説明⇒この関係代名詞ではじまる部分を関係代名詞節と呼びます。節は主語と述語(動詞)のまとまり。

関係代名詞節は、前の名詞を説明しているので、形容詞節です。形が文章で、機能が形容詞、という感じ)

きょうの復習~基本のダイヤローグ

ろう人形の館での会話

Regarde ! L’homme qui est là-bas est acteur de cinéma.
Non. L’homme que tu vois là-bas est un sosie.

おばあさん:見て、あの男の人は映画俳優よ。
孫:違うよ、おばあちゃんが見てるのは、瓜二つの人だよ。

オチがわかりましたか?

「2人ともろう人形を人間だと思っている」というところです。説明するとおもしろくありませんが。

qui

L’homme qui est là-bas est acteur de cinéma.
主語になる関係代名詞quiが使われています。この文をばらすと、

L’homme est acteur de cinéma. あの男性は映画俳優だ。
L’homme(=qui) est là-bas. 男性があそこにいる⇒あそこにいる男性

qui est là-bas が関係代名詞を使って説明している部分です。

この説明部分を取り去ると、

L’homme est acteur de cinéma.
estがメインの動詞です。

que

L’homme que tu vois là-bas est un sosie.
目的語になる関係代名詞queが使われています。この文をばらすと、

L’homme est un sosie. あの男性は瓜二つの人だ。
Tu vois l’homme(=que)là-bas. あなたはそこでその男性を見ている⇒あなたがそこで見ている男性。

que tu vois là-bas が関係代名詞を使って説明している部分です。

説明を取り去ると
L’homme est un sosie.
estがメインの動詞です。

※ sosie ソジー 瓜二つの人
illusion du sosie ソジー[替え玉]錯覚:精神医学用語。知っている人をその人と認識することができず、瓜二つの別人と確信してしまう識別障害。
モリエールの神話喜劇 Amphytrionに登場する下僕Sosieの名前が由来だそうです。

いかがでしたか?

講座では、que の例文として「あそこに家があるけど、あれ、私、去年買ったの」というのが使われていました。

関係代名詞queを学びながら「動詞の直接目的語が過去分詞より前にあるとき、その目的語に過去分詞が性数一致する」というルールも学ぶという久松先生流の合わせ技です。

でも、これを初心者むけにやさしく説明するのが大変そうだったので^^;、もっと簡単な例文に変えました。

関係代名詞って説明すればするほど、難しくなるのですが、要は、その名詞の説明を別の文の形で付け加えているということです。

関係代名詞のある文は2つの文の要素が合体しているので、構造が見抜けないとわけがわからなくなります。

もちろんネイティブはそんな構造なんて考えずに、思いついたまましゃべっているのですが。

文法が嫌いな人も、主語、動詞、目的語ぐらいは考えないと、このへんは難しいと思うのですが、どうでしょうか?

文の構造を見抜くには、まず動詞に注目するといいと思います。たいていの場合、動詞があれば、その動作をやっている人か物、つまり主語があり、その動作が影響を受けている人か物、つまり目的語がありますから。

目的語を探してもなかったら、それは自動詞ということですね。
※他動詞と自動詞についてはこちらを⇒31:L53 複合過去その2

文の構造は9月の最終週に勉強する予定になっています。明日も関係代名詞です。お楽しみに。

※よかったらこちらも読んでね⇒もう迷わない!フランス語の関係代名詞 quiとqueの違い

ラジオ講座関連記事目次はこちらから

ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事の目次~その1(概要)
■1課~47課まで⇒ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事の目次~その2
■48課以降⇒ラジオ講座「まいにちフランス語」関連記事の目次~その3



    • ゆのすけ
    • 2015年 12月 28日

    こんにちは、いつも楽しく読ませて頂いています。

    関係代名詞の勉強をしてこちらの記事を再読していたのですが、
    Le femme que vous cherchez est ici.の例文、La femmeではないでしょうか?
    私の勘違いでしたらすみません!

    質問なのですが、ご存じでしたら教えて下さい。
    Le femme est ici.
    Vous cherchez le femme.と2つにわかれるのは理解できます。
    ただ、動詞(活用されている)が2つ続いているのは、est ici.の主語はla femme ですが、
    Le femme que vous cherchezが大きな主語と考えたらいいのでしょうか?
    すみません、上手く説明できないので、私が言いたいことが伝わらないですよね。。。
    それとも、理屈で考えるのではなく、これはこう言う物だと覚えるべき事なのでしょうか。

      • フランス語愛好家
      • 2015年 12月 29日

      ゆのすけさま

      こんにちは。penです。
      femeは女性名詞なので、la femme が正しいです。
      すみません、タイプミスです。あとで修正しておきます。
      ご指摘ありがとうございます。

      >Le femme que vous cherchezが大きな主語と考えたらいいのでしょうか?

      そうです。関係代名詞のque以降は、単に
      femmeに情報を付け加えているだけなのです。

      だから、

      La femme (que vous cherchez) est ici.
      と考えてください。

      この文章の骨組みは「女性がいます」であり、
      どんな女性かというと、「あなたが探している女性」なのです。

      こんな説明でわかりましたでしょうか?

    • ゆのすけ
    • 2015年 12月 29日

    こんにちは

    質問に答えていただきましてありがとうございます。
    はい、分かりました!
    今までモヤモヤしていたのですが、これでスッキリしました。
    ()と考えればいいんですね。
    今まで誰にも聞けず、多分そうなのかな??と何となくで理解していましたので。

    年末のお忙しいであろう時期にありがとうございました!
    来年もこちらのブログ大変楽しみにしております。

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