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映画「フランコフォニア」は第二次世界大戦中、ドイツの占領下のルーブル美術館が舞台

Euronewsから「フランコフォニア」(Francofonia)というフランス映画を紹介している短いニュースを紹介します。映画の舞台は第二次世界大戦中、ドイツの占領下にあったルーブル美術館です。

アレクサンドル・ソクーロフというロシアの映画監督が作った2015年の作品。ソクーロフ監督は1951年シベリア生まれ。ソクーロフは昭和天皇をテーマにした「太陽」(イッセー尾形主演)という作品で日本でも知られている監督です。

それではニュースをどうぞ。1分51秒です。



Francofonia : l’art et la guerre selon Sokourov フランコフォニア:ソクーロフ の描く芸術と戦争

Dans le film d’Alexandre Sokourov, “Francofonia, le Louvre sous l’occupation”, Paris ne représente pas seulement la Farnce et le Louvre n’est pas seulement un musée exceptionnel.

アレクサンドル・ソクーロフ の映画、「フランコフォニア 占領下のルーブル」では、パリは単にフランスを代表するだけにとどまらず、ルーブルもただの素晴らしい美術館ではありません。

Le Louvre est le héros de ce film et, selon l’auteur, un des piliers qui soutient la civilisation.

ルーブル美術館はこの映画のヒーローで、監督によれば、文明を支える柱の1つです。

フィルムはさまざまな人を映し出します。語り手でルーブルのディレクターである、ジャック・ジュジャール、ドイツの将校、フランツ・ウオルフ・マテニッヒ、さらにナポレオンやマリーアントワネットといった、フランスと、フランス革命のシンボルも登場します。

「いったい誰がルーブルのないパリを求めるでしょうか?」アレクサンドル・ソクーロフは問いかけます。ソクーロフは、世界でもっとも美しい街に災難が訪れることは可能で、そこでは言葉は預言のようにひびくと語っています。

ルーブル美術館、フランス、そして文明は再び立ち上がるのです。よい映画です。

スクリプトはこちら⇒Francofonia : l’art et la guerre selon Sokourov | euronews, cinema

☆人名の読み方は間違っているかもしれません。

単語メモ

pilier  柱

malheur  不幸

英語版のニュースはこちら

スクリプトはこちら⇒Alexander Sokourov in his new film asks how the Louvre in Paris survived the war | euronews, Cinema

フランコフォニアの予告編

※YouTubeで見る方はこちらから⇒Francofonia / Francofonia (2015) – Trailer (French)
冒頭のナレーションはたぶん監督で、ロシア語でしゃべっていると思います。映画の中では役者さんはフランス語をしゃべっています。フィクションと実際のドキュメンタリー映像を混ぜてるみたいですね。



ルーブル美術館について

ルーブル美術館はパリにあるとても有名な美術館。フランスについてよく知らない人もルーブルという名前はご存知でしょう。

もともとは要塞として建設したルーブル城(ルーブル宮殿)の大部分がベースになり、その後、何度も増改築して今の美術館になっています。

このお城は歴代のフランス王の居城として使われていたので、ここに集められた作品は、フランス王室のコレクションが中心です。

フランス革命後、王室のコレクションは没収され、1793年に国立美術館となり一般公開されました。

王様や殿様などの為政者はお金や権力があるので、パワーを使って美術品を集める人が多いですね。

ナポレオン1世も美術品を集めていて、征服した国からたくさん美術品を奪って、ここに飾っていました。彼が失脚したあとは、もとの持ち主に返されたそうです。

第二次世界大戦中、ヒトラーは、世界で1番スケールの大きい美術館を作ろうとして、ユダヤ人や占領した国から、組織的に美術品を大量に奪いました。

買ったことになってますが、実際は脅し取ったり、二束三文で買い叩いたので、「強奪した」と言ってさしつかえないでしょう。

そうやって奪った美術品をエルミタージュやルーブルに隠していたそうです。ドイツはエルミタージュは攻撃の的にしましたが、ルーブルは実際には攻撃していません。

ナチがパリに入ってくる前に、フランスは、ルーブルにあった主だった美術品はシャンボール城など、パリ以外の場所に非難させたので、そういうのは奪われなかったはずです。

重すぎて動かせない彫刻とそこまで重要ではない作品は地下に隠したそうなので、ナチスの将校がルーブルに足を踏み入れたときは、ほとんどからっぽだったのではないでしょうか。

映画の予告編を見る限りでは、ドイツの将校が入ってきてから美術品を疎開させたような印象を受けますが。

英語版のニュースによると、この映画は、ずっと生き続ける美術や芸術と、いつかは終わる戦争を対比しているそうです。

日本で公開されるかどうかわかりませんが、美術や歴史が好きな人には興味深い映画ですね。

それでは次回のニュースの記事をお楽しみに。






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