HARIBOのグミ(ゴールドペア)

時事ニュース

ドイツのお菓子会社、ハリボー創立100周年。

HARIBO(ハリボー)というドイツのお菓子メーカーは、今年、創立100周年です。

このニュースを伝える3分の動画を紹介します。

タイトルは、Confiserie : la marque Haribo fête ses 100 ans(キャンディー:ハリボーブランド、100周年を祝う)

ハリボーは世界ではじめてグミを開発した会社で、現在もグミの売上は世界一です。

ハリボー100周年

2分13秒

トランスクリプション

Un siècle de gourmandise pour des générations d’enfants, petits et grands. Du sucre sous toutes les formes, 100 millions d’oursons, par exemple, engloutis chaque jour dans plus de 100 pays à travers le monde.

Comment la petite confiserie, créée en 1920 par un dénommé Hans Riegel à Bonn est devenu Haribo, un fleuron économique, une fierté pour de nombreux Allemands ?

Ah ! C’est des souvenirs d’enfance, j’en mange moins maintenant.

C’est plein de sucre mais ça m’est égal, je fais du sport après.

Moi, je préfère les originaux, je reste fidèle aux classiques.

Les petits ours en gélatine, c’est le premier coup de génie d’Hans Riegel.

À l’époque, il s’inspire des foires très populaires de l’entre-deux-guerres où l’on fait danser des ours. Des bonbons très vite livrés dans toute l’Allemagne.

Mais selon cette spécialiste, si la marque a vraiment explosé, c’est grâce à une prouesse marketing, un slogan qui n’a presque jamais changé.

« Haribo, c’est beau la vie, pour les grands et les petits. »

Dès les années 1930, est né le slogan : « Haribo rend heureux » , mais c’est ensuite le fils du fondateur qui a ajouté « pour les grands et les petits » et ça a été un coup de maître. Car d’un seul coup, le groupe cible s’est énormément élargi.

En 1967, la marque débarque en France et invente ces petites fraises. Encore aujourd’hui, dans toute la gamme, c’est le bonbon préféré des Français.

L’entreprise, toujours dirigée par la même famille, est devenue un géant. 7 000 employés dans le monde, au moins 2 milliards de chiffres d’affaires.

Mais à 100 ans, la marque fait face, aujourd’hui, à un défi existentiel, selon cet expert, sans doute le plus grand de son histoire.

Les temps ont changé. Maintenant, il y a des nouveaux produits, comme des petits ours végans, des bonbons avec moins de sucre.

On ne peut pas ignorer complètement ces tendances. Mais Haribo reste convaincu que le vrai sucre est bon. Ils sont très conservateurs.

Résultat : les ventes sont en berne, l’entreprise vient même d’annoncer la fermeture de cette usine, dans l’est de l’Allemagne.

Un anniversaire au goût un peu moins sucré, la marque promet de lancer de nouveaux bonbons, plus diététiques, dans les prochains mois.

☆トランスクリプションの引用元⇒Actualité mondiale ☆7 jours sur la planèteの練習問題は2週間ごとに入れ替わるので、トップにリンクしています。

ハリボー、和訳

大きな人から小さな人まで、子どもたちのための甘いものが登場して1世紀たちました。

あらゆる形の甘いキャンディー、たとえば、世界の100カ国以上で、100万のベアが毎日、口の中に消えています。

1920年に、ボンで、ハンス・リゲルという人によって作られた小さなお菓子メーカーは、ハリボとなり、いかにして、たくさんのドイツ人が誇りに思う、経済的な花形となったのでしょうか?

ああ、子供のころを思い出します。いまは、そんなに食べていませんが。

すごく甘いけど、気にしません。あとでスポーツをするから。

私は、オリジナルの製品が好きです。定番の製品を食べ続けています。

ゼラチンの小さな熊は、ハンス・リゲルの最初の天才的なひらめきでした。当時、2つの世界大戦の合間に、とても人気のあった市から彼はアイデアを得ました。その市では、熊がダンスをしていたのです。

キャンディーはすぐにドイツ中に行き渡りました。しかし、この専門家によると、このメーカーが大成功したのは、マーケティングの手柄であり、ほとんどずっと変わらないスローガンのおかげです。

「ハリボー、それはいい人生、大人にも子供にも」

1930年代、このスローガンが生まれたとき、「ハリボーは幸せにしてくれる」でしたが、創始者の息子たちが「大人も子供も」と付け加えました。これは、まさに名人芸でした。一発で、ターゲット層がすごく広がったのですから。

1967年、ハリボーは、フランスに上陸し、この小さないちごのキャンディーを開発しました。

今日でも、あらゆる種類の中で、このキャンディーはフランス人のお気に入りです。

ハリボーは、ずっと同じ家族が経営していますが、大きな会社になりました。世界中に従業員が7000人いて、少なくとも、20億の売上があります。

しかし、100年たち、このメーカーは、今、存続の試練にあっています。この専門家によると、この会社の歴史において、たぶん最大の危機です。

時代は変わりました。今は、たくさんの新しい商品があります。ベガンのテディベアや、甘みをおさえたキャンディーなど。

この流れを完全に無視することはできません。しかし、ハリボーは、いまだに、しっかり砂糖を使うのがいいと確信しています。とても保守的です。

その結果、売上が傾いています。ドイツ東部にあるこの工場の閉鎖が告げられたばかりです。

記念日の味はやや苦く、ハリボーは、数ヶ月のうちに、もっと健康にいい新商品のキャンディーを発売すると約束しています。

単語メモ

engloutir  がつがつ食べる、飲む

un fleuron  花形装飾、フリューロン、頂華

une prouesse  偉業、手柄

un coup de maître  達人わざ、名人芸、腕のさえ

existentiel  存在の、実存にかかわる

en berne  反旗の

ハリボー、関連動画

Les coulisses d’Haribo !(ハリボーの舞台裏)

ニームにあるハリボーの工場のルポ。

フランス語の字幕あり。2分30秒。

毎日味見をする仕事、大変ですね。歯が丈夫でない私は、虫歯になりそうです。

ハリボーのお菓子、アマゾンにもあります。

このゴールドベアというグミが一番有名です。

****

私はゼリーやグミなど、ゼラチンを使ったお菓子が苦手なので、ハリボーの商品もほとんど食べたことがありません。

しかも、色がぎょっとするほど派手すぎる。

しかし、欧米の人は、カラフルなお菓子を平気で食べますね。

真っ黒なもの(昆布や海苔など)は警戒しますが。






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