クリスマスシーズンが終わって、用がすんだツリーはどのように廃棄するべきでしょうか?
捨て方を教えてくれる1分少々のニュースクリップを紹介します。
タイトルは、
Noël et fêtes de fin d’année : où et comment se débarrasser de son sapin ?(クリスマスと年末行事:ツリーはどこにどうやって捨てるか?)
1分19秒
動画をうまく再生できないときは、こちらでどうぞ⇒Noël et fêtes de fin d'année : où et comment se débarrasser de son sapin ?
トランスクリプション
Retour en France, s’ils ont apporté un peu de chaleur dans nos foyers, à peine passé la nouvelle année, ils viennent s’amonceler dans les poubelles et sur les trottoirs. On va parler de ce que deviennent nos sapin de Noël ? Benjamin Delombre, bonjour.
Bonjour, Leïla.
D’abord, est-ce qu’on a une idée du nombre de sapins vendus cette année ?
Eh bien, oui, 6 millions, c’est le nombre de sapins naturels qu’on achète chaque année en France. Une fois les fêtes passées, quand les aiguilles tombent, on a longtemps eu l’habitude de le déposer son sapin sur un bout de trottoir ou sur la voie publique. Ça, même dans un sac spécifique, c’est interdit. Si vous vous faites attraper, vous risques 150 euros d’amende.
Et que deviennent-ils, ces sapins, après ?
Et bien, plusieurs solutions s’offrent à vous, Leïla.
Soit vous le déposez dans la déchetterie la plus proche, soit si votre commune en est dotée, vous pouvez le laisser dans un point de collecte spécifique. C’est une sorte de petit parc, en général très bien indiqué. Enfin, renseignez-vous, les enseignes de jardinage ou des grands magasins recoupèrent parfois les vieux sapins. En échange, vous pourrez peut-être gagner un bon d’achat.
Et puis, ils ont plusieurs vies peut-être ces sapins aussi ?
Eh bien, oui, ils peuvent avoir plusieurs secondes vies. Même sachez qu’une tonne de conifères, c’est trois à quatre cent kilos de composte.
Mais le sapin peut aussi servir d’aliments pour les animaux. On le vois sur ces images, les chèvres, par exemple, sont friandes des aiguilles, riches en oligo-éléments. Une précision tout de même, le sapin doit être naturel, c’est-à-dire ne pas avoir été traité chimiquement.
Je vois, merci, Benjamain.
ツリーの捨て方:和訳
フランス(の話題に)戻ります。ツリーは、家庭にあたたかみをもたらしてくれますが、新年をすぎてちょっとたつと、ゴミ箱や道端に積み重ねられます。
クリスマスツリーがどうなるのかお話しします。バンジャマン・ドロンブル、こんにちは。
こんにちは、レイラ。
まず、今年、どれだけの数のツリーが売れたか、わかりますか?
はい、600万本です。毎年、フランスで売れる生木(なまき)のツリーの数です。
クリスマスが終わると、針(葉)が落ちますが、これまでずっと、ツリーを道端や公道に捨てる習慣がありました。
でも、こうすることは、たとえ専用の袋に入れていても、違法です。もし見つかったら、150ユーロの罰金を取られる恐れがあります。
すると、ツリーはどうしたらいいんでしょうか?(
いくつか方法がありますよ、レイラ。一番近いごみ処理場に捨てるか、もし、近所にあれば、ツリー専用の収集場所に捨てることができます。
小さな公園みたいな場所で、通常、どこにあるかすぐにわかるようになっています。
さらに、調べてほしいのですが、ガーデニングの店や大きな店舗では、古いツリーを回収することがあります。その代わりとして、(その店で使える)ギフト券をもらえることもあります。
そうしたツリーはたぶん、その後も使いみちがあるんでしょうね?
ええ、第2の人生がいくつかあります。針葉樹1トンは、300~400キロのコンポストになるんですよ。
それに、動物の餌にもなるんです。今写っている映像からもわかるように、たとえば、ヤギは針葉樹の葉が大好きです。葉は微量元素が豊富ですよ。
ただ、注意点があります。(エサにする)ツリーは自然のものでなければなりません。つまり、化学的な処理がなされていないものです。
わかりました。ありがとう、バンジャマン。
単語メモ
s’amonceler 積み重なる、より集まる
une déchetterie ごみ処理場、ごみのリサイクル工場
un bon d’achat ギフトカード
être friand de ~が大好きな
Les enfants sont friands de sucreries. 子供たちは甘いものが大好きだ。
oligo-élément 微量元素
関連動画:使い終わったツリーのリサイクル法
Comment recycler son sapin どのようにツリーをリサイクルするか?
1分30秒。
ツリーはコンポストにされることが多いですが、暖房に使われたり、小さく切って、公園の飾りに使われたりすることもあります。
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私が住んでいるところでは、ふつうのゴミを出す要領で、ツリーを出しておけば、回収してくれるので、どこに捨てようと悩むことはありません。
今年は1月11日から回収が始まり、1月31日までには、持っていってくれることになっています。いつ回収されるかはわからないので、1月11日までに出しておくわけです。
出しそこなうと自己責任で捨てなければなりません。コンドミニアムやアパートに住んでいる人みたいに、専用の捨て場に持っていくことになります。
ところで、ヤギってもみの木の葉が好きなんですね。
ムーミンは松の葉(針葉樹の葉)が好きで、冬眠する前にたくさん食べます。冬場、ムーミンたちは、冬眠しているから、基本的に雪も冬もクリスマスも知らないことになっています。
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