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スティーブ・ジョブズの神話を砕く。ドキュメンタリー映画「Steve Jobs: The Man in the Machine」アメリカで公開(後編)

スティーブ・ジョブズの真実を描いたとされるドキュメンタリー映画、Steve Jobs: The Man in the Machineの公開のニュース、後半です。

監督はアレックス・ギブニーです。



The Man in the Machineのニュース

ニュースはこちら。

今回は47秒から最後まで。

Le film démarre avec la réaction des gens à la mort de Steve Jobs en 2011 et raconte ensuite l’histoire de sa passion et de ce que certains ont appelé son avidité.

映画は、2011年のスティーブ・ジョブズの死に対する世間の反応から始まり、彼の情熱、人によっては「貪欲さ」と呼ぶものをひもといていきます。

Dans le film, on peut voir Bob Belleville, l’ingénieur qui a aidé Jobs a créer le Mac, fondant en larmes quand il décrit le bilan que l’aventure a eu sur son mariage et sur d’autres aspects de sa vie. La fille de Jobs, Lisa Brennan-Jobs dépeint quant à elle un père distant et peu généreux.

映画では、ジョブズがマックコンピューターを作るのに協力したエンジニアのボブ・ベルヴィルは涙ながらに、ジョブズとの仕事が、彼の結婚生活や人生のほかの局面に及ぼしたことを語っています。

ジョブズの娘、リサ・ブレナン・ジョブズは、父親は冷たくて、あまり優しくなかったと語っています。

Le film donne aussi la parole à d’anciens employés d’Apple, et inclue des archives d’interview de Jobs et de son collaborateur Steve Wozniak, mais il n’a pas été approuvé par l’entreprise.

この映画には、アップルの古い従業員の話や、共同創設者であるスティーブ・ウォズニアックとジョブズのインタビューも入っています。しかし、アップル社からは認められていません。

“Apple n’est pas content mais ils ne sont pas contents depuis le début. Je suis allé les voir sur le champ et je leur ai dit “voudriez-vous coopérer ? Et ils m’ont répondu nous n’avons pas les ressources pour vous aider sur ce projet”. Ce qui m’a amusé venant d’une des sociétés les plus puissantes du monde.”

「アップルはこの映画に不満です。最初からそうでした。私はアップルのところまで行って、力してくれませんか、と頼みました。しかし、アップルは、この映画をサポートできるような資料はない、と答えたのです。

世界で最もパワフルな会社なのに、おもしろいと思いましたよ」。

Alex Gibney, le réalisateur espère que les spectacteurs repartiront avec une meilleur compréhension d’Apple et qu’ils percevront mieux la dépendance que Steve Jobs a su créer avec son public.

監督のアレックス・ギブニーは、観客がアップルのことをもっと理解し、スティーブ・ジョブズが一般大衆を上手に利用していたことにもっと気づいてほしいと願っています。

この映画の概要と、予告編は前編の記事をごらんください⇒スティーブ・ジョブズのドキュメンタリー映画「Steve Jobs: The Man in the Machine」アメリカで公開(前編)

単語メモ

démarrer   スタートする

avidité  貪欲さ

décrire  描写する

dépeindre  (言葉、動作で)描写する

la dépendance que Steve Jobs a su créer avec son public.
直訳は、スティーブ・ジョブズが大衆と作ることができた依存関係
つまり、メディアをうまく使い、アップル社製品や自分の熱狂的ファンを作ることができた、ということだと思います。

同じニュースの英語版

スクリプトはこちら⇒“Steve Jobs : The Man in the Machine”, un portrait sans faille du fondateur d’Apple | euronews, cinema



リサ・ブレナン・ジョブズ

スティーブ・ジョブズには息子が1人と娘が3人います。

リサは高校時代からののガールフレンド、クリス・アン・ブレナンとの間に1978年に生まれた子ども(ジョブズの長女)です。

ジョブズは、ブレナンとは正式に結婚せず、リサが生まれたときもすぐには認知しませんでした。

ジョブズはブレナンと1972年に高校で知り合い、そのあと、くっついたり離れたりしていました。

1977年、2人は同棲しており、ブレナンはリサを妊娠。しかしジョブズは自分の子だと認めなかったので(詳しいことは知りませんが)、それが原因でブレナンは彼から離れて、1人でリサを産みました。

リサが生まれたときも、ジョブズはそばにおらず、3日後に友だちに説得されてやってきました。

ジョブズはずっと「自分は父親ではない」と言っており、認知をめぐって裁判沙汰になりました。DNAテストをして、彼が父親の確率は94.1%と出たあとも、「違う」と言っていました。

しかしずっとあとになってから、ジョブズはこのことを反省し、クリスとリサにあやまって、リサを自分の娘だと認めました。

しかし、その後も、母子との関係は絶っていました。

スティーブ・ジョブズが「養子である」ということは有名な話です。実のお母さんは大学生で未婚の母でした。

彼は、アップルで最初に成功した20代のころに、実の両親を探し、彼が生まれたあと、実の両親は正式に結婚したことを知りました。

そしてジョブズの妹にあたる女の子、モナが生まれていることも発見。

その後両親は離婚し、父親は母親とモナを見捨てる形になっていたことも知り、父親には会おうとしませんでした。

モナはカリフォルニア大学バークレー校を出たあと、コロンビア大学でマスターをとり作家、モナ・シンプソンになりました。

このモナという人が、ジョブズにリサの面倒をちゃんとみるように促したらしいです。

また、1991年にジョブズはローリーン・パウエルと結婚しましたが、ローリーンからも、リサの面倒をちゃんとみてあげて、と言われたらしく、リサの苗字をジョブズに変え、当時、10代なかばだったリサを自宅に引き取っています。

リサはハーバード大学を2000年に卒業し、現在は雑誌のライターとして活躍しています。

ローリーン・パウエルとの間にも女の子が2人生まれていますが、ジョブズがもっとも可愛がっていたのは長男のリードだったそうです。

ジョブズは天才でしょうが、一緒に仕事をするのは大変なタイプでしょうね。

彼はメディアを使うのがうまかったですし、若くして亡くなったので、熱狂的なファンが生まれたのは否めません。

それでは次回のニュースの記事をお楽しみに。






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