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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

歌と訳詞: Savoir Aimer~フローラン・パニー

フラワーアレンジ

君のために歌おう
(アマゾンの画像です)

きょうはフランスを中心にヨーロッパで人気のあるフランスの男性シンガー、フローラン・パニーの曲をご紹介します。「テレビでフランス語」の7月のシャンソンですね。

名前はFlorent Pagny。アマゾンで国内盤の表記を見ると「フローラン・パニー」ですが、本当の発音は「フロオン・パニ」とか「フロホン・パニ」という感じです。フローラン・パニーと言っても通じない気がします。

Savoir Aimer は直訳は「愛することを知ること⇒愛することができること」です。別の言い方をするといかにて愛すればいいのか、歌っています。

では、まず曲を聞いてください。1997年のヒット曲です。


Savoir Aimer

彼は、歌がうまいですね。

では和訳してみます。

歌詞は、下に貼ってある歌詞付き動画の歌詞を参考にしました。きょうはオリジナルの歌詞から繰り返しの部分を引用しました。

Savoir Aimer  
愛することとは

微笑むことができること
通りすがりの見知らぬ女性に
何の痕跡も残さずに
喜びの余韻を除いては
愛することができるとは
見返りを期待しないこと
思いやりも、大きな愛も
愛されたいという望みすらも


Et savoir donner,
donner sans reprendre,
ne rien faire qu’apprendre,
apprendre à aimer…
Aimer sans attendre,
aimer à tout prendre,
Apprendre à sourire,
Rien que pour le geste,
sans vouloir le reste,
et apprendre à vivre…
Et s’en aller…

そして、与えることができるとは
取り戻すことなしに与えること
学ぶことをのぞいては何もしないこと
愛することを学ぶこと
期待せずに愛すること
ただ単に愛すること
微笑むことを学ぶこと
ただ微笑むだけ
ほかのことを望むことなしに
そして生きることを学ぶこと
そして死んでゆくことを★

待つことができるとは
幸せを心ゆくまで味わうこと
間違って私たちのもとにやってきたかのような幸せ
私たちがそれを期待していなかったから
自分が幸福であるということがわかること
鏡を汚す
顔にたくさんできた皺が消えないような
むなしさの恐怖に落ちてしまっても

★~★繰り返し

苦しむことができること
沈黙のなかで、つぶやくこともなく
自分を守るものも、よろいもなく
死にたくなるほど苦しむこと。
そして、起き上がること
まるで灰からよみがえる不死鳥のように
わけてやれるほどたくさんの愛をもって
過去のいっさいをわすれて

★~★繰り返し

夢見ることを学ぶこと
二人のための夢を見ることを
ただ瞳をとじて

そして与えることができるとは
やり直しすることなしに、
いいかげんにすることなしに
とどまることを学ぶこととは
何が起ころうとも
最後までとどまろうとすること

愛することを学ぶこと
そして死んで行くこと
そして死んで行くこと
そして死んで行くこと

※単語メモ
égard 敬意、配慮、思いやり
à tout prendre すべてを考えあわせてみれば、結局
rien que … ただ・・・だけ
par erreur 間違って
se voir 自分の姿を見る;ある状態になる
ancrée 錨をおろす
ride しわ
murmure ささやき、つぶやき
armure 甲冑、よろいかぶと
se relever 起き上がること、立ち直ること
renaît < renaitre 再生する renaître de ses cendresはフェニックスのことを暗示。 フェニックスはエジプト神話の霊鳥で、アラビアの砂漠に住んでいます。500年に1回、自分から火に飛び込み焼かれ、その灰の中から若い姿で再生すると言われています。 revendre 売り払う、転売する avoir qc à revendre わけてやれるほど~を持っている tire un trait sur ~を完全に忘れる rautre 字句を削除する線 demi-mesure 中途半端

単語が難しくて、途中でくじけそうになりましたが、なんとか(無理やり)最後まで訳しました。

この歌の意味をまとめると、愛することができるとは:

見知らぬ人に何の下心もなく、微笑むことができること。そして、相手に何の見返りも期待せず与えること。すると、愛することを学ぶことができます。

愛することで、待つこと、与えること、生きることを学ぶのです。ずっと無心で待っていると、ふっと幸せの時が訪れます。

そのとき、その幸せを味わい尽くしましょう。死ぬ時も、その幸せを忘れないように。

そしてまた、愛することは苦しむことでもあります。苦しみぬいて、死にたくなるほどに。

でも、その苦しみから不死鳥のようによみがえるのです。そして目をとじて二人のための夢を見ます。

与えるときは、はんぱにやってはいけません。とことん与えます。

そしてずっと愛する自分でいます。そこにとどまるのです。愛して、愛して、愛し尽くしたあと、あなたはこの世を去るのです。

・・・こんな感じでしょうか?

よく「愛は死をもって完結する」と言いますが、その前に、いろいろやることがあるのですね。

さて、詩の内容は簡単とは言えませんが、テンポが遅く、歌う練習にはむいています。歌詞つきの動画も貼っておきます。

フローラン・パニーは1961年生まれ。音楽院で学びました。ルックスがいいせいか、最初は俳優として活躍。

26,7歳のころから曲を書くようになり、1990年にMerciというアルバムを出し、これがヒットします。

その後、売れたり、だめだったりいろいろします。ビデオの最後に出てきた赤ちゃんを抱いた女性は、奥さんと自分の子どもです。この奥さんがアルゼンチン出身なので、結婚を機にパタゴニアに引越し、数年後、今度は、マイアミ(フロリダ)に引越しました。今年のはじめに、テレビのシリーズに出演するため、またパリに戻ったようです。

彼はこの奥さんと出会う前は、3年ぐらいバネッサ・パラディと付き合っていました。

パニは、オペラとポピュラーミュージックがクロスオーバーしたようなCDも出しています。また、哲学的な詩が好きなのか、全曲ジャック・ブレルのカバーのCD(Pagny chante Brel)を出してもいますね。

とてもいい声の持ち主だと思います。

日本で、もっと知られてもいいかもしれませんね。でも2005年になるまで、日本ではCDが発売されなかったようです。



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