ティーンエイジャー

フランス語の語彙

フランス語のスラング、ヴェルランについて(後編)。

ヴェルラン(verlan, 逆さ言葉)を説明しているARTEの動画、後編です。

タイトルは、Le verlan



ヴェルラン(逆さ言葉)

4分56秒。

後編は3分から最後まで。

トランスクリプション

Mais attention, ça ne marche pas forcément à tous les coups !

Il y a des mots qui sonnent bien, d’autres non. Question de feeling !

La palme du néologisme raté revient à la SNCF, qui dans sa tentative de copiner avec la jeunesse a fait dire à l’un de ses guichetiers dans un spot télévisé

« C’est blessipo ! » comprendre « c’est possible ! ». Le problème c’est que personne ne dirait ça …

Vraiment pas cool !

Le hip hop et le rap qui, eux, manient le verlan aux côtés d’autres figures de style avec une réelle virtuosité, ont contribué à le diffuser encore plus largement.

Ils l’ont fait passer de la rue à la radio, puis de la radio à la langue courante, pour finir dans les dictionnaires.

– Au secours ! la langue française est en péril ! s’indignent les uns;

– Mais non, c’est au contraire un merveilleux enrichissement ! tempèrent les autres.

Quoi qu’il en soit, tous les Français utilisent de temps à autre un mot en verlan.

C’est tellement rentré dans leurs habitudes qu’ils en oublient parfois que le mot « teuf » est une inversion du mot « fête », que le mot « ouf » vient de « fou » et que le mot « rebeu » (arabe) a subi une double inversion.

Petit décryptage: à l’origine « arabe » a été transformé en « beur », moyennant une inversion et quelques autres tours de passe-passe : « arabe » – « be-ra-a » – « beur ».

C’est ainsi que s’autodésignaient les enfants nés en France d’immigrés maghrébins.

Mais quelques années plus tard, le mot « beur », qui avait entre-temps été récupéré par les médias et s’était de ce fait départi de son côté rebelle, a été re-bidouillé: « beur » – « beu-re » – « re-beu » – « rebeu »

ヴェルラン:和訳

でも、いつもうまくいくとは限らないので、注意してください。

よく聞こえる言葉も、そうでない言葉もあります。フィーリングの問題です。

SNCFがヴェルランを使って大失敗したことがあります。若者にとりいるために(←友達になろうとして)、テレビの広告で、窓口の人に、こう言わせました。

「それは blessipo だ」。意味は、「それは possible (可能だ)」です。

問題は、誰もそんなふうに言わないことです。

全くもっていけてません。

ヒップホップやラップの世界では、ほかの言葉の使い方と一緒に、ヴェルランをとても上手に使って、さらに広めることに貢献しました。

ヴェルランは街角からラジオへ、そして、ラジオから日常語になり、ついには辞書にのるようになりました。

「助けて、フランス語が危ない」。ある人たちはそう言います。

「いやいや、逆に、フランス語が豊かになっていますよ」。こう、なだめる人たちもいます。

いずれにしろ、フランス人は皆、時々、ヴェルランを使います。

すっかり日常に根付いているので、時に、teuf が、fête の逆さ言葉ということや、 ouf が fou から来ていることや、rebeu(arabe のこと) が、二重に逆さになっていることを忘れてしまいます。

少し説明しましょう。

arabe は、beur に変わったのです。逆さになり、さらに手品のように、arabe ⇒  beraa ⇒ beur となりました。

マグレブの移民のもとで、フランスで生まれた子供たちは、自分たちのことを、そう呼んでいたのはこんな事情からです。

しかし、数年後、beur という言葉は、メディアで使われるようになり(←メディアによって丸め込まれ)、反抗的な面を失って、また改造されました。

beur ⇒ beu-re ⇒ re-beu ⇒ rebeu となったのです。

☆前編はこちら⇒フランス語のスラング、ヴェルラン(le verlan、逆さ言葉)とは?(前編)

単語と構文メモ

à tous les coups  毎回決まって

une palme  栄誉、賞

カンヌ国際映画祭のパルムドールの起源

un néologisme  新語(の使用)

La palme du néologisme raté revient à la SNCF 直訳:失敗した新語の使用の栄誉はSNCFのものになる

copiner  仲間づきあいする(話)

un guichetier  窓口係

manier (人、言葉などを)操る、用いる

tempérer  和らげる、鎮める

de temps à autre   時々

moyenner ~を仲介して実現させる

un tour de passe-passe  手品、記述、ごまかし、いかさま

un immigré  移民

maghrébin  マグレブの

entre-temps  その間に、そうこうするうちに

se départir de  ~を捨てる

de ce fait  したがって

(Le mot, beur) s’était de ce fait départi de son côté rebelle ⇒ beurという言葉は、その反抗的な側面を捨てた

bidouiller  自作する、カスタマイズする

後半はちょっと単語と構文が難しいところがありますね(そう感じるのは私だけか)。なお、s’autodésignaient のところは、字幕が間違っています。



ヴェルラン・関連動画

いろいろなヴェルランをしゃべっています。

3分45秒。

フランスの若者と交流したい人は、よく使うヴェルランは聞いてわかるようにしておいたほうがいいかもしれませんね。

la teuf(パーティ) はよく使われるので辞書にのっています。






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