テディベア

フランス語を読む練習

テディベアの誕生秘話:世界中で愛されるぬいぐるみ

子どもから大人まで、世界中で愛されているクマのぬいぐるみ、テディベアがどうやって生まれたのか教えてくれる 1 jour 1 question の動画を紹介します。

タイトルは、Qui a inventé l’ours en peluche ? (テディベアを発明したのは誰?)

テディベア・トランスクリプション

Qui a inventé l’ours en peluche ?

Autrefois animal redouté par les hommes, l’ours est devenu une gentille peluche de chambre d’enfants.

Alors qu’une grande partie des jouets existent depuis l’Antiquité, hochets, poupées, jouets à tirer, l’ours en peluche est récent.

En 1902, lors d’une partie de chasse, le président des États-Unis, Theodore Roosevelt, refuse de tuer un ourson.

Touché par cette histoire, un fabricant de jouets new-yorkais appelle alors un ours en feutrine Teddy, surnom du président.

C’est la naissance de Teddy Bear.

Au même moment, une couturière allemande, Margarete Steiff, fabrique un ourson articulé en laine.

Des deux côtés de l’Atlantique, le succès est énorme !

Mais d’où vient cet amour pour les nounours ?

Si les premiers ours étaient plutôt rigides, ils sont devenus plus mous, plus doux, plus faciles à câliner.

Ils ont aussi évolué et ressemblent de plus en plus à des oursons, encore plus mignons avec un visage rond et de grands yeux tendres.

Objet câlin, sa douceur, apaise et réconforte en cas de gros chagrin ou de petite peur.

Et parfois, les médecins l’utilisent pour expliquer les examens médicaux et rassurer les petits patients.

Tu connais sûrement Winnie l’ourson et Petit Ours Brun.

Comme eux, des ours stars ont envahi les livres et les dessins animés.

Qu’ils soient petits ou grands, neufs ou décousus, jolis ou pas, nos nounours, on les aime pour de vrai !

トランスクリプションの引用元:https://www.1jour1actu.com/culture/qui-a-invente-lours-en-peluche

テディベア・和訳

かつては人間に恐れられていたクマですが、今では子ども部屋の優しいぬいぐるみとなりました。

大半のおもちゃは古代からあります。がらがら、人形、引っ張って遊ぶおもちゃなど。こうしたおもちゃとは異なり、クマのぬいぐるみは比較的最近の発明です。

1902年、アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトが狩猟中に子グマを殺すのを拒みました。

この話に感動したニューヨークの玩具メーカーが、フェルト製のクマを大統領のあだ名である「テディ(Teddy)」と名付けました。これが「テディベア」の誕生です。

同じ時期に、ドイツの仕立て屋のマルガレーテ・シュタイフも、関節が動くウール製の子グマを製作しました。大西洋の両岸で、このぬいぐるみは大ヒットしました。

なぜ私たちはクマのぬいぐるみを愛するのか?

初期のクマのぬいぐるみは硬めでしたが、次第に柔らかく、手触りのいい、抱きしめやすいものへと進化しました。また、どんどん子グマらしくなり、丸い顔や大きな優しい目を持ち、より可愛らしい姿になりました。

愛玩するものとして、その柔らかさは、悲しいときや怖いときに安心感を与えてくれるものです。時には医師が、子どもの患者に医療の検査を説明し、安心させるために使うこともあります。

「くまのプーさん」や「プチ・ウルス・ブラン(Petit Ours Brun)」を知っていますよね。こんなキャラクターのように、クマのスターは本やアニメの世界で活躍しています。

小さくても大きくても、新しくても縫い目がほころびていても、きれいでもそうでなくても、私たちはクマのぬいぐるみを心から愛しているのです!

単語メモ

articulé 連結した、関節のある

mou 柔らかい

décousu 縫い目のほどけた、ほころびた

フランスで受け継がれるテディベアの物語

関連動画として、Artisanat : l’ours en peluche made in France(職人技:メイド・イン・フランスのテディベア)を紹介します。

こちらの動画は外部にリンクを貼れないのでYouTube で見てください。

⇒https://youtu.be/jHkhGEWZ3_A?feature=shared

内容の要約:

フランスでもテディベアは、子どもたちにとって特別な存在です。

初めての友達であり、秘密を打ち明ける相手であり、安心感を与えてくれるぬいぐるみ。クリスマスの贈り物としても長年愛され続けています。

フランス・ブルターニュ地方には、そんなテディベアを手作りする職人たちがいます。

彼らは伝統的な技術を大切にしながら、一つ一つ丁寧に作り上げています。長い歴史を持つこのぬいぐるみ作りの技術を未来へつなげるため、若い世代への継承にも力を入れています。

一方、ロワール=アトランティック地方には、壊れたテディベアを修復する「テディベア・ドクター」がいます。

彼女は、思い出が詰まったクマたちを元の姿に修復して、持ち主に再び喜びを届けるこの仕事に誇りを持っています。

古いぬいぐるみの修理は、ただ直すだけでなく、その歴史や愛情を大切にすることでもあります。

国によってテディベアの特徴は異なります。

フランスのテディベアは丸みを帯びた柔らかいデザインで、より親しみやすい印象を与えます。

テディベアが長年愛され続けているのは、その温かさや安心感が人々の心に深く根付いているからかもしれません。

時代が変わっても、テディベアの魅力は色あせることがありません。

フランスの職人たちは、伝統と愛情を込めてぬいぐるみを作り続け、これからも多くの人に幸せを届けていくでしょう。

■関連記事もどうぞ

かわいいフランス語教えます~その35 おもちゃ 前編

かわいいフランス語教えます~その36 おもちゃ 後編

*****

テディベアが話題の短い動画を紹介しました。

毎日工場でミシンを使い、同じようなことをしていても、作っているものがテディベアだと楽しいでしょうね。






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