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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

造園家・アンドレ・ル・ノートル生誕400周年

ヴェルサイユ宮殿の庭園

久しぶりに1jour1actuという子ども新聞を読んでみました。

「虎と小鳥のフランス日記」の最新版 : 第98話 パリでもお花見の舞台になっていたソー公園はアンドレ・ル・ノートル((1613~1700)というフランスの造園家が設計しました。

そのル・ノートルが今年なんと生誕400周年で、お祝いのイベントがたくさん行われている、という記事が5月2日にアップされました。

ル・ノートルの肩書きはjardinier-paysagiste(造園家)です。

フランス様式の庭園を完成させた人です。

日本の代表的な庭というと私は「枯山水」を思い浮かべるのですが、庭を作らせた将軍は有名でも、実際に庭をデザインした人というのは有名ではないですよね?

フランスでは造園家という職業のステイタスは高いようですね。

元記事 → André Le Nôtre expliqué aux enfants1jour1actu – Les clés de l'actualité junior

Connais-tu André Le Nôtre ?
アンドレ・ル・ノートルを知っていますか?

Le mot du jour : paysagiste
きょうの単語:造園家

ちょっとしたクイズです。ヴェルサイユ宮殿とヴォー=ル=ヴィコント城とシャンティー城の共通点はなんでしょうか?

すべて、アンドレ・ル・ノートルという造園家が携わっています。彼の生誕400周年を記念して、この世界的に有名な人物について紹介します。

なぜ、きょうこの話題をとりあげるのですか?

それは、アンドレ・ル・ノートルが今から400年前の1613年3月12日に生まれたからです。

この日を記念して現在、フランスではたくさんの催し物が行われています。

今日のニュース

数学を自然の中心、特に庭に美しく適用できることをフランスと世界に知らしめた人物を紹介します。

アンドレ・ル・ノートルとはどんな人だったのでしょう?

彼は、庭師の孫であり息子でした。彼の一族はみな、王家に仕えて働いていました。

したがって、ル・ノートルもかなり若い時、農学と幾何学を学んだ後に、ヴォー=ル=ヴィコント城の造園家となり、庭作りに従事することを決めました。

ル・ノートルはとても才能があったので、すぐに有名になり、ルイ14世が1662年に、ヴェルサイユの彼のもとに、呼び寄せました。

こうして、彼は太陽王(Roi-Soleil)の城の庭で働くことになりました。

アンドレ・ル・ノートル
アンドレ・ル・ノートル

ノートルの何が特別なのでしょうか?

彼は、ほかの庭師と大きく違います。というのも、数学と幾何学を庭作りに取り入れたのは彼が初めてだからです。

彼はシンメトリーの原則にのっとり、精密に木々を植え、並木道や噴水を作りました。

彼の作った庭を見ると、そこら中に鏡があるような印象を受けます。

また彼は、遠くにあっても、何階からでも庭がよく見えるように細心の注意を払いました。

この方法は「遠近法の原則」と呼ばれます。要するに、彼は当時としては新しい、とてもきっちりと整備された庭を作ったのです。

このような庭を作るために、彼は何物も怖れませんでした。たとえばヴェルサイユでは、一つの庭に40年以上も、大勢の庭師を彼と一緒に働かせました。

なぜ彼は世界的に有名になったのでしょうか?

まず、ル・ノートルはルイ14世の誠実な友だったという理由があります。そして、とりわけ、フランス式庭園の典型と呼ばれる著名な庭園(ヴェルサイユ、シャンティイ、フォンテンブロー、ソー)と一緒に名を知られているのです。

ちょっと考えてください。彼の誕生400年後の今日でもなお、世界中の造園家や、建築家が世界的な基準として、アンドレ・ル・ノートルの名をあげるのです。

これは、彼が私たちの歴史において、どれだけ有名なのかということを示しています。

・・・和訳は以上です・・・
☆単語メモ
un certain 人の名 ~とかいう人
auprès de ~のそばに
allée 並木道、散歩道
scrupuleusement 細心の注意をはらって
c’est dire si つまりどんなに~であるかということだ

アンドレ・ル・ノートルの完成した「フランス式庭園」は「幾何学式庭園」とも呼ばれます。

庭の特徴を簡単にまとめますと

  • やたら広い
  • 真ん中にまっすぐの道がある(軸)
  • その道を中心に左右対称に見えるように刈り込みをした木や芝生を配置。
  • 噴水や運河など水をあしらう。
  • 庭は森で囲まれている(庭園で一つの世界を構築)。
  • 遠近法の修正⇒ふつう遠くにあるものは小さく見えるが、そう見えないように、遠くにあるものを大きく作る(これはとても大雑把な書き方で、庭にあるすべてのパーツが城からよく見えるように緻密に計算されている)

「ヴェルサイユ宮殿」はフランス絶対王朝の象徴ですから庭も半端ではありませんね。ひとつの庭に40年かけるって、すごいです。

ルイ14世本人も庭が好きだったというのもこんなすごい庭園ができた理由の一つでしょうね。

噴水が目立つ庭園ですが、水源はそばにはなく、ルイ14世は10キロ先のセーヌ川から、土木工事をしてなかば無理やり水を引っぱって来ました。

庭造りとともにかなり大がかりな工事だったのではないでしょうか?

およそ400年前に作った庭が現在も残っているのこともすごくロマンがありますね。

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