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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

プチ・ニコラ(映画)予告編のフランス語(前編)

パリ

毎日フランス語を勉強したい人へ⇒2017年版、フランス語学習用日めくりカレンダーのレビュー。

2009年、フランスとベルギー共同制作した映画、「プチ・ニコラ(Le Petit Nicolas)」の予告編のフランス語を紹介します。

原作は、同名の小説です。1950年代後半から60年代の子どもたちが主人公のこの小説、フランスではとても有名です。


プチ・ニコラの予告編

今回は45秒あたりまで。

Les enfants… le rang du fond tenez-vous droit s’il vous plaît.

子どもたち、一番うしろの列の子たち、まっすぐ立ってください。

Moi, c’est Nicolas. Ma vie, elle est chouette et je veux surtout pas qu’elle change.

僕はニコラ。僕の人生は最高で、ずっとそのままでいてほしいと思ってる。

Redresse, redresse…

まっすぐ、まっすぐ。

Eux, c’est papa et maman.

この2人、パパとママ。

Redresse, redresse…
Arrête avec tes « redresse » tu me fais perdre tous mes moyens.

まっすぐ、まっすぐ。
「まっすぐ」って言うのやめてよ。運転できないじゃない。

Ils se disputent souvent.

2人はよく言い争いをする。

Ne te marie jamais.
D’accord.

決して結婚するな。
わかった。

Et avec le patron de papa c’est pareil.

パパの上司の話でも同じだ。

C’est à propos de mon augmentation.
Oui, et bien, on verra plus tard.

私の昇給についてです。
ああ、わかった。そのうちにな。

Et ça maman, ça l’énerve.
ママはイライラする。

Il t’exploite et toi tu le laisses faire.
Très bien, je vais tout envoyer promener et tu seras satisfaite. Nicolas, nous partons vivre dans une roulotte.
Oh, chouette!

いいように使われているのよ、そしてあなたはそれをただ黙って見ているだけ。
わかったよ。もうみんなやめてやる。それで君は満足なんだろ。ニコラ、キャンピングカーに住むことにするぞ。
わあ、すごい!

Mais un jour, papa et maman n’étaient plus tout à fait les mêmes.

だけどある日、パパとママは全く変わってしまった。

Je vais avoir un petit frère.

弟が生まれる。

C’est grand comment un bébé ?

赤ん坊はどのぐらいの大きさ?

Comme ça, à peu près.

だいたいこのぐらい。

Ben tu as intérêt à mettre tes jouets à ça.

じゃあ、自分のおもちゃ、このぐらいの高さのとこにしまっといたほうがいいぞ。

Tu es foutu, je te dis.

もうおしまいだよ。言っとくけど。

トランスクリプションはこちらを参考にしました⇒Bande annonce – Le petit Nicolas

プチ・ニコラの映画、2作目について以前記事にしています⇒映画『プチ・ニコラの夏休み』がフランスで公開 前編

単語メモ

redresser  ~をまっすぐに立て直す

envoyer promener (物、仕事などを)放り出す (話)

avoir intérêt à  ~するのが得策だ

foutu  だめになった、こわれた、絶望的な

chouette  すてきな、きれいな、すごい、かっこいいい ☆ニコラの口癖で、何かというと chouette と言います。

一部意訳していますので直訳を書いておきます。

tu me fais perdre tous mes moyens
あなたが、私のすべての手段を失わせる

ça l’énerve
そのことが彼女をいらつかせる。
そのこととは、パパがなかなか昇給しないこと(と、それについてパパがアクションを起こさないこと)です。

papa et maman n’étaient plus tout à fait les mêmes.
パパとママはもはや昔と同じようでは全くなくなってしまった。

今回のお話

ニコラはパパとママと楽しく暮らしていました。

パパとママはよく喧嘩をするものの、ニコラはおおむね幸せでずっとこのままでいたいと思っています。

ところがある日、パパとママがみょうに仲良くしています。どうやら、ニコラに弟が生まれるらしいのです(この部分はニコラの妄想)。

自分の幸せがおびやかされることを恐れたニコラは、学校の仲間たちに相談します。

赤ん坊の大きさはどのぐらい、と話している部分で話題になっているのは、友だちのジョアキムの弟です。赤ん坊が生まれて両親の注目がそっちにいき、彼は不機嫌です。

そのうち弟におもちゃを取られてしまうかもしれない、と皆で話しています。

この続きはこちら⇒親指太郎ってどんな話?「プチ・ニコラ」予告編のフランス語(後編)

