かわいい感じのする単語、きれいなイメージのある言葉、そういったフランス語の単語を集めています。
第54回は結婚に関係のある言葉です。
フランス語で結婚は le mariage ル マリヤージュ
これは日本語にもなっていますね。
ほかにも「婚約者」も日本語になっていますが、意外と知らない単語もたくさんあります。そんな結婚に関係のある単語を25個リストにしました。
あなたのホームページ、ブログ、ハンドルネーム、ビジネス、不動産、プロジェクト、会社、商品、サロン、教室、何かのグループ、ペット、その他のネーミングのヒントになれば幸いです。
結婚に関する単語 25個のリスト
フランス語の名詞には男性、女性の区別があります。男性の名詞には(m)、女性形には (f)と書いています。
anniversaire de mariage アニヴェルセール ドゥ マリヤージュ 結婚記念日 (m)
alliance アリヨンス 結婚指輪、婚姻という意味もあり。(f)
anneau アノー 指輪
anneau は「輪」のこと anneaux chinois アノーシノワ 知恵の輪
autel オテル 祭壇 (m)
bague de fianâilles バーグ ドゥ フィオンサイユ 婚約指輪、エンゲージリング (f)
bal バル 舞踏会、ダンスパーティ (m)
blanc, blanche ブロン、ブロンシュ 白い (形容詞)
bouquet ブケ 花束 (m)
cloches nuptiales クロッシュ ヌプシャル ウエディングベル (f) (常に複数)
dot ドット 持参金 (f)
église エグリーズ 教会 (f)
fiançailles フィオンサイユ 婚約 (常に複数形) (f)
参考⇒フィアンセは元フランス語
fiancé, fiancée フィオンセ 婚約者
fleurs フルール 花 (m)
invitation アンヴィタシオン (f) 招待、招待状
invité, invitée アンヴィテ 招待客
jarretière ジャルティエール ガーター (f)
jarret ジャレット (ひかがみ、ひざの裏)の派生語。フランスの結婚式では、ガーターが大切な役割をはたす小道具です。
詳しくは⇒ガーター~フランス文化に欠かせないもの
jeune marié, jeune mariée ジュンヌ マリエ 新婚の人
lune de miel リューン ドゥ ミエル ハネムーン、蜜月 (f)
miel はハチミツです。蜜月について詳しくはこちらを⇒バレンタインのデート「虎と小鳥のフランス日記」第38話
marche nuptiale マルシュ ヌプシャル 結婚行進曲
marié, mariée マリエ 新郎、新婦
noce ノス 結婚式、婚礼 (f)
pièce montée ピエスモンテ ウエディングケーキ、デコレーションケーキ
フランスの結婚式のケーキはアメリカあたりとはちょっと違うタイプ。小さなシューを積み重ねて作るクロカンブッシュ(croquembouche)を使います。
こんなのです。
robe de mariée ローブ ドゥ マリエ ウエディングドレス (f)
「ローブ」と書きましたが、本当の発音は「ホーブ」と書いたほうが近いです。 robe de noce ローブドゥノス、robe nuptiale ローブヌプシャルという言い方もあり。
voile ヴォワル ヴェール (m)
☆読み方をカタカナで書きましたが、フランス語の発音をカタカナで書ききることはできません。
必要に応じて、発音ガイド Forvo(肉声)などで確認してください。
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サムシングフォー~何か古いもの、新しいもの、人から借りたもの、そして青いもの
⇒「かわいいフランス語教えますVol.1」~電子書籍出版のお知らせ
★このシリーズを最初から読むときはこちらから⇒かわいい単語教えます~その1自然篇 使用上の注意も書いていますので、一読をおすすめします。
★このシリーズの目次はこちら⇒かわいいフランス語、教えます~目次
jarretière は 「じゃれている」と覚えればいいですね。
毎日、コツコツと飽きもせずフランス語を勉強しているのですが、ペン様のブログのYouTubeが全く理解できず。。。好きなワインのことになりますとフンフン、へェーとなるのですが。先日、週一、通っているフランス語学校で当方が使っている文法の本がどのようなものか見せてくれと隣席の方に言われましたので、こんな文法の本よりネットで「フランス語 ぺん」を検索して、そのブログを読んだほうが、フランス語だけではなく、文化なども紹介されていて、勉強になりますよと伝えてしまいました。ところで話は変わるのですが、「JE SUIS CHARLIE」のスローガンですが、もし日本で同じような事件があった際、「私は読売新聞」などというスローガンを掲げないと思うのですが、「CHARLIE」を擁護しますよ、「CHARLIE」の味方、立場ですよなどという意味でフランス語では「JE SUIS」のêtreが使われるのでしょうか?
うさぎのぎいさん、こんにちは。
ブログを宣伝していただきありがとうございました。
学校はアンスティチュ・フランセでしたっけ?
みなさまによろしくお伝えください。
さて、Je suis Charlie は、連帯の気持ちを表す、一種のスローガンだと思います。
はじめは、
「私はシャルリを支持します」
「私は被害者とその家族を支える側です」
という気持ちの人が多かったのではないでしょうか?
そして、そのうち
「私はテロに反対です」
「私は、表現の自由を擁護します」
という意味に変わっていったと思います。
人々が次々にこのプラカードを掲げたのは、連帯したいからだと思います。
もともとフランス人はよく集まってデモをするし、スローガンを掲げたりします。学校で発砲事件などあれば、街中の人が集まって哀悼します。だから、今回も自然にこうなったのでしょう。
日本語に訳すと「私はシャーリーです」とするしかないのですが、文脈によっていろいろな解釈があると思います。
日本では、地下鉄サリン事件が起きたからといって、直後に人々が集まって哀悼の意を表したり、テロに反対するデモンストレーションはしませんよね。
だから、ひじょうに訳しにくいし、ストレートに訳しただけでは、意味が伝わらないですね。