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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

半過去と複合過去の使い分け~仏作文力養成講座第4回 後半

ノートとコーヒー

仏作文力養成講座第4回後半の受講メモです。
後半26分の内容は半過去と複合過去をどう使い分けるかがテーマ。

これはなかなか難しい問題ですね。

ちなみに半過去や複合過去を知らない場合は、まずこちらを読んでください。久松先生のラジオ講座の講義メモなのですが、よくまとまっていてわかりやすい説明でした。
「まいにちフランス語」34:L56 2つの過去~半過去と複合過去

この基本をふまえたうえで、作文するとき、自分がどちらの時制を選んだらいいのか、判断の原則を学びましたのでシェアします。

例によって練習問題を先に書いておきますので、解いてみてください。答えは記事の最後に書きます。

【()内の動詞を複合過去か半過去に書き換えよ。】
1. Il (habiter) à Paris de 1995 à 2000.
2. En ce temps-là, il (fréquenter) le Dôme.
3. Je (travailler) encore quan il (arriver).

それでは、復習、行ってみよう!

情報上の区別

できごとは複合過去

話者が強調したいこと、大事な情報、伝えたいことは、複合過去を使います。

背景は半過去

話者が強調していない箇所は半過去です。


Ce jour-là, nous somme levés assez tard. Il faisait très beau.
その日、私達はとても遅く起きた。天気はよかった。
強調したいところ⇒遅起きしたこと
背景⇒天気のよい日だった。

Ce jour-là, il a fait beau durant toute la matinée. Au réveil, il était déjà tard.
その日、午前中ずっと天気がよかった。起きた時、すでに遅かった。
強調したいところ⇒ずっと天気がよかった。
背景⇒目覚めたら遅かった。
※遅起きしたのに、どうしてずっと天気がよいことを知っているのか不思議ですが、こういう言い方はよくしますね。

このように、自分が言いたいことを複合過去形で書きます。

しかし、いつでも、なんでも複合過去形と半過去を入れ替えて使うことはできません。こういうときは、複合過去形を使うことになっている、という場合があります。

期間による区別

期間が明示されているときは複合過去

Pendant deux ans, j’ai habité à Paris.
10年間、私はパリに住んだ。

期間が明示されていないときは半過去

Il y a deux ans, j’habitais à Paris.
2年前、私はパリに住んでいた。

期間とは「いつからいつまで」とか「〇時間、〇日間、〇年間」などです。「期間がわかっている」ということは「終わっていることがはっきりしている」から、複合過去なのですね。

副詞による区別

こういう副詞があるときは、複合過去(あるいは半過去)にする、というものがあります。

soudain, tout à coup, tout d’un coup(突然) ⇒複合過去

「突然」と来たら、そのあとは何かが起きるわけですから、できごとであり、複合過去です。

ある日突然、2人は出会った、というような場合ですね。

Il a cassé soudain de parler.
彼は突然、話をやめた。

En tout d’un coup, le souvenir m’est apparu.
突然記憶がよみがえった。

※これは複合過去と半過去の使い分けの話で、起きたばかりのことは現在形で表すこともあります。

alors (それで、そこで)⇒複合過去

これも、「何かがあって、それで、どうした」とできごとを言う流れで使われる副詞なので複合過去です。

Ma voiture était en panne, alors j’y suis allé par le train.
車が故障していたので、私は電車でそこへ行った。

※alorsはいろいろな意味がありますが、たとえば、「その時、その当時」という意味のalorsなら、半過去になる可能性もあります。

cf. Pen était alors étudiante.
penは当時、学生だった。

dès que ~するやいなや⇒複合過去

「何かが起きたので、どうこうした」、という流れなので、複合過去ですね。

Elle a couru vers lui dès qu’elle l’a apperçu.
彼に気づくとすぐ、彼女は彼のもとに駆け寄った。

pendant que ~している間⇒半過去

「~している間」に何かが起こった(あるいは何かが起こっていた)わけですから、このあとは常に半過去です。

Il me regardait pendant que je téléphonait.
私が電話をしている間、彼は私を見ていた。

pendant que はよく「私がコーヒーを入れるあいだに、お皿を洗ってください」とか「私が働いていた間、彼は遊んでいた」などという例文がそえられています。このように背景を導入する言葉なので、過去形であれば、半過去が続きます。

問題の答え

1. Il a habité à Paris de 1995 à 2000.
期間が明らかなので複合過去

2. En ce temps-là, il fréquentait le Dôme.
期間がはっきりしないので、半過去
en ce temps-là その頃

3. Je travaillait encore quand il est arrivé.
彼が来た時、私はまだ働いていた。
話の焦点、できごとは「彼が来た」こと。

いかがでしたか?

まとめると「情報による区別」をして、そのうえで、「期間がはっきりしていたら複合過去」という原則でだいたい行けます。

ただ、情報による区別は、自分が自分の書きたいことを作文している時ならともかく、仏検の問題などで人の文の動詞を書き換えるときは迷うかもしれないですね。

その人じゃないと、どこに話の焦点をあてているのかよくわからない時もあります。でも、このルールを知っていれば、かなり手がかりが増えそうです。

副詞による使い分けは意味を考えれば、ほぼ正しい時制が選べると思います。

それでは、次回の作文講座の記事をお楽しみに。

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