最近増えているオンライン詐欺に関するニュースクリップを紹介します。
タイトルは、Le prélèvement bancaire non autorisé, nouvelle arnaque qui menace vos comptes(不正な銀行引き落とし、あなたの口座を脅かす新たな詐欺)
Nouvelle arnaque
2分。
トランスクリプション
Elle vérifie chaque jour les mouvements sur son compte bancaire.
Bon réflexe ! Il y a deux semaines, cette femme découvre un prélèvement important pour des travaux à domicile qu’elle n’a jamais commandés.
Voilà ! Montant de moins 569 euros qui a été débité, en fait, le weekend.
Et en plus, on pouvait pas appeler la banque, donc c’était vraiment compliqué de bloquer le prélèvement, de tout ça. Alors que j’ai pas du tout donné mon RIB, j’ai jamais eu de contact avec cette personne, ou quoi.
Heureusement, la loi permet d’annuler les prélèvements dans les huit semaines.
Toutes les victimes, une dizaine de personnes selon le site Signal-arnaque, ont été remboursées par leurs banques.
C’est un prélèvement direct sur mon compte. C’est pas comme si on faisait une fraude à la carte bleue. Ça fait peur, quoi. C’est de pire en pire.
Dans ce cas, un hacker se procure sur Internet l’IBAN de la victime qui est son identifiant de compte international.
Il transmet ensuite à la banque une fausse autorisation de prélèvements au nom de la victime et une demande de virement en faveur d’une entreprise fictive.
Comment ces escrocs se procurent-ils nos documents bancaires ?
Bien souvent, sur les sites marchands que nous fréquentons, selon cette experte.
Les sites web moins importants, il faut espérer qu’ils soient bien protégés.
S’ils sont mal protégés, ça risque d’être volé.
Et en plus de ça, même si c’est protégé, attention aux messages que vous recevez parce que c’est quand même vous-même qui allez, sans le savoir, donner vos données personnelles.
C’est ce qu’on appelle « l’arnaque au faux conseiller » des SMS et des appels de la part d’escrocs qui se font passer pour des agents de votre banque.
Ils vous incitent à effectuer vous-même des opérations en ligne.
Vous êtes alors négligent si vous transmettez vos données.
Face à la réticence de plusieurs banques à rembourser les victimes, des clients envisagent des poursuites contre ces établissements dans les prochains mois.
– La responsabilité de la banque, c’est de contrôler… Elle a une obligation de vigilance.
Elle doit contrôler les flux financiers des comptes bancaires de ses clients, et elle doit contrôler la sécurité des moyens de paiement qu’elle met à disposition de ses clients.
Les banques, elles, affirment renforcer leurs moyens de lutte contre la fraude et lancent des campagnes de prévention incitant leurs clients à une plus grande vigilance.
トランスクリプションの引用元⇒Un nouveau type d'arnaque bancaire : le prélèvement non-autorisé : French Reading practice – Kwiziq French
新手のオンライン詐欺:和訳
彼女は毎日、銀行口座の動きをチェックしています。
良いことです。
2週間前、この女性は、頼んだ覚えのない自宅工事の引き落としがされていることに気づきました。
- なんと! 569ユーロもの金額が、週末に引き落とされていました。
しかも、銀行に電話できなくて、引き落としを止めるのが本当に大変でした。私は自分の口座番号を渡した覚えは全然ないし、その人と連絡を取ったこともないんですよ。
幸い、法律では8週間以内であれば引き落としを取り消すことができます。
被害者は、詐欺情報サイトによると10人ほどいますが、全員が銀行から返金を受けました。
- これは私の口座から直接引き落とされました。クレジットカードの詐欺とは違います。怖いです。どんどんひどくなっています。
この場合、ハッカーはインターネットで被害者のIBAN(国際銀行口座番号)を入手します。
そして、被害者の名前で銀行に偽の引き落としの承認と、架空の会社への振込依頼を送ります。
これらの詐欺師たちは、どうやって私たちの銀行口座の情報を入手しているのでしょうか?
この専門家によると、私たちがよく利用するオンラインストアが原因であることが多いです。
- 規模の小さいウェブサイトは、しっかり保護して欲しいものです。もし保護が不十分であれば、情報が盗まれる可能性があります。
さらに、たとえサイトが保護されていても、受信するメッセージには注意なければなりません。知らないうちに個人情報を渡してしまう可能性があります。
これは、「偽の職員による詐欺」と呼ばれていて、詐欺師が銀行の職員を装ってSMSや電話をよこします。
そして、あなた自身にオンライン操作を行わせようとします。
もしあなたが自分の情報を渡してしまったら、それはあなたの不注意ということになります。
いくつかの銀行が被害者に返金を渋っているため、顧客の中には今後数ヶ月の間にこれらの銀行に対して訴訟を起こすことを検討している人がいます。
– 銀行の責任は、監督することです。銀行には監視する義務があります。顧客の銀行口座のお金の流れをチェックして、顧客に提供している支払い手段のセキュリティを管理しなければなりません。
銀行側は、不正防止対策を強化し、顧客に対しより一層の注意を促すキャンペーンを実施していると主張しています。
単語メモ
RIB Relevé d’Identité Bancaire 銀行取引証明
virement 振替
réticence ためらい
poursuites 起訴 *複数形で*
contrôler 監督する
不正な引き落とし・関連動画
Que faire face à un prélèvement frauduleux(不正な引き落としに遭遇した場合の対処法)
2分30秒。
不正な引き落としを見つけたら、所定の期限以内に銀行に連絡すれば、返金されます。書面で申し立てをしろ、と言っていますが、たぶん、日本でもそうだと思います。
私も、以前、デビットカードを不正利用されたことがあり、このときは警察に言って必要書類をもらってきたり、取り立てを不正取引担当部署に委任するといった紙にサインしました。
そのままにしないために、まめに取引をチェックすることが重要ですね。
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記事に書いたように、私は日本の銀行が発行したデビットカードを不正利用されたことがありますが、カナダの銀行が発行したクレジットカードで、駐車料金(2ドルぐらい)を引き落としされていたこともあります。
どちらもすぐに銀行に連絡しました。
駐車料金のほうは、まず少額の取引で使い、何もなければ、もっと大きな引き落としに使うつもりだったのでしょうね。
以降、絶対、怪しげなサイト(無料で本を読めたり、映画を見たりと言って、先に口座情報を入力させるサイトなど)にはカード情報を入れなくなりました。前もしてなかったと思いますが。
オンラインショッピングも、Amazonと楽天市場ぐらいしか使いません。
カード情報だけでなく、口座の情報も取られてしまうなんて恐ろしいですね。
怪しげなテキストメッセージがスマホに届くことがありますが、リンク先にアクセスしてみると、銀行のアプリとそっくりな、巧妙な手口の詐欺もあります。
やはり、いつもお金の動きを把握しておくことが一番の防止策です。
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