2013年秋のラジオ講座、初級編の受講メモです。
今週は、フランス語の読み方にフォーカスしていますね。フランス語はつづりと読み方がわりに規則的ですから、ある程度覚えてしまえば知らない単語でも読めます。
きょうのメニュー:
アクサン記号
文字の上に書いてある、点のような、棒のような、傘のマークのようなものです。
これは日本語の濁点とか半濁点と同じ、つづり字記号です。
日本語のつづり字記号がつくと音が変わりますが、フランス語では変わるのもありますが(しかし私には違いは聞き取れず)、多くは、同音異義語の区別のために使われています。
こちらにまとめてあります
⇒フランス語のアクサンと句読点のまとめ
6つのフランス語の母音字
a,e,i,o,u,y
ア、エ、イ、オ、ユ、イ
i,y はともに「イ」
それぞれの文字にアクサンがつくこともあります。
上で紹介した記事の表にすべて書いてあります。
この中で複数の読み方があり、難しげなのはeです。
読まないとき(ウとも言える)と「エ」と読むときがあります。放送では説明がなかったので、今後、単語を学びながらやるのでしょう。
複母音字
母音が2つ、ないしは3つ続けて書いてあるものをセットでひとつの母音として読む
ai, ei エ
eu, œu ウ
au, eau オ
ou, où, oû ウ
oi, oî オワ
œ オーウーコンポゼ OとEがつづけてでてきたら、このように合体文字となって表記されます。
またの名をウーダンロー(e dans l’o)
ラテン語のアルファベットが残ったもの。
鼻母音 母音字+n,m
息を鼻に抜きます。
an,am,en,em これはアンとよく書いてありますが、私はオンに近い気がします。でも単語にもよります。たとえばFrance ですが、これはフロンスに聞こえます。このようにフランス語の音をカタカナで書くのは不可能なのです。
in,im,ain エンとアンの中間ぐらいな?
un,um アンに近い
on,om オン これはきっぱりオンと書けます。でも鼻母音なので日本語の「オン」ではないのです。
鼻のてっぺんに音をひびかせる感じでしょうか。練習のつもりでやってるとそのうち息苦しくなってきます。
鼻母音の発音は微妙で、これまたカタカナでは書けないです。
この動画を見ていただくとわかるように、onはオンで聞き取れます。
でも、直後に出てくるのは、オンのあとに発音されるから、「onではない」とわかるのであり、単体で出てきたときに聞き取るのは至難の業(私の場合)。
たまにとても耳のいい人もいますが、単語の意味、前後の文脈から聞き取るようにしていくほうが現実的です。
もし入門したてなら最初からあんまりきわめようとしないほうがいいと思います。
というのも、挫折する可能性が高いから。
ラジオ講座を聴きながら、テキストの文字を読むのにある程度慣れてから使ったほうが効果的です。
最初にすべての音を覚えてしまうのが理想かもしれませんが、私なら、いやになります。
きょうのところは、とにかく、日本語のカタカナの発音ではない、ということだけを頭に入れておけば大丈夫。
ポーズカフェ~いつでもどこでもボンジュール
フランスでは、お店にはいったら、まず店員さんにボンジュールと挨拶。いきなり注文してはいけない、という話でした。
聞き取りではよくわからないところが一箇所ありました。
藤田先生:フランスでは、店でお客と店員がよくボンジュールと言っていますよね?
Oui, c’est exacte.
En France, que ce soit à l’employé des postes, au chauffeur de taxi ou d’autobus, à la boulanger ou à la caissier de supermarché, on doit toujours dire bonjour.
Si un client demandait quelque chose avant même de dire bonjour, cela serait joué comme un ________ et cela risquerait même de mettre le vendeur de mauvais humeur.
※マーカーひいたところは自信のないところ。
cela ~のところは「すらすれじゅじぇこむあんもんででゅかっしょん」と聞こえます。
そのうち思いついたら追記します^^;
ボンジュールの話、毎回ラジオ講座で聞きますね。
日本だと、お店に入っていくときや、注文するとき、
まず挨拶しません。
屋台のラーメン屋さんや焼き鳥屋さんぐらいでしょうか、「こんにちは」と言いながらお店に入っていくのは。店の人と顔なじみになっていれば、さすがに挨拶しますが。これは個人的な知りあいだからでしょう。
英語でも、なんとなくいきなり用件を言ってはいけない雰囲気あります。私は電話などでもついつい担当直入に用件に入ってしまうのですが、余裕をもって「こんにちは。お元気ですか?」と言ったほうがいいみたいです。
無駄話してるような気がするのですが、人間関係の潤滑油なのです。理想を言えば、本当に心の奥底で、「あなたに会えてよかったです」とか「お世話になります」といった喜びや感謝の気持ちを感じていれば、声にもそれが現れて、結果的にいいサービスを受けられるのかもしれません。
しかし、「ちゃんとボンジュールと言って始めたのに、ろくでもないサービスしか受けられなかった」、という話もよく聞きます。
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