プラスチック汚染

時事ニュース

プラスチック汚染の現状

2023年の5月29日から6月2日まで、パリのユネスコ本部で、プラスチックの使用に関する国際条約を作る目的で、175カ国の代表と市民社会の代表が集まって話し合いが行われました。

これを受けて、TV5Monde が制作したインフォグラフィックス動画を紹介します。

プラスチック汚染の現状を1分40秒で説明しているもので、タイトルは、Le fléau du plastique : production en hausse, conséquences mondiales et actions à entreprendre. (プラスチックの惨状:増える生産量、世界的な影響、取るべき行動)



Le fléau du plastique

1分40秒。フランス語の字幕あり。

トランスクリプション

La production de plastique a presque doublé en l’espace de 20 ans.

Elle est passée de 156 millions de tonnes en 2000 à 353 millions en 2019.

Un chiffre qui devrait tripler d’ici 2060.

États-Unis, Inde, Chine : ils sont les grands producteurs de déchets plastiques.

Dans l’air, le sol, au sommet des montagnes, dans les lacs et jusque dans les océans, le plastique est partout.

Dans le Pacifique, il est à l’origine du septième continent, un amas de déchets flottants, un vortex de plastique grand comme trois fois la France.

Un humain ingère sans s’en rendre compte, en moyenne, cinq grammes de plastique par semaine.

C’est l’équivalent d’une carte de crédit.

Toute la chaîne alimentaire est touchée par cette pollution : baleines, tortues, oiseaux, végétaux.

Face à cette invasion, deux solutions sont mises sur la table.

Les pays producteurs de plastique militent pour le recyclage.

D’autres veulent faire marche arrière et réduire la production.

La France, elle, s’est fixée jusqu’à 2040 pour arrêter la mise sur le marché d’emballages plastiques à usage unique.

Elle avait déjà interdit la vente de pailles en plastique et de couverts jetables en 2021.

Une première étape insuffisante pour remédier à une pollution majeure qui doit être prise à bras-le-corps par l’ensemble de la planète.

C’est justement l’objet de négociations internationales.

Commencées en 2022, elles se termineront en 2024 et devraient aboutir à un traité contraignant sur l’usage du plastique.

プラスチック問題・和訳

プラスチックの生産量は20年のあいだにほぼ倍になりました。

2000年には1億5600万トンでしたが、2019年には3億5300万トンへ。

この数字は、2060年までに3倍になるとみなされています。

アメリカ合衆国、インド、中国が、プラスチック廃棄物のおもな生産国です。

空気中、地面、山の上、湖、そして海洋まで、プラスチックはいたるところにあります。

太平洋では、プラスチックは第7の大陸です。浮かんでいるゴミが堆積し、フランスの3倍の大きさのプラスチックが渦を巻いています。

1人の人間が、知らないうちに、平均して1週間に5グラムのプラスチックを摂取しています。

これはクレジットカード1枚分に相当します。

食物連鎖のすべてが、この汚染の影響を受けています。クジラ、カメ、鳥、植物。

この侵略に直面し、2つの解決策が提示されています。

プラスチックを生産している国は、リサイクルを推し進めています。

ほかの国は、昔に戻り、(プラスチックの)生産を減らそうとしています。

フランスは2040年を、商業施設での使い捨てプラスチック包装をやめる期限としました。

すでに2021年にプラスチック製の使い捨てストローとカトラリーの販売を禁止しています。

地球全体で全力で取り組むべきこの大規模な汚染を解決するには、不十分な最初の一歩でした。

これこそが、国際交渉の目的です。

この交渉は2022年に始まり、2024年に終了します。プラスチックの使用に関して拘束力のある条約をもたらすことになるでしょう。

単語メモ

amas (雑多な)集まり、堆積

vortex 渦

militer (党、組合などで)活動する、運動する、闘う

ingérer 口から摂取する

faire marche arrière (車などが)バックする、後進する

à bras-le-corps 問題解決に全力で取り組んで



プラスチック汚染・関連動画

■175 États réunis à Paris contre la pollution plastique (プラスチック汚染と闘うために175の政府がパリに集結)

1分

■C’est quoi, le 8e continent ? – 1 jour, 1 question(8番目の大陸って何?)

1分40秒。

世界の六大陸は大きい順に、ユーラシア、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、南極、オーストラリア大陸です。

だから、通常、プラスチックのゴミが作っている大陸は「7番目の大陸」と呼ばれますが、この動画では、北太平洋のもの(最初に発見された)と、もう一つ、太平洋の北東にあるものも入れて、8番目の大陸としていると思われます。

■Le plus grand vortex de déchets(もっとも大きな廃棄物の渦)

2分

この動画は5年前に制作されたので、今は、もっとゴミが増えているはずです。

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プラスチックを使わないゼロ・ウエイスト生活(前編)

プラスチックを使わないゼロ・ウエイスト生活(後編)

******

1週間に5グラムもプラスチックを食べているなんて怖いですね。

必要のないところ(プラスチックじゃなくても大丈夫な場合)ではプラスチックを使わないようにするしかないですね。

すべてのゴミは海に流れつきますから。






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コメント

  • コメント (2)

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    • HAYATO
    • 2023年 6月 06日 8:23am

    いつもフランス語の楽しくも為になる情報をありがとうございます。今回のプラスティックの「大陸」の話は全く知りませんでした。フランス語と共に勉強になりました。これからも楽しみにしています。

      • pen(フランス語愛好家)
      • 2023年 6月 07日 12:52am

      HAYATOさん

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      記事が何かの役にたってよかったです。
      私の記事を楽しみにしている人がいるとは!
      びっくりです。とてもうれしいです。これからもよろしくお願いします。

      pen

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