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フランス語の扉を開こう~ペンギンと

ブロンドは若さの象徴

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ノート

久しぶりの翻訳講座受講メモです。

仏検実施前に行われた翻訳者養成プロジェクトの特別授業~第2回を聞きました。課題は6月20日ごろ、授業は半月前に届いていましたが、遅くなってしまいました。

2回の特別授業のテーマは、翻訳講座 特別授業~第1回と同じで、テストで正解となる訳文と日本語として読みやすい訳文の違いを知ること。今回の課題も過去の仏検1級の読解問題。読むのはまあまあやさしかったです。

しかし、読んでわかるのと、日本語としてうまく訳すことには、大きなへだたりがあります。そういう意味では課題の仏文は練習用にふさわしいものでした。

「なぜブロンドの髪が人気があるのか」という親しみやすく、そこそこおもしろい内容だったのも読みやすかった理由です。

では、まず講義内容を簡単にメモ書きします。

翻訳技術や文法
・予測の未来形⇔意志を表す未来形
・述語転換
・前文を受ける無冠詞名詞
・所有形容詞は必ずしも訳す必要はない
など。

単語、熟語(リストアップしたら16個もあったのですが、ここには3つだけ書いておきます)
・en voie de +無冠詞名詞 ~の途中である
・d’autant plus que ~であるだけますます
・aller en 現在分詞 しだいに~する

ディスコースマーカー(つなぎの言葉)
・il s’ensuite que その結果~となる
・autrement dit = en d’autre terme 言葉を変えると
・前文の内容を受けるcela
・en tout cas いずれにせよ

きょうは翻訳技術として、onの訳し方をシェアしますね。

onは漠然と人のことを指しますが、受け身として訳すと日本語らしくなります。

Dans certains pays, on assiste à un développement surprenant des coopéritives.
直訳:ある国々で、人は協同組合の驚異的な発展に立ち会っている。
これは不自然な日本語です。発展に立ち会うとは言わないですよね?

このようなとき
・onは訳さない
・目的語(développement)を主語にして、
・動詞は受動態にする
とうまくいきます。

⇒ ある国々では、協同組合の驚異的な発展がみられる。

ほかの例
On s’attend donc à une nouvelle forme de beauté.
したがって、新しい美の形が予想される。

onが受動態表現になることは、フランス語脳プロジェクトの文法編、29回で学びました。
On aime le poisson cru au Japon.
日本では刺身が好まれる。

こういうシンプルな文だと受け身で訳せます。でも、今回の課題のように、フランス語特有の名詞表現がてんこ盛りの文章(フランス語的には、凝縮された明晰でよい表現)を、ひとつひとつ辞書をひきながら訳していると、うっかりいわゆる翻訳調のまま訳しがち。

気をつけたいところですね(自分に言っています)。

※単語メモ
assister à ~に出席する、立ち会う
J’ai assité à cet accident.
その事故の現場に居合わせた
(このように「私」が主語だとそのまま訳せばいいですね)
se attendre à ~を予想する

実は、私は課題はいつも締め切りギリギリにやっています^^;

今回はいつにもまして急いでいたのか、今読み返すと、どう考えても日本語としておかしいところがありました。

課題文の最初のほうの内容は、

1.世界人口は増加していくが、これはアジア、アフリカ、ラテンアメリカで起こることだ。

2.金髪になるためには、両親それぞれから金髪の遺伝子を受け継ぐ必要がある(劣性遺伝)。

3.だから、ブロンドは減っていき、かわりに混血の人々のもつ新しい美の形が出現するだろう。

という流れなのですが、この3番の部分にあたる仏文をすごく変なふうに訳していました。

原文は

Ainsi, une hypothèse réaliste serait celle d’une augmentation du brassage des populations, et l’émergence d’un profil d’humain métissé qu’on pourrait nommer «type brésilien».

私の大ざっぱで変な訳

このようにして、人種の混合が増えるにつれ「ブラジルタイプ」と呼ばれる混血の人種が増加するという予測は現実味がある。

・・・もし似たような文を和訳してブログに書く場合は、少なくとも
「現実的な予測がたつ」などと書くんですが、読み直ししなかったんでしょうか?

ちなみに、参考書にのってる模範解答は

かくして現実的仮説は、混血の増加ということになり、「ブラジル型」と呼ばれる混血が出現することになる。

先生の訳

かくして、現実的な仮説とは、人々がますます混じり合い、「ブラジル型」と呼べるような特性を備えた混血の人が出現するだろうというものである。

先生は条件法を訳出してますね。ただし、もとの仏文もちょっとあいまいではあるそうです。

子どものとき、輝くばかりのブロンドでも、大人になるにしたがって、だんだん色が濃くなることが多いのです。

だから、ブロンドは欧米人にとっては「若さ」や「子どもっぽさ」の象徴だそうです。

ブロンドの髪が、だんだん濃くなっていくのは、どうしてなんでしょうね?メラニン色素が増えていくからでしょうか?

金髪に髪を染める人が多いのは、「若さへの執着」もあるのかもしれません。

私は褐色の髪のほうが好きですが、金髪だとくしゃくしゃでも、重く見えず、それなりにかっこいいですね。

ナインハーフ(という映画があった)でキム・ベイシンガー(*)を見てそう思いました。

これは違う映画ですが参考までに:
【映画パンフ】ブロンディー 女銀行強盗 ラッセル・マルケイ キム・ベイシンガー
※アマゾンより

でも、彼女の場合は、髪がどうこうという前に、美人だから、ぼさぼさヘアでもいいのかもしれません。

それでは、次回の翻訳講座の受講メモをお楽しみに。

(*)Kim Basinger たまにベイシンジャーという言う人もいるのですが、どっちが正しいんでしょうかね?



  1. こんにちは、翻訳の世界は綺麗にきちんと二つの言葉の世界に出入りする、高度な世界のように感じられます。翻訳するときに触れた文章は、体の中にはいってきてしまいそうですし。金髪はすきな人が多いのに、遺伝では劣性なんて意外です。
    エジプトの子どものなかには、重みのある金髪を持つ子供がいますが、あれも大人になると茶になります。

      • フランス語愛好家
      • 2013年 8月 10日

      花南さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      私の場合は、翻訳というより、仏文解釈の練習ですので、
      >綺麗にきちんと二つの言葉の世界に出入り
      ということは、あまりないようです。
      重みのある金髪って、濃い金髪ってことかな。
      金髪にもいろいろありますね。

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