星のpen王女さま

フランス語を読む練習

「星の王子さま」の初めてのアニメ映画、7月29日にフランスで公開

1900年6月29日は「星の王子さま」の作者、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの誕生日です。

この日にちなんで、きょうはこの夏、フランスで公開予定の「星の王子さま」のアニメーション映画について語っているmadmoizelle.comの記事(4月25日の記事)をご紹介します。

星の王子さまがアニメーション映画になるのは初めてです。

まずは今年の2月に公開された予告編をごらんください。



アニメ:星の王子さま

今年の春に、もう少し長いバージョンの予告編も公開されました。記事の後半で紹介しています。

Le Petit Prince débarque au cinéma, et a une nouvelle bande-annonce 「星の王子さま」が映画に。新しい予告編も公開

Le Petit Prince, merveilleux conte d’Antoine de Saint-Exupéry, voit son histoire adaptée au cinéma dans un film d’animation qui s’annonce fort poétique.

「星の王子さま」はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリのすばらしい物語ですが、たいへん詩情豊かだと予測されるアニメ映画ができました。

Une nouvelle bande-annonce du Petit Prince vient d’être diffusée, en amont du Festival de Cannes où le film sera présenté hors compétition ! On a même une date de sortie annoncée : ce sera le 29 juillet 2015.

「星の王子さま」の新しい予告編がカンヌ映画祭に先立って公開されました。カンヌでは、非コンテンスト部門で公開予定です。

一般公開は、2015年7月29日の予定です。

Article initialement publié le 8 décembre 2014 –
2014年12月8日に書かれた記事

Le Petit Prince, c’est une histoire qui me tient à cœur depuis que je suis toute petite. Du coup, j’avoue voir généralement d’un mauvais œil les diverses tentatives d’adaptation, tant ce récit me semble délicat et poétique, trop facile à dénaturer. Alors quand j’ai entendu dire que le réalisateur de Kung-Fu Panda, Mark Osborne, s’attaquait à un film d’animation Le Petit Prince en images de synthèse, j’étais loin d’être enthousiaste…

「星の王子さま」は私がとても小さな時から、心に残っている物語です。その後、この物語を別の媒体に脚色することは、あまり好意的には見ていませんでした。

とても繊細で詩的な物語なので、それを維持するのは難しいからです。

ですから、カンフー・パンダの監督のマーク・オズボーンがコンピューターグラフィックスを使った「星の王子さま」のアニメーション映画を作ったと聞いたときは、あまり期待していませんでした。

Mais aujourd’hui, la première bande-annonce de ce long-métrage prévu pour octobre 2015 est sortie, et j’ai mis un peu d’eau dans le vin de mon enfance.

ですが、きょう、2015年秋公開予定のこの長編映画の最初の予告編を見た時、考え方を少し変えました。

CGとストップモーションをミックスして作られたこの映画は、好奇心旺盛で夢見がちな女の子の話です。少女の家の隣には、星々を巡って生きてきたらしい老人が住んでいて、彼が、星の王子さまの話を少女にします。

星の王子さまは老人を大人の世界から逃れる手助けをしたのです。

ここから、本に登場する飛行士と王子様の話の世界へは、すぐに行けるのです。

圧倒的に素晴らしいとは言いませんが、この映画のやり方が全くだめだとも思いません。あなたはどう思いますか?

元記事 → Le Petit Prince débarque au cinéma, et a une nouvelle bande-annonce



単語・表現メモ

débarquer 上陸する

s’annoncer ~になる前兆を示す、~になると予測される

amont 前段階

tant A que B とてもAなのでB

enthousiaste 熱狂的な、熱中した

mettre de l’eau dans son vin ワインに水を加える⇒主張を和らげる、態度を軟化させる、控えめになる

mêler 混ぜる

se dégager 拘束から開放される、自由になる、抜け出す

tant ce récit me semble délicat et poétique, trop facile à dénaturer.
この話は私には、とても繊細で詩情があるように見えるので、簡単に変質する⇒原作の詩情を別の媒体で伝えることは難しい。

De là à voir en lui l’aviateur du livre, il n’y a qu’un pas !
ここから(女の子と老人のいる世界)から、彼自身、つまり本の中の飛行士を見るのに、一歩しかありません⇒この世界から本の世界へ簡単に行ける、と解釈しました。luiは飛行士だと思ったのですが、違うかもしれません。

de … en … ~から~へ

新しく公開されたちょっと長い予告編はこちらです。

この映画は、星の王子さまの話をストレートに描いているのではなく、現代に生きる女の子に老人が聞かせる話として登場しているようです。

劇中劇みたいな感じでしょうか?女の子は星の王子さまの世界に行くみたいですから、違うかな。

予告編を見る限り、星の王子さまのはかなげで悲しそうな感じがうまく出ていると思います。

女の子は受験生で勉強で忙しくて、最初は「そんな世界」があるわけないと思っています。

女の子のいる世界がコンピューターグラフィックスで、星の王子さまの世界はストップモーションを使っているそうです。ストップモーションは静止している物体を1コマずつ少しずつ動かして撮影するやり方。こうすると、まるで、物が連続して動いているように見えます。昔のアニメの作り方でしょうかね?

技術的なことはあまりよくわからないのですが、星の王子さまの世界は物が少なくていいですね。

当初は秋公開する予定だったのが夏に早まったようです。

☆予告編のフランス語を紹介しています⇒「リトルプリンス 星の王子さまと私」予告編のフランス語・前編

こちらは英語編の予告編です。

こちらは日本語字幕版。音声が英語になっているので、日本の字幕版は英語版が公開されるのでしょうか?

こちらは日本語吹き替え版
日本語では「星の王子さまと私」となるようです。
日本語だといきなり雰囲気が変わりますね。
王子の声が大人っぽすぎるし。

星の王子さま関連の記事はこちらに集めています⇒『星の王子さま』~お役立ちリンク集【2014年最新版】

英語版とか日本語版を見比べてみると、言葉の選び方、声の違いで、ずいぶん印象が変わるのがよくわかります。

私は本に出てくるあまりかわいくない王子さまが好きだけど、この映画の不機嫌そうな王子さまもいいですね。

日本では11月21日から全国公開されます。前売り券を買うと先着でフィギアのついたストラップがもらえるみたいですね。このあたりは日本独特です。






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