プチ・ニコラについて

Le Petit Nicolas は  René Goscinny(ルネ・ゴシニ)が1959年から1965年にかけて書いた小説です。

主人公、ニコラの視点から、日々起こったことが書かれています。本は短いエピソードがいくつか集まってできています。

1960年代に発売された本は以下の5冊(訳は邦題ではなく私が訳したものです)

Le Petit Nicolas (1960)  プチ・ニコラ

Les Récrés du Petit Nicolas (1961)  プチ・ニコラの休み時間

Les Vacances du petit Nicolas (1962)  プチ・ニコラのバカンス

Le Petit Nicolas et les Copains (1963)  プチ・ニコラと仲間たち

Le Petit Nicolas a des ennuis (1964) プチ・ニコラの困ったこと

また2000年以降に未発表の作品が集められて3冊出ています。

Histoires inédites du Petit Nicolas (2004) プチ・ニコラの未発表の物語
※雑誌には掲載されましたが、本にはまとめられていなかったお話を集めたもの。

Histoires inédites du Petit Nicolas – volume 2 (2006) プチ・ニコラの未発表の物語 2.

Le Ballon et autres histoires inédites (2009) 風船とその他の未発表の物語

私は1990年代に、偕成社文庫から出ていた翻訳本を読み、あまりのおもしろさにファンになりました。サンペのイラストもとても気に入りました。

2012年の秋に、1冊目をフランス語でお風呂で読んでみました。2ヶ月ぐらいかかりました。理解度は50~60%ぐらいだったと思います。その後、引き続き読んでいこうと思ったのですが、読みませんでした。

その時の話は最近ずっと放置のFC2ブログに昔、書いています⇒「Le Petit Nicolas」 プチ・ニコラの本を読んでみた。

いくら子ども向けといってもネイティブ対象の本なので、初心者には難しいです。

amazonのレビューに「仏検2級程度あれば十分だと思います」と書いている人がいますが、私はそうは思いません。2級では「はははは…」と笑えないでしょう。

でもおもしろい話なので、子どもの話が好きなら手にとってみてください。新しい翻訳も出ているみたいです。

私の今年のテーマは語学なので、最近またプチ・ニコラを読んでいます。これはカナダの出版社が編集した未発表作品を集めたニコラです。やはりお風呂で読んでいます。

前回から5年たっていますが、過去2年、すっかり勉強をさぼってフランス語力が後退したせいか、そこまで理解度はあがっていません。

ただし読むスピードはあがり、1回の入浴で1エピソードずつ読んでいます。

この本のことは、読み終わったら、またFC2のほうにメモ書きする予定です(あくまで予定)。

映画も一応ストリーミングで見ており、少しずつセリフを訳す、という気の長いことをFC2ブログでしていたのですが、それも中断しております⇒ビデオで拾った表現の関連記事|50歳からのフランス語

まだ最初の30分まで到達していません。

映画のセリフを訳すのはとても勉強になっていました。問題は勉強したことをすべて忘れてしまったことです。こちらもまた折を見て再開するかもしれません。


Le Petit Nicolas はフランス語の学習向きか?

プチ・ニコラを読むのはフランス語の学習によい、と言われます。ですが、ニコラが書いていることになっているので、子どもの作文みたいなフランス語が並んでおり、作文のお手本としてはふさわしくないかもしれません。

日本の子どもでも、「~がありました、そして~でした、そして~でした」とずらずら続けますが、ニコラも接続詞のqueを使ってどんどん話をつなげています。

こういう作文を書くと、学校の先生に直されるでしょう。しかし、そこはやはり小説なので、ただの子どもの作文とは違い、うまく落ちがついていて笑えます。

それに読んでいるとやはり語彙が増えます。

ただ、ワンパターンといえばワンパターンなので、人によっては退屈かもしれません。

やはり自分の興味のあることが書かれたフランス語を読むのが一番よいですね。







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