バレエを踊る人

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クラシックバレエの起源(前編)。

クラシックバレエの起源を教えてくれる5分ほどの動画を紹介します。

タイトルは、Les origines de la danse classique(古典舞踊の起源)



Les origines de la danse classique

4分42秒。フランス語の字幕もあります。

前編では2分29秒あたりまで訳します。

トランスクリプション

Imaginez un bal où chaque mouvement, du moindre geste à la traversée de la salle, et chaque détail visuel, de la décoration à la hauteur des jupes, sont régis par un système complexe de règles et procédures.

Pendant des siècles, de tels rituels étaient la norme pour la noblesse en Europe.

Bien qu’ils soient tombés en désuétude, nous les retrouvons dans une situation qui nous est familière : le ballet. Le ballet, de l’italien « balletto », petite danse, est né pendant la Renaissance italienne, de la fusion entre la soirée dansante et l’étalage chorégraphique, lors des raouts aristocratiques.

Dans une large mesure, il s’agissait de contraindre l’entourage de la cour à des formes acceptables de comportement, comme par exemple, la façon de s’avancer, saluer ou se prendre la main. Cela comprenait aussi des règles régissant tout depuis l’habillement, aux endroits où marcher ou s’asseoir par rapport au Roi.

Avec le temps, l’étude du ballet devint un élément essentiel de la cour.

Bien comprendre l’étiquette pouvait assurer ou détruire l’avenir des courtisans.

On retrouve de nombreux gestes de la cour dans la technique de ballet moderne.

Le ballet a été importé en France au 16ème siècle par Catherine de Médicis, l’épouse italienne du Roi Henry II.

La danse a évolué en même temps que le caractère ostentatoire de la cour.

Des maîtres de danse enseignaient aux jeunes nobles les pas, et les éléments narratifs d’un thème unificateur.

L’attention, au départ portée sur la participation, s’est tournée vers la performance.

La forme a acquis les artifices du théâtre, des décors professionnels, des plateformes légèrement surélevées, ou des scènes avec des rideaux.

C’est à la cour de Louis XIV, au 17ème siècle, que le ballet a acquis le raffinement qui caractérise cet art aujourd’hui.

Louis a appris le ballet pendant son enfance. A 16 ans, son rôle en tant que roi soleil, Apollon, a gravé dans la pierre l’importance du ballet durant son règne.

Ce rôle lui a valu son surnom de Roi Soleil, avec ce costume d’or magnifique et une chorégraphie qui suggérait l’idée d’un roi de droit divin.

バレエの起源・和訳

あらゆる動き、たとえば部屋を横切るときのちょっとした動作と、すべての視覚的なディテール、装飾からスカートの高さに至るまで複雑なルールと手順をもつシステムによって統制されている舞踏会を想像してみてください。

何世紀にも渡り、こんな儀式がヨーロッパの貴族社会でふつうに行われていました。

こうしたルールはもうすたれましたが、私たちにとって身近なバレエとして残っています。

バレエは、イタリア語の”balletto” 「小さなダンス」から来た言葉ですが、イタリアルネッサンスの時期に誕生しました。夜のダンスパーティと貴族の集まりで披露された振り付けが合体したものです。

バレエは、大部分、宮廷に住む人たちに強いられた、受け入れられるふるまいの形でした。たとえば、前進の仕方、おじぎ、手の取り方など。

このルールには、衣装のTPOから、国王の位置に対して、どこを歩いて、どこに座るかといったあらゆるものを決める規則も含まれていました。

やがてバレエを学ぶことは、宮廷では不可欠のことになりました。

正しいエチケットを理解することは、宮廷人の将来を保証もし、悪くもしました。

宮廷でのふるまいの多くは、近代バレエの技術に見られます。

バレエは16世紀に、王であるアンリ2世のイタリア人の妻、カトリーヌ・ド・メディシスによってフランスにもたらされました。

この踊りは、宮廷のこれ見よがしな性質とともに進化しました。

踊りの先生が、若き貴族にステップと、統一されたテーマの物語を教えました。

注意が向けられたのは、はじめは参加することでしたが、そのうちパフォーマンスになりました。

その様式は劇場、プロが作ったセット、わずかに高くなった壇やカーテンのある舞台の技巧を取り入れています。

バレエが今日のような洗練されたものになったのは、17世紀のルイ14世の宮廷においてでした。

王様は子どものときにバレエを学びました。

16歳で、太陽王、アポロンを演じたことによって、彼の統治における、バレエの重要性はゆるぎないものになりました。

この役は、豪華な金の衣装と、王様は神聖な権利をもつという考えを表す振り付けのおかげもあって、ルイ14世に、太陽王というあだ名をもたらしたのです。

単語メモ

désuétude  すたれること

étalage  陳列、展示

raout  大夜会、招待会

dans une large mesure  かなりの程度までは

contraindre qn à/de+inf.  ~に~を強いる

courtisan  宮廷人

ostentatoire  これ見よがしの、見せかけの

artifice  巧妙なやり方、技巧、くふう

valoir A à B  AをBにもたらす

☆この続きはこちら⇒クラシックバレエの起源(後編)。



バレエの歴史・関連動画

■Danse classique : portrait et histoire de la danse(古典舞踊:踊りの横顔と歴史)

2分。

■Le Roi Danse J.B Lully Ballet de la Nuit 1653 (Ouverture) Le Roi représentant le soleil levant 「王は踊る」J.B.リュリ 夜のバレエ 1653年、序曲:太陽王を演じる王様

7分49秒。

これは、Le Roi Danseという映画のワンシーンです。

ルイ14世が10代なかばのときに踊ったバレエを再現したもので、王様はアポロンの役です。

J.B Lullyは、Jean-Baptiste Lully(1632-1687)でフランスのバロック音楽の作曲家。彼は、ルイ14世の宮廷楽長であり、王様の寵臣で、「フランス貴族社会の権勢をほしいままにした」とWikipediaにあります。

いったい、どんな生活をしていたのでしょうか?

リュリさんは、作曲するだけでなく、バレエも踊ったそうです。

まあ、今は、バレエはプロのダンサーが踊りますが、昔はそんなものはなく、宮廷にいる人は、みんなそれなりに踊れたのでしょう。

■関連記事もどうぞ

バレエ用語~かわいいフランス語教えます(67)

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ルイ14世はバレエに並々ならず情熱をもっていたらしく、バレエ学校を作り、たくさんのバレエ作品を作らせ、舞台装置や衣装も寄付したそうです。

最初はバレエは宮廷文化の1つでしたが、その宮廷があまりに影響力があったので、今日のバレエのように発展したのだと思われます。






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