1月にお酒を飲まないチャレンジをするDry Januaryに取り組む人が年々増えています。
もともとイギリスで始まったキャンペーンですが、フランスでも広がっています。
実際に、やっている人のニュースを紹介します。
タイトルは、mois sans alcool, un pari gagnant ? (アルコールなしの1ヶ月、勝てる賭け?)
mois sans alcool
2分13秒。
2021年1月のニュースです。
トランスクリプション
Les Français en consomment presque 12 litres par an et pourtant, l’alcool tue chaque année plus de 40 000 personnes.
Au mois de janvier, certains, comme Rémy Domrane choisissent de s’en passer. Depuis le dernier confinement, il avait pris l’habitude de finir ses journées de télétravail par une bière ou un verre de vin.
Oui, il y avait toujours une petite excuse : « bon ben là c’était lundi soir, donc la journée a été dure ; ah cool c’est jeudi, c’est bientôt la fin de semaine, ça remplace les afterworks * ; mercredi la réunion a été compliquée avec mon directeur, on prend un petit verre… ». Enfin voilà, tous les jours il y avait un petit truc à rationaliser.
Depuis le 1er janvier, il a choisi de remplacer les verres d’alcool par du thé glacé.
Ça aidait à mieux dormir, ça aidait à se sentir plus reposé, plus frais, bon, sinon le problème sur le long terme, et aussi pour voir si je pouvais le faire.
Une opération soutenue par les associations de prévention en alcoologie.
Un mois sans alcool, ça donne des bénéfices immédiats, c’est-à-dire qu’on se sent mieux, on dort mieux, on est plus concentré, on a aussi la peau qui redevient lisse, tendue, enfin donc, il y a des bénéfices immédiats.
Et ce défi permet de modifier les comportements sur le long terme.
Une étude menée au Royaume-Uni le montre : plusieurs mois après l’expérience, le nombre de jours de consommation d’alcool passe de 4,3 à 3,3 par semaine. Cette diététicienne a déjà expérimenté le mois sans alcool l’année dernière.
C’était compliqué, quand on sortait avec les amis, les copains, mais après on s’habitue petit à petit à se dire « ben non, je vais prendre un cocktail sans alcool ». Et après on se rend compte qu’en fait ce qui est agréable, c’est d’être avec ses copains, de parler, de rire avec ses copains, c’est pas forcément de boire avec ses copains.
Comme l’an dernier, avec une collègue, elle va créer chaque jour une illustration et donner sur les réseaux sociaux des conseils pour ne pas craquer.
C’est donner des idées de boissons, comment faire, quoi faire, comment refuser aussi quand on se dit « mais allez, prends quand même un verre ». Des petites astuces comme ça.
En 2019, près d’un quart des Français dépassaient les recommandations de consommation d’alcool.
☆トランスクリプションの引用元⇒7 jours sur la planète – Enseigner le français langue étrangère (FLE) avec l'actualité – Fiches pédagogiques gratuites
アルコールなしの一ヶ月:和訳
フランス人は、年間12リットル近くのアルコールを消費していますが、毎年、4万人以上の人が、アルコールのせいで亡くなっています。
1月、ある人たちは、レミ・ドムランヌのように、アルコールなしで過ごす選択をします。
去年のステイホーム(confinement)以来、彼は、テレワークをした1日を、ビールやワインを飲んで終えるのが習慣になっていました。
– ええ、いつもお酒を飲む言い訳があったんです。月曜の夕方だ。きょうは大変だったから、ああ、木曜だ、もうすぐ週末だから、これはアフターファイブのお酒代わりだ、水曜は、上司との会議が大変だったから、ちょっと飲もうか、というふうに。
結局、毎日、飲むことを正当化していました。
1月1日から、彼は、お酒の代わりにアイスティーを飲んでいます。
– よく眠れるようになりました。疲れがよく取れるし、リフレッシュできます。長期的な問題でないとしても、自分が達成できるかどうか知りたいのもあります。
これは、アルコールの問題を防止する協会によって、サポートされているキャンペーンです。
– 1ヶ月アルコールなしですごすと、すぐにいい効果が現れますよ。つまり、より気分がよくなり、より眠れるようになり、より集中できます。
肌にもなめらかさや張りが戻りますし、すぐに効果があります。
このチャレンジをすると、長期的に行動を変えることができます。
イギリスで行われた研究によると、実験から数カ月後に、飲酒する日数が、集に4.3日から3.3日に減少しています。
この管理栄養士は、すでに昨年、アルコールなしで1ヶ月過ごしてみました。
– 友人と出かけるときは、困ったりもしましたが、だんだん、「じゃあ、私は、アルコール抜きのカクテルを飲むわ」と言うことに慣れていきました。
そして、楽しいのは、友人と一緒に話したり、笑ったりすることであり、必ずしも友人とお酒を飲むことではないんだと気づきました。
昨年同様、彼女は、同僚と一緒に、毎日、イラストを作成し、ソーシャルメディアで、挫折しない方法を発信します。
– 飲み方に関することです。どうすべきか、何をすべきか、「まあ、いいじゃない、1杯飲もうよ」と言われたとき、どうやって、断るかといったことについて、ちょっとしたコツを伝えていきます。
2019年、フランス人の4分の1近くの人が、政府が推奨する飲酒の量を越えています。
単語メモ
se passer de qc/qn ~なしで済ます、をやめる
prendre l’habitude de ~の習慣がつく
afterworks 仕事のあと同僚とお酒を飲むこと
rationaliser ~を正当化する
craquer 挫折する、失敗する
ドライ・ジャニュアリー・関連動画
Dry January : comment passer un mois sans boire d’alcool(ドライ・ジャニュアリー:飲酒せず、どうやって一ヶ月過ごすか)
この人は、1ヶ月の禁煙に成功したことがあるので、飲酒を1ヶ月しないのもできると思う、と言っています。
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フランスの人は、12月に半端なく、飲んだり食べたりしますから、1月に禁酒するのは胃腸を休めるためにもとてもいいことですね。
甘いアイスティーを飲むより、紅茶かハーブティを飲んだほうがいいと思いますが、いきなりハードルをあげると失敗するから、アイスティーあたりがいいのかもしれません。
きょう紹介したニュースは、去年、2021年のニュースですが、再度クリップを見ながら、「もう1年、たってしまったんだ」と驚いています。
1年たつのがこんなに早いので、1ヶ月なんてあっという間でしょう。
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