アーティチョーク

フランス語を読む練習

アーティチョークの上手な食べ方。

アーティチョークに関する2分の動画を紹介します。

タイトルは、Les artichauts(アーティチョーク)。アーティチョークはフランス人がよく食べる野菜(キク科チョウセンアザミ属に属する地中海原産の多年草)です。

ARTEの Karambolageの1本です。



Les artichauts

1分51秒。

フランス語の字幕がついていますが、一字一句同じわけではありません。

Les artichauts トランスクリプション

Chère rédaction de Karambolage, je suis une Allemande, jeune fille au pair à Paris pour 6 mois et j’apprends l’allemand aux 2 enfants de ma gentille famille.

La famille me propose parfois de rester manger chez eux.

On n’échappe pas au sacro-saint menu qui structure le repas français.

L’autre jour, il y avait un artichaut en entrée.

Par chance, j’en avais déjà mangé en Allemagne et je maîtrisais donc parfaitement la technique, mais ce que j’ignorais, c’est l’astuce pleine de charme que vous les Français avaient trouvée pour éviter que l’artichaut, qui se mange avec les doigts, ne nage dans la vinaigrette qui l’accompagne d’ordinaire.

On pose donc la fourchette, les dents tournées vers le bas, à l’endroit où repose en principe la cuillère à dessert.

Sur la partie incurvée de la fourcette vient se poser l’assiette.

Celle-ci un rien penchée permet à la vinaigrette de glisser dans un coin dans lequel on peut tremper tranquillement ses feuilles d’artichaut.

Une fois toute les feuilles arrachées et le foin enlevé, on récupère simplement sa fourchette et l’assiette se retrouve bien à plat sur la table.

Le restant de vinaigrette entoure le délicieux fond d’artichaut qu’on déguste ensuite avec fourchette et couteau.

Je trouve la solution élégante et très discrète.

Pendant le repas, je me suis dit que nous autres Allemands aurions sûrement déjà inventé une assiette spéciale à pied pliant si nous mangions plus d’artichauts.

Quand j’ai raconté cela à ma famille au pair, elle m’a dit que c’était parfaite pour Karambolage.

À vous de me le dire.

Amicalement, Léa.

アーティチョーク・和訳

カランボラージュの編集スタッフのみなさんへ、

私はパリに6ヶ月滞在している若いオペアのドイツ人で、親切な家族の2人のお子さんにドイツ語を教えています。

この家族は、ときどき夕食を食べるよう誘ってくれます。

フランスの食事を構成する神聖なメニューから逃れることはできません。

先日、前菜としてアーティチョークを食べました。

幸いなことに、私はすでにドイツで食べたことがあり、食べ方(技術)を完璧にマスターしていましたが、私が知らなかったのは、指で食べるときアーティチョークが、添えられるヴィネグレットソースの中で動かないように(←泳がないように)するフランス人が見つけたすばらしいやり方でした。

つまり、フォークの歯を下に向けて、ふつうはデザートスプーンを置く場所に置きます。

そして、フォークの曲がった部分に皿をのせます。

皿が少しだけ傾くので、ヴィネグレットソースは片側に流れて、ここにアーティチョークの葉を静かに浸すことができます。

葉を全部取って、繊毛(せんもう)も食べてしまったら、フォークを(皿の下から)取り、テーブルの上にお皿を平らに置きます。

残ったヴィネグレットソースがアーティチョークのおいしい底の部分(芯?)の回りを取り囲むので、それをフォークとナイフで食べます。

このやり方はとてもエレガントでさりげないと思います。

食事中、私たちドイツ人がもっとたくさんアーティチョークを食べていたら、折りたたみの足がついた特別なお皿を発明したはずだと思いました。

このことをオペアの家族に話したら、これはカランボラージュにぴったりの話題だと言われました。

そうでしょうか?

友情をこめて、レア。

単語メモ

en principe  原則として、一般に

incurvé  曲がった、湾曲した

arracher  引き抜く、はぎ取る

pliant 折りたたみ式の、折りたためる

Au Pair オペア(オーペア)は、現地の家庭に住み、その家の子供のベビーシッターをして、あいた時間は学校に通ったり、観光したりなんだりするプログラムです。

プチ文法・条件法過去

nous aurions inventé 条件法過去 発明していたでしょう(でも現実には発明しなかった)

条件法過去は、過去の状況に対して何かを仮定し、それが実現しなかったと話したいときに使う時制です。 

たとえば、「もしpenが若いころちゃんと貯金していたら、晩年は引退して左うちわで暮らせたでしょうに(現実は死ぬまでずっと働いていた)」なんて言いたいときに使います。

ふつう、Si ~ という条件を示す部分(たらればと言うところ)の時制は、大過去という時制を使いますが、この動画に出てくるように(mangions)、si+半過去 が使われるときもあります。

条件を示す部分が半過去だと、大過去にするより現在につながっているニュアンスが入るのかもしれません。

今もドイツ人は、フランス人ほどアーティチョークは食べてないんだよね的なニュアンスです(私の勝手な憶測です)。



アーティチョーク・関連動画

Astuce de Pro : Préparer des artichauts entiers(プロのコツ:アーティチョークを丸ごと調理する)

3分34秒。

■関連記事もどうぞ⇒L66 アペリティフ(食前酒)の楽しみ方

****

アーティチョークは地中海料理によく出てきます。私は食べたことはありません。

アーティチョークは、英語(artichoke)由来の呼び方で、フランス語ではアーティショ(artichaut)です。

アーティチョークと聞くと、チョーク(黒板に書くやつ)や、アーチビショップを連想してしまうのですが、この言葉の語源は、辞書によれば、イタリアのロンバルディア方言、articioc とありました。その前身は アラビア語の al-harsuf

al-harsuf は、「巨大なアザミ」という意味だそうです。

ChatGPT3.5に語源を聞いたら、

「Artichaut」の言葉は、ラテン語の「carduus」という言葉から派生しています。これは、野生のアーティチョークの植物の名前でした。後に、イタリア語の「articiocco」という言葉がこの野菜を指すようになり、さらにフランス語に取り入れられ、「artichaut」となりました。

「Carduus」自体は、刺のある植物を指す一般的な言葉で、アーティチョークはその中の一種でした。その名前が「アーティチョーク」という特定の植物に結びついたのは、その形状や特徴が刺のある植物の仲間に似ていたためだと考えられています。

こう教えてくれました。アラビア語の話が出てこないのが不思議ですが、地中海のそばのいろいろな地域で昔から食されていたのでしょう。

この植物が咲いているのを見て、「食べられるかも?」と思った人がいたということですね。

まあ、昔は、食べ物が少なかったので、食べられそうなものは手当たり次第試したと思われます。

日本語では、チョウセンアザミという呼び方もあります。






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