フランス語の数字をゆっくりチェックしています。
きょうは«5»です。
数字 «5»
5 は cinq です。
読み方は サンク あるいは サンキ
最後のQの音は軽く添える感じ。日本人の私達は、そのあとに極力母音を入れないように気をつけるといいでしょう。
発音はこちら
in は鼻母音。ふつうに発音すれば通じると思います。あとに子音が続くときは、最後の「ク」の音が落ちることがままあります。
■ cinq の語源はラテン語の cinque, quinque
派生語は
cinquante 50
cinquantaine およそ50
cinquième 5番目、5分の1
quinze 15
前回は«4»でした。
«4»はこちら⇒フランス語の数字【第5回】~4(カトル)
映画 『憧れのウェディングベル』
cinq がタイトルに入っている映画をご紹介します。
5 ans de réflexion
前回同様、アメリカ英語のフランス語吹き替え版です。オリジナルはThe Five-Year Engagement(5年間の婚約)。5 ans de réflexion は 5年間の熟考。
予告編のおしまいに、5 ans de réflexion と発音されていますので、聞きとってください。
1年後には結婚するはずだった婚約中の二人ですが、女性の仕事の関係で、結婚がのびのびになる話。いわゆる「長すぎた春」がテーマのロマンチックコメディ。
予告編だけで、映画の内容がだいたいわかりますね。
こちらはオリジナルの予告編。日本語字幕つき。
cinq を使った表現、文章
cinq fois 5倍
le tome cinq 第5巻
les cinq sens 五感(視・聴・嗅・味・触覚)
参考ビデオ
Françoise a cinq ans. フランソワーズは5歳です。
この続きはこちらから⇒フランス語の数字【第7回】~6(シス)
cinq は 5
まだチェックしていませんが、
quinze は 15
cinquante は 50
5の倍数なのに cin- と quin-があってまぎらわしいな、と思っていました。それはquinqueという語源もあるからなのですね。
ちなみに、英語の five はゲルマン語系の古い英語 fif からできた単語。finger(指)や fist(握りこぶし)も同じ系統の言葉です。
指が5本あるからでしょうね。
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