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日本人がフランス語を学ぶときに「つまずきやすい」ところ

フランス語の独学を初めて正味2年8ヶ月。ここ1年半は「フランス語脳プロジェクト」というネットの講座を開始し、学習ブログを書いています。

まだまだ修行中の身の上ですが、きょうはフランス語の学習初期段階で、たいていの人がめんくらうであろうことと、その解決策を学習者の視点で考えてみました。



フランス語でつまづきやすいところ5点

1.そもそもの思い込み
2.フランス語を読むこと
3.名詞の性別
4.発音
5.動詞の活用

あなたにも思い当たる項目はありますか?

では1つずつ見ていきます。

1.そもそもの思い込み

なぜかフランス語をやる前から難しいと思っている人が多いです。どこの国の言葉でも外国語の習得はそれなりに時間がかかるもの。また精度をあげていこうとすれば終わりのないものです。

でも、それはフランス語だけではありません。

フランス語の場合、アルファベット26文字といくつかのアクサン(文字上下に付ける綴り字記号)があるだけ。日本語はひらがな、カタカナ、漢字があります。

ひらがな、カタカナはともかく、漢字はいったいいくつ覚えればいいの?終わりがないよ的雰囲気ありありです。でも私達はふつうに使ってます。

フランス語より難しいかもしれない日本語を自然に使えているのだから、慣れれば大丈夫なのです。

2.フランス語の読み

フランス語は読まない字が多いです。

「どうもありがとう。」はフランス語で

Merci beaucoup !

メルシーボクー のボクーの文字の多さよ。

このボクーのように、たいてい単語の最後の子音は読みません。

たとえば、beaucoupのpの字は読んでいませんよね。

その他の単語でも、二つや三つの文字の塊で一つの音を発することになっていたりします。

最初は誰でもどうやって読んでいいのかさっぱり検討がつきません。

でも、ある程度つづりと音に規則的なルールがあるのです。

eau お
ou う

みたいに。

だからそのルールを覚えてしまえばいいのです。それもいきなり覚えるのではなく、単語が出てきたら、ひとつずつ確認しているうちに、だんだんルールが頭に入ります。

私のようにブログに書くのもいい方法だと思います。

3.名詞の性別

フランス語の名詞には男性と女性の区別があります。

この性別の区別は名詞にかかわるすべての品詞に影響を与えます。たとえば、冠詞、形容詞、代名詞、動詞。

ってことは名詞の性別をみんなひとつひとつ覚えなきゃいけないのぉ・・・と青ざめます。

コツをお教えしましょう。冠詞とセットで覚えてみるのです。名詞の形でおおまかに区別できるものもあります。

また、ほかの品詞も影響を受けて形が変わるということは、文章を見た時、それだけいろいろな手がかかりがあるということにほかなりません。

最初にすべての名詞の性別を完璧に覚えなきゃ、などと思わず、文章の中で名詞の性別をとらえ、頭に入れていけばよいと肩の力を抜いて考えてみてはいかがでしょうか。

4.発音

発音が難しいという声もよく聞きます。有名なのが、のどをならすR。そして日本語にない母音がいっぱい。一年のうち半分は花粉症だから鼻母音が鼻に抜けない・・・などなど発音の悩みはつきません。

確かに発音は難しいのですが、外国人としてフランス語を通じさせるぐらいの発音なら、練習で何とかなります。みんな真似をして上手になっています。

一日10分の練習を毎日やるか、毎日が難しいなら一日30分を週に4回ほどやってみると、一ヶ月ぐらいで大きな違いが出てきます。

また、完璧な発音を目指し過ぎて、前に進めなくなるのも問題です。いかに早く相手の話に反応するか、どんなことを話すのかという点も会話を続けるうえで、大事なポイントです。



5.動詞の活用

フランス語は過去の時制がたくさんあります。

単純過去
半過去
複合過去

前過去
大過去

どんだけ過去のある人なの、と思ってしまいます。

おまけにこれに「法」と呼ばれる「気持ちの持ちよう」みたいなものをかけあわせると、さらに言い回しのパターンが増えます。

確かに活用をきっちりと覚えるのは大変です。私も毎日ノートに小学生みたいに書いてます。

でも、ここにも規則性があるのです

規則があるということは、なにもない雲をつかむような世界ではないということです。

フランス語はすべての動詞の活用を一冊の本に集められるほど整ってしまっているのです。

一日動詞を一つ、それもお手本を見ながら書いているだけで、別のところで動詞を見たときに、「あ、この活用は、あれだ」と反応できるようになってきます。

以上の5つの点が代表的な「フランス語学習でつまずきやすいところ」と言えるでしょう。私自身も攻略中の身です。でも毎日少しずつわかることが増えてきて楽しいです。

難しそうなフランス語もこうやって分析してみると、恐れるに足りません。

単語を覚えるのも、動詞の活用を覚えるのも、始めは途方もない海に一人でボートを漕ぎだすようなもの。少しは進んだと思ったら、戻ったり、横にそれてしまったり・・・。

でもどんなことも途中から加速がつくので大丈夫です。ボートを漕ぐとき、いろんな工夫を自分でするのも楽しいものです。

フランス語にちょっぴりつまづいているあなた、あきらめないで一緒にがんばりましょう。






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コメント

  1. いま6位でした~。

    私が難しいと思うのは、基本的な単語がなかなか覚えられないところですね。
    英語だとパッと出てくる単語でもフランス語は全然知らなかったりする。
    英語でさえしゃべれないのに、フランス語がしゃべれるようになるのは
    いったいいつの日か・・・と気が遠くなります。

    文法や活用は、最初からほぼ諦め気味(^o^;)

      • フランス語愛好家
      • 2013年 3月 11日

      姫様、こんにちは。
      コメント+応援ありがとうございます。
      ああ、単語・・・そういえばありましたね。
      全く、思いついていませんでした。
      まあ、でも英語とフランス語じゃ、やってる年数全然違いますしね。
      それに英語は音から入らなかったし・・・
      しゃべりはやっぱり音読と瞬間仏作文が効くのではないでしょうか?

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