『百合のFranceウォッチング』第62課の受講メモです。
さくらは10月から、レンヌ大学で日本語を教えてくれるように頼まれた、と話しています。
大学で正式に教えるのは、たぶんそれなりの学歴(マスターをとっているとか)が必要だと思いますが、外国語を教えるときは、そうじゃないポスト(単位が取得できないコースなど)もあるかもしれません。
この話から、きょうのポーズカフェのトピックはフランスの大学制度でした。
きょうのメニュー
それでは復習行ってみよう。
疑問副詞
Pourquoi la japonais ?
なぜ日本語を?
疑問副詞(quand, où, pourquoi, comment, combien)のあとにいきなり、名詞や不定法を持ってくる表現がとりあげられました。
会話に多いパターンですね。
1つだけ例文を書いておきます。
Comment faire ?
どうしたらいいの?
⇒「まいにちフランス語」26:L48 疑問副詞
ポーズカフェ~フランスの大学
書き取り
フランスと日本の大学の違いってありますか?
Eh bien en France de la maternelle à l’université la rentrée est en septembre. Mais dans beaucoup d’universités les cours reprennent réellement à partir d’octobre.
Et une autre différence c’est que dans les universités françaises il n’y a ni cérémonie d’entrée ni cérémonie de fin d’étude.
そもそもフランスには4年で皆大学を卒業する、という概念はないですよね。
Depuis de 2006 le cursus universitaire européen s’organisent autour de trois diplômes : la licence en 3 ans, le master en 2 ans, et le doctorat en 3 ans.
Chaque étudient peut avoir en rythme d’étude différent selon le parcours choisi et par conséquent, la date d’obtention de diplôme peut varier d’un étudient l’un autre.
学生は目指す免状の取得に向けて必死で勉強しますよね。
Oui, le niveau exigé pour l’obtention de diplôme est élevé et le pourcentage d’échec est important.
Ainsi en 2008, le taux d’obtention de la licence après 3 ans d’étude était seulement de 37,8 %.
要約
フランスの幼稚園から大学まで、新学期は9月。でも多くの大学で授業が始まるのは10月。またフランスの大学には入学式も卒業式もない。
2006年からヨーロッパの大学の課程は3つの免状で構成されている。3年で学士号、2年で修士号、3年で博士号を取得することになる。
学生は自分の選んだコースに従って勉強するので免状を取得する時期は、学生によって違う。
免除の取得レベルは高く、不合格も多い。2008年では、入学後3年で学士号を取得した学生はたった37.8パーセントだった。
単語メモ
cursus 大学の修学の課程
parcours コース
exiger 要求する、求める
★第50課以降の記事の目次はこちらです。
⇒『百合のFranceウォッチング』~目次 その3(L50~72)
日本の大学はどこの国の大学より卒業するのがやさしかったりして?
だから、今大学を卒業しているからって、何かコンペティティブエッジがあるわけではないのですよね。
それでは次回のラジオ講座の記事をお楽しみに。
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