フランス語で「わたあめ」は何と言うか?
フランス語でわたあめは「わた」ではなく、「○○のひげ」と言います。
今回はこの単語について詳しく説明します。
フランス語でわたあめは「わた」ではなくて「ひげ」
フランス語でわたあめは barbe à papa です。
barbe は ひげ
papa は パパ、お父さん
つまり、「パパのおひげ」
うーん・・・確かにサンタクロースのようなひげなら、わたあめに見えないこともないかも?
英語ではcotton candy で、日本語の「わたあめ」と同じです。
1897年に、二人のアメリカ人がわたあめを作る器械を作ったのが、今のようなわたあめの歴史の始まりです。
二人は1904年、セントルイスで行われた博覧会で、わたあめ作りを実演し大好評を得ました。
一つ25セントで、それは博覧会の入場料の半分にあたりました。
そんなに高価だったのに、飛ぶように売れたそうです。
barbe à papa を使った例文とその和訳です。
Nous sommes allés à la fête foraine et j’ai mangé tant de barbe à papa que j’en suis tombé malade !
私たちはお祭りに行きました。私はわたあめを食べ過ぎて、気分が悪くなりました。
単語メモ
fête foraine お祭り、縁日
tant (de+無冠詞名詞)… que あまりに・・・で~
tomber malade 病気になる
三つの動詞、aller 行く、manger 食べる、tomber ~になる とも複合過去形です。
複合過去形の形は
avoir + 過去分詞
être + 過去分詞
mangerはavoir、あとのふたつはêtreが助動詞です。
バーバパパの話
1970年代にフランスで生まれたバーバパパという絵本があります。
原題はBarbapapaで、わたあめのbarbe à papaと主役のパパをかけています。
土から生まれたバーバパパはアメーバのようにどんなものにも変身することができます。
こちらはテレビのバーバパパのテーマソングです。
30秒
バーバパパは英語圏や日本でもアニメや本になっており、わたあめ同様、子どもたちに大人気ですね。
きょうは歌をご紹介しましたが、関連リンクからアニメのクリップをごらんになると、思ったより単語が聞き取れると思われるはずです。
一つ一つが短いですし、ぜひ聞き取りの練習に使ってみてください。
バーバパパについてはこちらでも取り上げています⇒バーバパパ出版45周年おめでとう~Googleが記念ロゴでお祝い
penのわたあめの思い出
わたあめは別名綿菓子ですが、私はどちらかというとわたあめという言い方に慣れています。
子どものころ、縁日に行ったら、必ず親にねだってわたあめを買ってもらっていました。
まず、わたあめを作っているところがおもしろかったです。
ぶーんといってる大きなたらいのような器械の中に、おじさんが棒をつっこみます。
甘い匂いの中で、おじさんがを棒をくるくる回すと、どんどんわたが大きくなりました。わくわくしたものです。
ふわふわで可愛い見た目。
口に入れるとかすかにプチプチはじけながら、甘くとけていくわたあめが大好きでした。
わたのような飴だから「わたあめ」。ぴったりのネーミングだと思っていました。とてもひげには思えません。
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