私はカナダの英語圏に住んでいます。
15分後に、教材制作チームの海外グループの第1回翻訳会議に参加するので、歌詞をチェックしているところです。
今回は、この翻訳会議について思うところを書きます。
時差があるんですけど
翻訳会議はスカイプを利用します。
すでに何度もミーティングをしているグループもあるようです。が、我が海外グループはそれぞれが違う時間帯に住んでいることもあり、今回が初のミーティング。
本日のミーティングは日本時間の4月21日の午後9時開始。
私の場合、朝の6時です。
たまたまきょうはイースター・マンデーで祝日のため、家族はまだ寝ています。でもふだんですと、6時台は朝食を用意したり、弁当作ったりと忙しいのですね。
実は別の件で、2週間ぐらい前にあったスカイプミーティングにも出席しました。そちらは平日の日本時間、午後8時開始。つまり朝の5時です。このときは、会議が始まってすぐ、自分の言いたいことを、ひそひそ声で発言し、あとはミュートボタンを押したまま放置してました。
私の住んでいるところは、今デイライトセイビングタイムですから、日本より15時間遅れ。フランスからは8時間遅れています。
こっちが夜の8時のとき、日本は朝の11時、フランスは朝の4時。こんな時間にはふつうスカイプなんてしませんよね。
そんなわけで、これまではスカイプ・ミーティングにはろくに出席していませんでした。でも、今回はサブ・リーダーですからね。出なきゃ話になりません。
私はふだん朝の4時には起きているので、5時や6時にスカイプすることは問題ではありません。ただ、早朝パソコンにむかってしゃべっているとうるさいらしくて、家族から文句が出ます。
そりゃそうでしょう。なるべくひそひそとしゃべっていますけど、同じフロアなので聞こえてしまうのです。私、自分の部屋というものを持っておらず、居間にパソコンを置いています。
それでなくても、ふだん4時からタイプをパタパタ打っているので、迷惑がられています。いつも早朝にブログを更新していますから。
最近、スカイプまで始めてしまって、風当たりの強いこと。でも早朝以外に時間を捻出するのが難しく、悩ましいところです。
やっぱりその場にいたいから
先生が主催されるスカイプ・ミーティングは、後日、録音が配布されます。
だから、無理して出なくてもいいのですが、最近、「その場にいることと、あとで録音を聞くことには大きな差がある」、と思うようになりました。それは当事者と傍観者の違いです。
このような問題があると、海外に住んでいると不利だなあと思います。また、日本にいれば、リアルのオフ会やミーティングに出席できますけど、私はできません。
コミュニティ活動を始めてから、もう一つ感じることがあります。「日本にいる人は、海外組が違う時間帯で生活しているという発想が全く出てこない」、ということです。
何でも日本時間で進んで行くんです。でも、これはべつに批判しているわけではありません。当然のことですから。自分が逆の立場に入れば、同じ発想になっているはずです。どんなことでも当事者にならないと、ピンと来ませんよね。
「人間は当事者にならない限り、人の立場で考えることなんてできないものだ」と日々、実感しています。
こんな視点を持てるのは、海外に住んでいるからこそでしょうね。そういう意味では海外に住んでいてよかったとも言えます。
現実問題として、自分が海外にいるという状況は変えられません。
「弱みは強みに変わる」、そう信じて前に進みます。
Penさん、こんにちは!
「日本にいる人は、海外組が違う時間帯で生活しているという発想が全く出てこない」という言葉、私は逆の立場でまったくその通りでした。
私は在仏で今スカイプ講座を受講中ですが「日本時間での受講です」と書かれていたにも関わらず、途中でサマータイムに入るのをすっかり忘れていて、時間の調整ができず先生に時間を変更していただいたくらいです。
何事も自分とその世界を中心に考えてしまう、という癖を認識した出来事でした。
ユッキッキさん、こんにちは。
ああ、スカイプの時間ね。ミスしがちなんですよね。
サマータイムがあると尚更ですね。
まあ、ごくふつうにしてると、自分が世界の中心になってしまうんですよね。せめて、相手にも立場がある、ということを考えられるようになりたいと思っています。