クリスチャン・ルブタンの靴

虎と小鳥のフランス日記

2014年・冬のセール~「虎と小鳥のフランス日記」第136話

今週の虎と小鳥の舞台は冬のセールでした。

以前、夏のセールのエピソードがありましたね。フランスでは年に2回のみ、どの店も一斉にセールをします。

この日程は法律で決まっていますから、多くの人は、ここぞとばかり買い物に出かけるようです。

フランスのセールの仕組みについて詳しくはこちらをどうぞ。
L22  フランスのバーゲンセール

さて、今回もサンプルビデオがあります。冒頭の部分ですが、たくさんしゃべっているので見てください。

★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。

一番最初の部分がキーフレーズの一つ目でもあります。今回もまず、サンプル部分のスクリプトの和訳を書いておきますね。

きょうのメニュー
・サンプル部分のスクリプトの和訳
・4つのキーフレーズ
・キーフレーズをちょっと解説
・クリスチャン・ルブタン



サンプル部分のスクリプトの和訳

Huit janvier onze février, période très importante cette année, c’est les soldes d’hiver.

Et aujourd’hui nous partons du quartier de l’Odéon, pour se diriger vers le Bon Marché et la rue de Rennes.

Le problème des soldes, c’est qu’en général, on n’achète absolument pas ce dont on a besoin, mais on achète ce dont on a envie.

1月8日から2月11日は、今年とても大切な時期です。冬のセールだからです。

きょうはオデオン地区から出発して、ボンマルシェ(デパートの名前)とレンヌ通りのほうに向かいましょう。

セールでの問題は一般的に言って、必要なものは買わないのに、欲しいものを買ってしまうことです。

【dont】
dont は 関係代名詞。関係代名詞は前の文と後ろの文の共通の単語の代わりに使って、その2つをくっつける単語です。

dont は 特に『前置詞 de+名詞』の代わりに使います。

c’est qu’en général, on n’achète absolument pas ce dont on a besoin を dontを使わずにばらして書くと

c’est qu’en général, on n’achète absolument pas cela.
on a besoin de cela.

(何を買うのか限定していないので、ここではcelaとしておきました)。

4つのキーフレーズ

会話における日付の前置詞と冠詞の省略

1月8日から2月11日

パリの冬のセール

Huit janvier onze février

かなりの

靴屋の前に行列ができています。

パリの冬のセール

並んでいる女性にカミーユがもうどれぐらい待っているのか聞きました。

ええと、少なくとも20分以上です。

パリの冬のセール

Ah, une bonne vingtaine de minutes,au moins.

つきました

きょうの目的地のひとつ、ボン・マルシェにつきました。

ボン・マルシェ

目的地につきました。

パリの冬のセール

Nous y voici.

たいしたことじゃないけど

デパートのあるあたりに来るとカミーユは子どもの頃のことを思い出すそうです。

というのも、大したことではないけど、私の小学校がこの近くにあって…

パリの冬のセール

Parce que l’air de rien, mon école maternelle est pas très loin d’ici.

キーフレーズをちょっと解説

会話における日付の前置詞と冠詞の省略

これはよくあることだそうです。

この部分を前置詞と冠詞をつけて書くと、
Du huit janvier au onze février

かなりの、という意味のbon, bonne

このbonは「よい」とう意味ではなく、「十分な、相当な、かなりの」程度を強めるbonです。

une bonne grippe は「よいインフルエンザ」ではなく「ひどいいインフルエンザ」

un bon risque 相当のリスク

un bon poison 猛毒

Ça fait un bon mois qu’il est parti.
彼が出発してから1ヶ月はたつね。

Nous y voici.

私たちは着いた。
yはどこか目的としていた場所や段階のことです。
「本題に入る」という意味にもなります。

この表現は丸暗記ですね。

Nous y voici: parlons donc de ce projet.
そこなのです。では、その計画の話をしましょう。

nous 文脈に応じて人称が変わります。

M’y voici donc ? – Point du tout.
これで当たってる? 全然(だめじゃん)。

l’air de rien

rien は「ない」
air は「雰囲気、空間、風情」など。
そこにあるけど、ないような感じのことです。

キーフレーズでは、「大したことではないけれど、とか ついでに言うと、とか、なんでもないことなんだけど」、と訳せます。

文脈によっては、「さりげなく」とか、「目立たず」といった意味にもなります。



クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin 1963生)の靴

行列ができていたのは、クリスチャン・ルブタンの靴屋の前です。店内に入れる人数を制限しているのですね。

靴は試しばきしないとだめだからでしょうか。しかし、1人ずつ入れ替わりに入ると、何も買わずに帰るのがためらわれるかもしれません。

クリスチャン・ルブタンの靴

毛皮のお姉さんによると、この赤いヒールや、靴底(靴の裏側)全体が赤いのがパリでとても流行っているとのこと。

あまりに流行っているので、自分で靴底をマジックて赤く塗る人までいるとか。

靴が好きな人ってたまにいますね。イメルダとか。私はどんなに美しい靴でも、ヒールが11センチのなんて、お金もらっても、はきたくありませんが。拷問じゃないですか?

こちらはクリスチャン・ルブタンの2013年のフォールコレクション

※公式サイトにビデオがたくさんあります。買い物もできます⇒Christian Louboutin

夏のセールにくらべて、冬のセールではカミーユは「疲れますね」などと言って、多少テンションがさがっているようでした。

寒いからでしょうか?

クリスマス前にお金を使いますから、冬のセールに行く人は、あらかじめ予算をたてて、お金をとっておく必要がありますね。

それでは、次回の「虎と小鳥のフランス日記」の記事をお楽しみに。






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