先日フランス語の翻訳力をつけるには~オススメの勉強法で書いた「金で買える実力」である電子辞書を購入しました。
実はこの電子辞書は私にとって3つめの辞書です。きょうは私がこれまで使った電子辞書を紹介します。電子辞書の世界に入りたい方の参考になれば幸いです。
1台目:キヤノン ワードタンクスーパー IDF-4500
主に英語用として、2002年の発売当時に買いました。字幕翻訳家の戸田奈津子さんが広告に出ていました。
メーカーのページがまだ残っています⇒キヤノン ワードタンクスーパー 定価は4万5千円!だいたいそのぐらいで買ったような気がします。
電子辞書の出始めの時期だったのでしょうか。
辞書が9冊入ってます。広辞苑もよく使っていました。ひじょうに丈夫で9年もちましたが、2011年の夏に液晶が突然映らなくなったので捨てました。
キヤノンの製品は以前デジカメもかなり長々と使っていましたが、こわれにくいような気がします。
1台目の電子辞書について書いている私の古い日記をご紹介します。
9年前に書いた日記ですが、基本的に、電子辞書に関しては今も同じことを感じています。
電子辞書の便利なところ
2004年4月24日
電子辞書が便利だなと思うのは、これ一つに複数の辞書が入っていること(当たり前か)。
私の辞書は、キヤノンのIDF-4500という機種だが、岩波の広辞苑、学研の漢字源、大修館書店のジーニアス英和、ジーニアス和英、英語類語辞典、オックスフォードのAdvanced Learner’s Dictionaryなどが入っている。
一つの単語を調べた直後に、ほかの辞書で同じ単語を調べることができる。またワイルドカード検索ができるので、クロスワードパズルを解くときにも重宝。
不便だと思うのは、いちいちキーをぴっぴっぴっと押して、画面を送って見なければならないこと。また私の辞書は学習用なので、頻度の少ない英単語はのっておらず、たまに英語の電子辞書(あるのかどうか知らないが)がほしいと思うこともある。
電子辞書を買うとき、インターネットでいろいろな機種を見比べてみた。学生用の電子辞書があり、国語辞典、漢和辞典、英和辞典、古語辞典などがいっしょになっていたり、参考書が入っていた。
今の中学生や高校生はこれらの辞書は持たず、電子辞書一つをカバンに入れて登校しているのであろうか。私が高校生のときは、毎日ぶあつい辞書を2冊は入れ、特大の玉子焼きのようにふくらんだ学生カバンを持って登校していた。
とはいえ電子辞書はけっこう高いから皆がみな持ち歩けるというものでもないだろう。それに本当に学習したいなら、紙の辞書のほうが勉強になる。
英単語に限っていえば、一つの単語をひいたあと、ざっとその周辺にある単語にも目を走らせ、派生語をチェックするのとしないのとでは語彙の習得に大きな差が出てくる。辞書は調べるものであると同時に読むものでもあるだろう。
2台目:セイコーインスツルメンツ SII 電子辞書 ビジネスモデル SR-G7000M コンパクトモデル
1台目がこわれたのしぶしぶ買った新しい英語モデルです。安いのでよかったので、自分の条件にあうもので、最新型ではないものを選びました。
↓これを17,600円で買いました。
これは手のひらサイズで小さいです。バックライトもついてないです。電池は充電するタイプ。でも英語の辞書はいっぱい入っています。色は黒。
セイコーの辞書とカシオエクスワードを並べてみました。ともに見た目はスタイリッシュだと思います。黒いほうは、ちょっとマットなつや消しみたいなテクスチャーで、よく言えば黒檀みたいといえるかも?
3台目 カシオエクスワード XD-N7200
3台目が今回かったカシオエクスワード XD-N7200です⇒カシオEX-word 電子辞書 フランス語モデル XD-N7200
これね
まだ、使い込んでいないので、レビューはまた別の機会に書きますが白い色がなかなかおしゃれな辞書です。
大きさはこんな感じ。文庫本と同じぐらいです。
Ex-wordの画面はけっこう大きいのですが、それでも前置詞など、定義がいっぱいあるものは紙の辞書をひくことになります。それに私は紙辞書をひくのに慣れており、ついついプチ・ロワイヤルを先にひいてしまいます。
ただ、今まで和仏辞典を持っていなかったので、この辞書に「プチ・ロワイヤル和仏辞典」が入っているのはよかったです。それから百科事典や世界史や日本の歴史の辞典も入っており、ブログを書く時重宝しそうです。
それからなぜか2011年度のNHKのラジオ英会話の放送がまるっと入っています。遠山顕先生の番組です。そういえば、大昔、聞いたことがあります。なかなか楽しいので気分転換に聞いてます。フランス語の番組を入れておいてくれたほうがよかったとも思いますが。
知らないあいだに電子辞書は進化していて、Ex-wordはタッチパネルになっています。気が短い私には便利です。ふつうの人はタッチペンを使うのでしょうが、私は親指の側面を使っています。
次回は2台目の電子辞書について書いた日記をご紹介します。
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