『百合のFranceウォッチング』の第53課の受講メモです。この回のスキットでは、百合がジュリアンにある日本映画をすすめていました。
きょうのメニュー
・lequelとその仲間(疑問代名詞の複合形)
・ポーズカフェ~映画「のだめカンタービレ」
lequel 「どれ?」
Il y a un film japonais que je voudrais te recommender, Julien.
Lequel ?
ジュリアン、おすすめの日本映画があるわ。
どれ?
lequel は 話の前後に出てくる、人や物を受けて、「どれ?だれ?どっち?」と聞くときに使う単語(疑問代名詞の複合形)
前置詞 le, la, les, les と quel, quelle, quels, quelles がくっついているので、複合形なのです。
それがさし示すものによって、性数一致するので4種類あるわけです。
男性単数 lequel
女性単数 laquelle
男性複数 lesquels
女性複数 lesquelles
*複数形は男女同じ発音になる*
Je connais ton ami. – Lequel ?
君の友だち、知ってるよ? - 誰のこと?
De ces deux jupes, laquelle préfères-tu ?
2つのスカートのうちどっちが好き?
*jupe 女性単数
Je ne trouve pas mes chaussures. – Lesquelles ?
靴が見つからん。- どの靴?
*chaussures 女性複数
ポーズカフェ~映画「のだめカンタービレ」
書き取り
「のだめカンタービレ」、いかがでしたか?
Eh bien, c’est un film très divertissant. Personnellement, j’ai admiré les deux héros qui bien que n’étant ni chef d’orchestre ni pianiste de profession dirige l’orchestre et joue du piano comme de vrais professionnels.
人物が空中を飛んだり、レーザービームでバトルをするシーンに驚きませんでしたか?
Non, ça ne m’a pas trop surprise puisque ce film étant tiré d’un manga, je savais qu’ils introduisaient à dessein la technique de manga.
L’actrice qui interprète le rôle de Nodame, Ueno Juri, joue vraiment très très bien, je trouve.
パリの街並みも魅力の1つですね。
Oui pour le public japonais, c’est effectivement un des charmes de ce film. Pour le spectateur français c’est une vue un peu stéréotypée de la Capitale qui est présentée dans ce film.
*マーカーひいた部分は自信のないところ。puisque のあとに現在分詞って来てもいいんでしたっけ?
それと、ここ、音楽がうるさいんですよね…
要約
とてもおもしろい映画だった。プロの指揮者でもピアニストでもないのに、2人が本当のプロのように指揮をしたり、ピアノをひいているのがすごい。
原作が漫画なので、そのテクニックを使っているのだと思い、さして驚かなかった。
「のだめ」を演じた上野樹里は本当にうまいと思った。
確かに日本の観客にとっては魅力の1つ、フランスの観客にとっては、やや紋切り型の描写だ。
単語メモ
tirer de ~から取り出す、引き出す
introduisaient < introduire 差し込む、挿入する
*ここは時制の一致*
à dessein わざと、故意に
Il l’a fait à dessein.
彼はわざとそうした。
映画「のだめカンタービレ」
予告編です。
原作は二ノ宮知子の漫画
実写映画は「のだめカンタービレ 最終楽章 前編 / 後編」
前編が2009年12月、後編が2010年4月公開
★第26課以降の記事の目次はこちらです。
⇒『百合のFranceウォッチング』~目次 その2(L26~)
「のだめカンタービレ」、さすがに私も名前ぐらいは知っていますが、漫画もドラマも映画も見ていません…
それでは次回のラジオ講座の記事をお楽しみに。
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