新年の花火

フランス語を読む練習

いろいろな新年の祝い方。

いろいろな国の新年の祝い方を、簡単なフランス語とアニメで説明している短い動画を紹介します。

1jour1question の動画で、タイトルは、Comment se souhaite-t-on la bonne année dans le monde ?(世界では、どうやって新年を祝うのか?)です。



新年の祝い方

「世界の」とタイトルについていますが、アジアやアフリカは全く出てきませんね。

スクリプト

10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1… Bonne année ! Bonne santé ! À minuit pile, c’est champagne et embrassades sous le gui. Lors du réveillon du 31 décembre, les convives mangent, chantent, dansent, lancent des cotillons… Une façon de dire “Adieu” à l’année passée… Et « Bonjour » à la nouvelle, que l’on se souhaite joyeuse. Ça, c’est en France.

Et dans les autres pays, c’est pareil ? En route pour un petit tour du monde des jours de l’an !

Les brésiliens, vêtus de blanc, festoient sur la plage illuminée de milliers de bougies. Au passage d’année, c’est bain de minuit sous les feux d’artifices. Ils portent et s’offrent des culottes de couleur. Une bleue pour souhaiter une bonne santé, une verte pour la chance, une rose pour des vœux d’amour.

Les New-yorkais, eux, chaussent des lunettes extravagantes aux chiffres de la nouvelle année, et s’embrassent sous une pluie de confettis.

En Italie du sud, c’est une pluie de vaisselle qui inonde les rues… Les vieux objets jetés par les fenêtres symbolisent la mort de l’année passée.

Tout aussi fracassant, les Danois tapent avec force aux portes des voisins pour annoncer la nouvelle année.

Les Belges, plus calmes, se souhaitent prospérité et richesse en plaçant une pièce de monnaie sous leur assiette.

Si les fêtes sont différentes, les vœux de bonheur et les embrassades sont eux, les mêmes partout !

スクリプトの引用元⇒Comment se souhaite-t-on la bonne année dans le monde ? | Lumni ☆2023/01/05:動画が削除されたのでリンクをはずしました。

和訳

10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1… あけましておめでとう! 12時きっかりに、シャンパンで乾杯し、ヤドリギの下でキスをします。

12月31日のおおみそか、お客さんたちは食事をし、歌い、踊り、紙吹雪を投げます。

過ぎ去る年に「さよなら」を、新しい年に「こんにちは」を言う方法の1つで、お互いに幸福を祈ります。

これが、フランスで行うことです。

ほかの国でも、同じでしょうか? 世界の元旦を見る旅に出発です。

ブラジル人は白い服を着て、何千ものキャンドルを灯した海岸でお祝いをします。

年が変わる真夜中に、花火の下で泳ぎます。人々は、色のついたショーツを持ってきて贈ります。青は健康、緑色は幸運、ピンクは愛情を祈願するものです。

ニューヨーカーは、新しい年の年号がついたとても派手なメガネをして、紙吹雪の雨の中でキスをしあいます。

南イタリアでは食器を投げ、それが道にあふれます。窓から古い物を捨てることが、過ぎた年の死を象徴するのです。

同じように大きな音を立てるのはデンマーク人で、隣人の家のドアを力強く叩き、新しい年の到来を告げます。

ベルギー人はもっと静かに、商売繁盛や富を願って、自分の皿の下に、硬貨を置きます。

それぞれのお祝いは違っても、幸せを願い、キスをするのは、どこでも同じです。



単語メモ

gui  オウシュウヤドリギ ☆ゴール人の神木でした。

cotillons  紙吹雪、紙帽子、テープなど ダンスやゲームをするパーティや祭りもcotillon で、そのパーティで使う小道具も cotillons です。

En route !  さあ、出発だ。

extravagant  突飛な、常識はずれの

fracassant  轟音(ごうおん)を立てる

Danois  デンマーク人

prospérité  (経済的)繁栄、好況

richesse  富

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お皿を窓から投げるって本当なんでしょうか? 危ないし、あとの掃除が大変そうです。

西洋では、おごそかに祝うのはクリスマスで、ニューイヤーはパーティをして派手にお祝いすることが多いですね。

私は、静かに除夜の鐘を聞きながら年越しをするほうが好きですが、おおみそかも、たいてい早く寝てしまいます。






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