塗り絵

フランス語を読む練習

世界の子どもぬり絵の日 前編

5月6日は「世界ぬり絵の日」だそうです。日本ではあまり話題になっていないですよね。このぬり絵の日に関する子ども新聞の記事を紹介します。

タイトルは

Coloriage : même les adultes s’y mettent !
ぬり絵:大人でもやっています。

長いので2回にわけますね。きょうは前半の「ぬり絵の日」に関するところです。



Coloriage : même les adultes s’y mettent ! ぬり絵:大人でもやっています。

Aujourd’hui, 6 mai, c’est la 7e Journée mondiale du coloriage. Dans le monde entier, des enfants participent à cet événement solidaire.

Mais le coloriage n’est pas réservé aux plus jeunes : de plus en plus d’adultes s’y mettent pour se détendre.

きょう5月6日は、第7回世界ぬり絵の日です。世界中で子どもたちが関連イベントに参加します。

でも、ぬり絵は子どもたちのものだけではありません。どんどん、大人がぬり絵をやっているんですよ。リラックスできるからなんです。

世界ぬり絵の日:何をするの?
世界ぬり絵の日のイベントは、学校、図書館、本屋、児童センターなどで行われます。

世界中の子どもたちが招かれ、ぬり絵の作品を作ります。

子どもたちに配布するぬり絵を用意することで、SOSヴィラージュドアンファン(SOS Villages d’Enfants)という団体に寄付ができます。親のいない子どもや、難しい状況にある親を持つ子どもを助ける組織です。

今年のぬり絵のテーマは、「世界をめぐる旅」です。

一番素晴らしいぬり絵を決めるコンコール
この日に関連して、5月6日から6月27日まで、同じテーマで大規模なぬり絵コンクールが行われます。

子どもたちは、絵やぬり絵を以下の住所に郵便で、送って参加できます。(住所は略します)

ぬり絵はいいもの
専門家によると、絵を描くのと似ているぬり絵は、手先を動かして、クリエイティブなことをするのにとてもいい活動です。しかも、世界共通の表現方法です。

ぬり絵は想像力や、集中力を高め、気分をリラックスさせてくれます。スポーツや音楽とおなじくらい大切な活動なのですね。

元記事 → www.jde.fr : Tous les articles : Coloriage : même les adultes s'y mettent ! ☆記事が削除されたので、リンクをはずしました(2020/08/10)

続きはこちら⇒世界の子どもぬり絵の日 後編

単語メモ

réserver à ~に割り当てる

se détendre 緊張をとく、リラックスする

centre aéré 児童センター

entourage 輪郭

en signe de qc ~のしるしに

favoriser 助ける

détente 休息、気晴らし、息抜き



関連動画~世界ぬり絵の日

子どもたちにぬり絵に親しんでもらい、なおかつ、イベントの収益で、恵まれない子どもたちに寄付をする、という主旨ですね。

フランス語では Journée mondiale du coloriage(世界ぬり絵の日)ですが、英語では、World Kids Colouring Day(世界の子どものぬり絵の日)となっています。

こんな感じの催しが行われます。

記事には世界中とありますが、参加していない国もありますね。日本は参加していないようです。

ドイツの文具メーカー、ステッドラーが協賛していて、ぬり絵のコンクールを行っています。日本のステッドラーのサイトには情報がありませんでした。

ぬり絵って楽しいですよね。こちらは、わりと最近私がぬった、きいちのぬり絵の復刻版です。

きいちのぬり絵

チェックのワンピースに下駄をあわせてるところがかわいいです。

次回は、ぬり絵の効用について書いてある箇所を読みます。お楽しみに。






ロシュフォールの港『双子姉妹の歌(ロシュフォールの恋人たちより)』~「虎と小鳥のフランス日記」第53話 その4(終)前のページ

この世でもっとも大変な仕事とは?~その1次のページ履歴書

ピックアップ記事

  1. 2023年版、フランス語学習用カレンダーの紹介:テーマは「食」
  2. 『星の王子さま』~お役立ちリンク集

関連記事

  1. 赤いバラ

    フランス語を読む練習

    バレンタインデーに贈るバラが環境によくない理由(前編)

    フランスでは、バレンタインデーに、よく男性が女性にバラをプレゼントしま…

  2. フランス

    フランス語を読む練習

    アカデミー・フランセーズとは その1

    子ども新聞でアカデミー・フランセーズについて読みました。タイト…

  3. ヒマワリ

    フランス語を読む練習

    ゴッホのヒマワリの絵が意味するもの。

    ヴァン・ゴッホにとって、ひまわりの絵は何を意味したのか説明している短い…

  4. 病院の天井

    フランス語を読む練習

    安楽死の合法化の現状。

    安楽死について1分40秒で簡単に説明しているインフォグラフィック動画を…

  5. おばあさん

    フランス語を読む練習

    あるおばあさんの1日 (bref.)

    bref.という、2分ぐらいのコメディの動画シリーズから、Bref. …

  6. 映画の撮影

    フランス語を読む練習

    映画を発明したのは誰?

    リュミエール兄弟がはじめての映画を上映したことを、簡単なフランス語で説…

コメント

    • アン
    • 2014年 5月 10日 12:52am

    こんにちは
    最近、本屋さんで「フランスのぬりえ」っていうお高い本を見つけましたが、絵柄があまり可愛くない・・・
    息子が赤ちゃんの時、エールフランスに乗ったら、星の王子さまのぬりえ本をもらいました。
    もちろん取り上げました。(笑)
    日本では「大人の塗り絵」っていう精密なのが流行っています。
    あ、DELFなんですが、秋に受けようかと思いつつ、受験料の高さにビビっています。対策の作文講座がおもしろいので、勉強だけできたらいいかーって、ちょっと日和見してます・・・

      • フランス語愛好家
      • 2014年 5月 10日 9:41am

      アンさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      フランスでもストレス解消用のぬり絵が出ていると、
      この記事の後半に出てきます。

      エールフランスのおまけ、なかなかいいですね。

      DELF受験料高いと、ちょっとお試し、というわけにはいかないですね。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサーリンク



更新情報をメールで配信中

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

お問い合わせはこちらから

お問い合わせはこちらからどうぞ

封筒
⇒お問い合わせフォームへ


お気軽に^^

☆和文仏訳、仏文和訳の無償サービスは行っておりませんので、ご了承願います。

アーカイブ

PAGE TOP