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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

『驚異の部屋』パリの剥製ショップ、デロールを訪問。

デロールにて。

毎日フランス語を勉強したい人へ⇒2017年版、フランス語学習用日めくりカレンダーのレビュー。

フランス語の動画教材、「秘密のパリへ連れてって」第6話の受講メモです。

今回のタイトルは、merveilleuse maison “Deyrolle”(驚異の部屋、デロール)。

デロールは、200年近い歴史がある動物の剥製屋さん。昆虫の標本もいっぱあり、店内はまるで博物館みたいな、ユニークな店です。

字幕なしの動画が一般公開されているのでごらんください。2分30秒ぐらいから、デロールの館長さんが、この場所について説明しています。

秘密のパリへ連れてって La merveilleuse maison "Deyrolle"

動画にあるように、デロールというのは、この場所を1831年にこの場所を作った昆虫学者(entomologiste)の名前です。

きょうのメニュー
●3つのキーフレーズ
●プチ文法:
●デロールについて

今回の動画は、デロールの館長によるこの場所の紹介がメインです。日常会話ではなくかしこばった表現が多いので、ちょっと単語が難しいですね。


3つのキーフレーズ

みなさんをお連れします(emmener)

Aujourd’hui, je vous amène(emmène)visiter un des endroits les plus insolites de Paris.
きょうはみなさんをパリの中でももっともユニークな場所にお連れします。

リノさんは、amener という単語を使っていますが、実はこの場合は、emmenerという単語を使うべきである、と解説されていました。

両方ともmener(誘導する、運ぶ)という動詞に接頭詞がついたもので、「連れてくる」という意味ですが、微妙に違いがあります。

詳しくは後述します。

価値を伝える

Deyrolles véhicule des valeurs de protection de biodiversité et de nature.
デロールは、生物と自然を保護することの大切さを伝えています←デロールは生物の多様性と自然を保護する価値を伝えています。

protection de biodiversité 生物の多様性の保護とは、要するにいろいろな生物を生かしておくべきであること。

véhiculer は véhicule からできた動詞で、「運搬する」「伝える」という意味です。

véhicule は英語、vehicleにもなっていますね。

~するために来る

Des milliers de personnes viennent chaque année flâner au sein des pièces de Deyrolle, admirer les animaux que nous avons …

毎年大勢の人が、デロールの標本に囲まれて逍遥し、動物たちを鑑賞し・・・。

venir + 動詞の不定形 で ~するために来る、~しようとやってくる

Elle est venue chercher les enfants.
彼女は子どもたちを迎えに来た。

Viens m’aider.
手伝いに来て。

flâner は 散歩する、館長さん、全体的に硬い表現を使っているので、「逍遥」という言葉を使ってみました。

au sein de ~のただ中に、~に包まれて

きょうのプチ文法:amener と emmener の違い

両方の単語とも、語根は、mener (連れて行く)です。

a- という接頭詞は、動詞について、その行為の方向、目標、目的を表します。またある状態から別の状態への変化も示します。

e/é- は内から外へ、出発点、離脱を表します。

これを踏まえて考えると、emmener は、誰かをどこかに連れて行き、一緒にその行動をする、という点で、amenerと違い、この動画では、emmenerを使うべきである、という説明でした。

amener 連れてくる、ある場所へ連れていく

Elle amène ses enfants à la piscine.
彼女は子どもたちをプールに連れていく。(プールに連れていくだけ)

Il amène son ami à la maison.
彼は友達を家に連れてくる。

解説では、amenerは、目的を表すから、送り届ける役目が強調される。送り届ける人と、送られる人の立場の差が大きい、とのこと。

emmener 連れて行く、一緒に行く

Elle emmène ses enfants au cinéma.
彼は子どもたちを映画に連れていく。(彼女も映画を一緒に見る)

そう言われればそうなのかも、と思いましたが、個人的には、amenerは英語のbringで、emmenerは英語のtakeではないかと思います。

bringは、自分や話題になっているテリトリーへ持っていくこと、takeは自分や、話題になっているテリトリーの外に持っていくことです。

comeとgoの違いと同じです。

たぶんこの理解で大丈夫ではないでしょうか?

いずれにしろ、「ア」と「エ」の違いだけなので、聞き取りは難しそうです。

似たよう単語に、apporter がありますが、これはおみやげなど、物を運ぶ場合につかいます。


『驚異の部屋』デロールについて

デロールはRue du Bac(バック通り)46番地にあります。1階がガーデニングショップで、2階がデロールです。

ここは、高級家具店やアンティークショップが並んでいるハイソな通り。

街中を歩いていて、ふとショーウインドウを見ると、トラやライオンがこっちをじっと見ている、そんな場所がデロール。

『驚異の部屋』というのもうなずけます。

デロールという昆虫学者が、昆虫や昆虫採集グッズを売りだしたのが店の始まりで、その後、動物の標本も扱うようになりました。また出版業もやっています。

学者が作った店なので、博物館のような雰囲気もありますね。

中がよくわかる動画です。

※YouTubeで見る方はこちらから⇒Deyrolle pour Opening Ceremony

ペンギンの剥製もありますね。

動画で語っていたように、剥製にするために動物を殺すのではなく、動物やサーカスと提携していて、自然死してしまった動物の剥製を作っているそうです。

芸術性にこだわっているだけあって、とてもきれいにできていますね。こんなにきれいなまま死ぬのでしょうか。まあ、皮がきれいだったら、きれいに作れそうですが。

デロールは2008年に火事になりほぼ完全に消失してしまいましたが、何人ものアーティストが剥製を作って提供してくれたそうです。

この場所を愛していた人が、それだけたくさんいた、ということですね。

ちなみに剥製は、empaillage です。動画の最初にディノさんが、des animaux empaillés と言っています。

もっと詳しいことを知りたい方はホームページへどうぞ⇒Deyrolle – Taxidermie, entomologie, curiosités naturelles – Deyrolle

こんな本も出ています。

塗り絵もあります。

私は剥製を飾りたいとは全く思わないのですが、動物好きな人は、ほしいと思うかもしれませんね。しかし虫がわかないのでしょうか?

それでは、次回の『秘密のパリへ連れてって』の記事をお楽しみに。







関連記事

  1. ペンさん(*´ω`*)
    お久しぶりです。今回の『驚異の部屋』に出てくるamnerとemmnerのペンさんの解説はわかりやすいです。重きをどこに置いて話しているか、文中には書かれていない出来事(一緒にとる行動)があるかどうかで、使う動詞が変わるんですね。

    丁寧に勉強すればするほど、楽しくなるフランス語ですね。
    モコ

      • フランス語愛好家
      • 2016年 8月 30日

      モコさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      何かのお役にたてばうれしいです。

      語学は奥が深いですね。

      今後ともよろしくお願いいたします。

      pen

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