ドローン

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空の無法地帯に戦略的関心が集まっている。

アメリカ合衆国上空を飛んでいた中国の気球が撃墜された事件以来、空の高いところにある権利に注目が集まっています。

この件についてわかりやすく説明している、1分40秒のインフォグラフィックス動画を紹介します。

タイトルは、L’intérêt stratégique des hautes altitudes, zones de non-droit dans le ciel 空の高いところ、誰の権利もないゾーンに対する戦略的関心。

TV5 が制作した動画です。

Zones de non-droit dans le ciel

フランス語の字幕あり。

トランスクリプション

Chaque pays du monde a ses frontières.

Des limites sur terre et dans les airs.

Jusqu’à 20 km du sol, tout ce qui vole, comme le trafic aérien, est très surveillé et réglementé.

Le problème se situe un peu plus haut.

Entre les avions et les satellites, dans les hautes altitudes, nous avons une zone de non-droit.

Ici, tous les coups sont permis puisqu’il n’existe aucune réglementation internationale.

Dans cette zone que l’on appelle aussi l’interespace, n’importe qui peut survoler n’importe quel pays avec n’importe quoi, comme un ballon ou un drone.

Dans ces hautes altitudes, ces objets volants sont moins facilement détectables et plus difficiles à détruire.

Ils peuvent donc espionner des sites sensibles, comme des bases militaires, ou écouter des conversations.

Cette méthode à haute altitude a été inaugurée par les Américains en 1955 avec l’avion espion U2.

En 1960, l’un d’eux a d’ailleurs été abattu par les Soviétiques.

Mais ces derniers temps, l’interespace est devenu un véritable enjeu de pouvoir et d’expérimentation.

Nous avons le projet de drones autonomes, Zéphir d’Airbus, qui intéresse beaucoup les armées européennes mais aussi les ingénieurs civils.

Ou encore, le Stratobus de chez Thalès.

Ces deux-là n’ont pas l’air bien dangereux, contrairement à celui-ci.

Avangard est un planeur hypersonique russe capable de transporter des charges nucléaires qui emprunteraient ces hautes altitudes à 23 fois la vitesse du son avant de retomber sur terre.

Entre des avions de plus en plus nombreux et des milliers de satellites, la zone de tranquillité autour de la Terre devrait très vite s’agiter à son tour.

空の権利・和訳

世界のどの国にも国境があります。

地上と空中の境界線です。

地上から20キロメートルまでは、航空交通など、そこを飛ぶものはすべてしっかり監視され規制されています。

問題は、もう少し上の方です。

飛行機と人工衛星の間である、高度の高いところは、無法地帯です。

ここは、国際的な規制がないので、どんなことでも許されます。

インタースペースとも呼ばれるこのゾーンでは、誰でも、気球やドローンなど何を使ってでも、どの国の上空でも飛ぶことができるのです。

この空の高いところでは、飛行物体は、容易に発見されず、破壊することも難しくなります。

そのため、軍事基地など機密性の高い場所の偵察や盗聴が可能です。

空高いところでこのようなことをしたのは、1955年にアメリカの偵察機U2が初めてでした。

1960年、そのうちの1機がソビエトに撃墜されました。

しかし、最近、インタースペースは権力と実験の現実的な問題になっています。

エアバス社の自律型ドローンであるゼフィールには、欧州の軍隊だけでなく、民間の技術者も大きな関心を寄せています。

タレス社のストラトバス(成層圏バスと呼ばれる無人飛行体)もあります。

この2つは、次のものと違って、さほど危険には見えません。

アヴァンガルド(極超音速滑空体)は、ロシアの極超音速のグライダー(ミサイル)ですが、核弾頭を携えて、音速の23倍の速さで、空のとても高いところを通り、地上に戻ってくることができます。

航空機の数がどんどん増え、人工衛星の数も何千となり、地球周辺の静かなゾーンが使われるようになるのは、そう遠いことではないでしょう。

単語メモ

planeur  グライダー

emprunter  通る

空の高いところの戦略・関連動画

アヴァンガルドの説明をしている短いクリップ。

Le missile hypersonique Avangard, une arme absolue et invincible Russe シアの絶対無敵の兵器、極超音速ミサイル、アヴァンガルド

1分46秒。

ロシアは似たようなミサイルをいくつか開発しています。

プーチン大統領は、こういうのに核を積んで飛ばすかもしれないよ、と西側を脅しています。ひじょうに迷惑ですね。

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技術が進んで、これまでは活用できなかった、空のとても高いところを、軍事的な目的で使うことができるようになってきた、ということですね。

人間の精神面(倫理など)は、技術の進歩には追いつかないので、高い技術を持ちすぎると、自分で自分の首を締めることになります。

その日が来るのが1日でも遅いことを祈っています。






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