先日、パリの猫カフェや、東京のヤギカフェをご紹介しましたが、きょうは東京のカフェ・アーチストのニュースを見ました。
このアーチストは、エスプレッソの泡で立体的なものを作ります。専用のポータブルエスプレッソマシーンをトランクに入れて、依頼があれば、その店に出向き、エスプレッソを作るという、ユニークなビジネスをされています。
東京のカフェ・アーチスト
では、まずニュースをごらん下さい。
とてもおしゃれな方ですね。
スクリプトと和訳
Pour celles et ceux qui en auraient assez de leur petit crème du matin plat et sans relief direction Tokyo à la découverte d’une nouvelle discipline, le café en 3D.
Grâce à la mousse, Kohei Matsuno réalise de petites figurines, une course contre la montre. Son travail doit être exécuté en cinq minutes maximum.
«La mousse peut se décomposer, il devient alors impossible de dessiner des petits détails. On ne peut pas défier la gravite.»
Il n’est pas le seul à proposer cet art éphémère mais il est le seul assure-t-il à pouvoir le faire n’importe où, car il emporte toujours avec lui sa machine à expresso et réalise des figurines à la demande.
«Il y a des championnats du monde où des candidats dessinent des cœurs ou des feuilles, mais s’il existait une version 3D, j’aimerais participer et gagner. J’espère que quelqu’un crée sur cette discipline. »
Le journaliste et tasse doué voyait plutôt.
朝の一杯にクリームを浮かべているけど、それが盛り上がっていない人たちにニュースです。東京では3Dのコーヒーという新しいメニューが生まれました。
泡を使って、コウヘイ・マツモト氏は小さな形を作ります。泡との競争です。長くても5分以内に作らなくてはなりません。
「泡がはじけてくるので、細かい模様は作れないです。重力には逆らえませんね。」
このはかない芸術を披露するのは彼だけではありません。しかし、どこででも作ることができるのは、彼だけだと言います。というのもマツモト氏はいつも自分のエスプレッソマシーンを持ち歩き、注文されれば、その形を作ることができるからです。
「ハートや、葉っぱを描く世界選手権はあります。もし、3Dのコンクールがあったら、出場して優勝したいですね。誰か作って開催してくれるといいです。」
ジャーナリストでカフェのアーチストはとても期待しています。
※元記事は削除されたのでリンクをはずしました。
※マツモト氏の声はスクリプトがなかったので、自分でディクテしてみました。間違っているかもしれません。
単語メモ
sans relief relief は「盛り上がり」なので、上記のように訳してみましたが、今ひとつ自信はありません。このカフェアートにひっかけた、言葉を選んだのだと思います。
discipline (スポーツの)種目
course 競技
défier 挑戦する
お客さんの犬や猫の顔を作っていますね。やっぱり動物の注文が多いのでしょうか?
それにしても、ニュースにもあるように、ずいぶんはかない芸術です。飲んだら消えてしまいます。材料費はそんなにかからないでしょうけどね。
作品の出来、不出来は本人のみぞ知る、という気がします。
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