来月8月早々、来日予定のTIPA(ティパ)のコンサートのお知らせです。
TIPAというのは、私がフランス語の教材に使っている「虎と小鳥のフランス日記」という動画を作っている二人のこと。アントワーヌが動画を撮影し、パートナーのカミーユが動画に出演しています。
「虎と小鳥」は二人のあだ名。
アントワーヌが虎でカミーユが小鳥です。
「虎と小鳥のフランス日記」のビデオはこんな感じのです。
これは初回のエピソードのサンプルであり、シリーズ全体のPVとして使われているもの
★2015/01/24追記
「虎と小鳥のフランス日記」の配信が終了したため、サンプル動画も削除されました。あしからずご了承ください。
これは2011年の夏の撮影。
ごらんのように、既存のフランス語の教材にはない、普段着のパリを伝えながら、野生のフランス語を届けてくれます。
この「虎と小鳥のフランス日記」を作っているTIPA,ついに来月、来日コンサートをすることになりました。
きょうはTIPAの名前の由来や、教材を作ることになった経緯をお話しますね。
TIPAは音楽デュオ
二人は、フランス語の教材を作り始める前から、音楽デュオを組んでいて、パリのバーなどに出演していました。
TIPAのサイトによると、音楽グループとして初めてライブをしたのは東京のとあるバーだったとか。
数年前に来日したときの動画がありますのでごらんください。歌っているのがカミーユ、カメラで撮影しているのがアントワーヌです。
いつの撮影かはわかりませんが、夏ですね。
アントワーヌはもともと映画が大好きで、プロの映像作家。カミーユは歌や楽器の演奏、演技の仕事をしています。
そんな才能あふれる二人の音楽グループがTIPAなのです。
TIPAってどんな意味?
TIPAは二人のあだなの虎と小鳥から取られています。実はフランス語ではありません。
スペイン語で
虎 tigre
小鳥 pajarito (鳥はpájaro)
この2つの単語の頭文字をとってTIPA
ちなみに、フランス語では、虎は一緒ですが、小鳥は、petit oisillon, petit oiseau です。
なぜTIPAがフランス語の教材を作るようになったのか?
デュオ結成後、TIPAはパリでライブのできる店に出演したり、自主制作盤を作ったりして、活動の幅を少しずつ広げてきました。ブラジルのフェスティバルのも出演しています。
TIPAの二人がフランス語の教材を作ることになったのは、震災後にパリで行われた、とあるチャリティイベントがきっかけです。
この集会で、「フランス語脳プロジェクト」というインターネットの教材を作り始めたばかりの織田先生とアントワーヌが出会ったのです。
「日本のために何かしたい。僕は映像を撮影することができる。」
アントワーヌは、織田先生に申し出ました。
革命的なフランス語の教材を作りたいという志をお持ちだった織田先生。アントワーヌと共同で、「虎と小鳥のフランス日記」というビデオ教材を制作し、配信することにしたのです。
動画の主役は、アントワーヌのガールフレンドのカミーユが引き受けてくれました。
そうしてできあがった「虎と小鳥のフランス日記」。毎週1本ずつきっちり制作され、今は159話まで配信されています。
TIPAの初めてのメジャー・コンサート
「虎と小鳥のフランス日記」が世に出てから3年後の夏。満を持して二人が日本で初めての大規模なコンサートをします。
「虎と小鳥のフランス日記」が始まってから、織田先生の「フランス語脳プロジェクト」は少しずつ大きくなって行きました。
20人の生徒で始まったプロジェクト。今は1200人の生徒がいます。先生は会社を作り、講座の名前も「虎と小鳥のフランス語スクール」に変えました。
今回、織田先生は日比谷公会堂という場所を用意して、TIPAの二人を招きました。
フランス語業界に革命を起こすとい織田先生の夢と、プロのミュージシャンになりたいというTIPAの夢。
両者の夢がクロスオーバーするのが8月8日なのです。
そして、その夢は、さまざまな理由で、語学学校に行けないけど、なんとか自宅でフランス語をものにしたい、小鳥のように自由にフランス語をしゃべりたい、と毎日がんばっている「虎と小鳥」の受講生さんの夢でもあります。
現在、受講生が一丸となって、この8.8イベントを成功させようと、熱くがんばっています。
運営や広報は、受講生の有志がやっています。チラシも、受講生が作りました(フライヤー選手権というのがあったのです)。
ようやく一般向け告知ページができあましたので、ご案内します。チケットの購入もできます。
8月8日のTIPAのコンサート
その名も
「野生の音楽祭」
あなたも、このコンサートに来てください。夏の夜、TIPAの愉しい音楽を恋人やお友達と楽しんでくださいね。
ライブの告知ページはこちらです。
チケットの購入もできます。
(☆2015/09/16:販売ページはもう閉じましたので、リンクはずしました)
※このページも受講生さんが作りました^^。コンサートの前座も受講生さんですよ。
この記事へのコメントはありません。