きょうは今週の「虎と小鳥のフランス日記」の解説動画を見ました。
このエピソードでは最初のほうで、Camilleがマルコさまの説明をするとき、関係代名詞のquiとqueを使ってどんどん情報を付け加えていきます。
実はこの第90話、たぶん本邦初の解説の動画のサンプルがYouTubeにあがっています。後ほど紹介しますが、ちょうどこの部分の解説が入っています。
ところが、qui(キ)とque(ク)についての解説はありません。
ちょうどよい機会ですので、二つの違いを復習してみました。
関係代名詞とは?
まず関係代名詞ですが、この名前がわかりにくいですよね。
関係代名詞は接続詞であり代名詞で、仕事を掛け持ちしている品詞です。
たとえば今回出てきた文章の一節をとりあげると、
Marco qui cuisine dans ce restaurant
訳:マルコさんは、このレストランで料理をしていますが。。。
qui が関係代名詞です。
接続詞としての役割はMarcoとqui以下の文をつなげているところ
代名詞としての役割はil(彼は)と同じ意味で使われているところ
そして、このilなどの代わりとして、qui以下の文章で主語になっている場合はquiを使います。
次に、やはり教材にあった文章で、
…on va rencontrer quelqu’un que vous connaissez …
訳:これからある人に会いにいくのですが、それはあなたたちもよくご存知のかたで・・
que が関係代名詞です。
接続詞としての役割は quelqu’un と que以下の文をつなげているところ
代名詞としての役割は vous connaissez quelqu’un (あなた方の知っている誰か)の quelqu’un(誰か)と同じ意味で使われているところ
このように動詞の(直接)目的語になる場合は、queを使います。
que と qui で迷ったら?
何度もフランス語の音読をしていれば、自然に覚えてしまいますが、私は迷ったときのために何と語呂合わせで覚えています。
それは
que (ク)は 「もくてきごのく」
これでもう迷いません。
最後にqui, que の復習として例文を二つ書いておきます。
J’ai trouvé un appartement qui a trois pièces.
私は部屋が三つあるアパートを見つけた。
J’ai acheté le livre que ma sœur a écrit.
私は妹が書いた本を買った。
ダジャレは、時に、記憶を助けてくれます^^
うま~い!!面白い覚え方です!!
確かに、penさんがおっしゃるように、何度も音読してると、自然に覚えますね。
私は、会話しているときに、dontやce que などを自在に操れなくて、困っています。(常に、後から言い直しです)会話しながら組み立てる能力は、最近別物だなと、しみじみ思ってます。
もちろん、ポチりましたよ!!
木蓮さん、こんにちは。コメントとポチ、ありがとうございます。
この覚え方は、会話にはあまり使えないかも。
穴埋め問題で迷ったとき用です。
会話は反射的に話さなければいけないですもんね。やっぱ慣れでしょうね。
dont は特に難しそう・・・