レストラン ユゴー

虎と小鳥のフランス日記

「虎と小鳥のフランス日記」第94話 フランスのB級グルメ その1@レストラン「ユゴー」

「虎と小鳥のフランス日記」は私が毎週受け取っているビデオのフランス語の教材です。

94話の受講メモです。

今回のエピソードはレストラン「ユゴー」が舞台です。

タイトルがB級グルメ、となっていますが、奇をてらったメニューではなく、高級レストランに対して、カジュアルなレストランでとる食事、というニュアンスです。

今回の見どころ
1.ワンステップアップの注文の仕方
2.料理の感想の言い方
3.雰囲気のよい店内を映し出しているきれいな映像

特に、いつにもまして映像がきれいでした。

テーブルに赤いバラと黄色いバラが一輪ずついけられているのもよかったです。いつか真似したいです。



3つのキーフレーズ

いつものようにキーフレーズを紹介します。

1.カミーユがギャルソンに注文するとき、値段の確認をしているところ
2.料理がテーブルに来たときのカミーユの感想。
3.デザートを食べたあとのカミーユの感想。

きょうは字幕なしのビデオのキャプチャーです。

シーン1

それで、デザートを加えたら、14ユーロなんですね?

虎と小鳥のフランス日記 第94話

Et si on rajoute un dessert c’est 14 euros ?

シーン2

さて、とてもおいしそうね。おまけに見た目もすごくきれい。カラフルね。私は好き。まさに、私が大好きなタイプの料理ね。いただきま~す。

虎と小鳥のフランス日記 第94話

Bon, ça a l’air délicieux, en plus c’est super beau à regarder. Y’a…plein de couleurs. J’adore. C’est tout à fait le genre de plat que j’aime beaucoup. Bon appétit.

シーン3

じゃあ、食べましょう。これはこれは・・・これは素晴らしいわ。
私の人生で一番おいしいフォンダンショコラだと思う。

虎と小鳥のフランス日記 第94話

Bon, eh ben c’est parti. Nous avons…oh là là…oh là là là là là là…C’est extraordinaire. Je crois que c’est le meilleur fondant au chocolat de ma vie.

食べていたフォンダン・オ・ショコラはこれ

フォンダン・オ・ショコラ

覚えておくと使えそうな単語と表現

短いのを選びました。

■ si on rajoute un dessert c’est 14 euros ?

si もし

rajoute < rajouter さらに加える

dessert デザート フランス語では「デセール」

☆ちょっと応用

もしデザートを入れるといくらですか?

という時は

si on rajoute un dessert c’est combien ?

■ ça a l’air délicieux. おいしそうですね。

avoir l’air …のようである、はとてもよく出てきます。

■ oh là là là オーラ、ラは驚きをあらわす表現。

今回はフォンダショコラがあまりにおいしそうだったので、カミーユは感激して、オーラ、ラと言っています。何かミスをしたとき、あきれたときなどに「やれやれ」という感じでも使います。



注文した料理について

カミーユが頼んだのは le plat du jour 「きょうの料理」つまり日替わりランチですが、これが9ユーロでした。それにデザートが6ユーロで合計14ユーロです。

ただしこのデザートはどれでもいいというわけではなかったので、フォンダン・オ・ショコラは実はカミーユの第一希望ではありませんでした。

ちなみに、この日のランチは brochette ブロシェット(串焼き)でした。

魚や野菜が串に刺さっていましたね。それにご飯がついています。

brochetteに使う串を broche ブロッシュと言いますが、この単語はアクセサリーのブローチの意味もあります。

ともにぶすっと刺すものですね。

カミーユはこれに une carafe d’eau 水(無料)を頼んでいました。

バゲット(フランスパン)はどこの店でも無料でついてくるので、なかなかお得なのではないでしょうか?

フォンダンショコラはこれ
バニラのアイスクリームが添えられています。
フォンダン・オ・ショコラ

フォンダンショコラは日本語になっていますね。

中が生のようなチョコレートケーキです。

フランス語で書くと fondant au chocolat

fondant は動詞 fondre 「溶ける」の現在分詞からできた単語
au は 今朝も フランス語のことわざ6~クリスマスがバルコニーならイースターは暖炉の前で書きましたが à+leの縮約
chocolat はチョコレートです。

カミーユはこのケーキが好きみたいで、1年前の第47話「パリのグルマン」という回でも注文して、やはり大喜びしていました。

実はわたしはいわゆるフランス料理にはあんまりそそられないのですが、この日のランチは魚だし、ごはんもついていて食べやすそうな気がしました。

ごはんの上にイチゴがのっているのが不思議でしたが、彩りでしょうね。

今回のビデオでは料理の感想の言い方が学べましたが、これはほめ方にも応用できます。

レストランだけでなく、人の家でいただく料理や、家庭で食べる料理でも、ただ「おいしい」だけじゃなく、具体的にどこが良いのか言えるといいですね。

これは別にフランス語だけの話ではなくて、たとえば今晩、家でごはんを食べるときにも、ちょっと大げさに喜んでみると、作った人も喜んで、ますますおいしいものを出してくれるでしょう。

西洋人はほめ上手といいますが、まめに口に出すところは少し見習いたいものです。口で言わないと伝わらないことも多いですからね。

かくいう私は家であまり「おいしい」とはいわず、ひたすら無言で食べるタイプだったので、母は張り合いがなかったようです。






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