ブルキナ・ファソの国旗

時事ニュース

ブルキナ・ファソのデモ隊、フランスに怒りをぶつける。

10月1日に、ブルキナ・ファソの首都ワガドゥグにあるフランス大使館の前で、デモ隊がフランスに対する怒りをぶつけたニュースを紹介します。

タイトルは、Burkina Faso : une guerre d’influence entre la France et la Russie(ブルキナ・ファソ:フランスとロシアの影響力の戦争)。

ブルキナ・ファソは、かつてフランスの植民地だった国で、フランス語圏です。



Burkina Faso

1分54秒。

トランスクリプション

Un drapeau et un slogan à la gloire de Moscou, hier soir, à Ouagadougou.

Une image qui symbolise la bataille qui se joue en partie au Burkina Faso.

Une guerre d’influence entre la Russie, dont l’étendard tricolore a été aperçu à plusieurs reprises dans les rues de la capitale, et la France violemment attaquée par la foule.

À bas la France !

L’ambiance rappelle celle du Mali lors du putsch d’un groupe militaire en 2020.

Dans ce pays frontalier du Burkina Faso, les mêmes slogans anti-France.

Deux ans plus tard, l’armée française est poussée au retrait du pays, remplacée par les mercenaires russes du groupe Wagner.

Aujourd’hui, la France conserve de nombreuses bases stratégiques en Afrique de l’Ouest, une région dans le viseur de la Russie qui noue depuis des années des coopérations militaires via Wagner avec des pays africains.

Pour les Russes, le Burkina Faso est un point d’appui supplémentaire dans l’ouest du continent.

Le Burkina Faso est un pays évidemment ciblé par la Russie depuis un moment qui essaie de le sortir du giron de la France et d’ailleurs ils se sont félicités quand Damiba a fait son coup d’État en pensant, on va le récupérer, c’était pas le cas. Là, ils espèrent encore une fois qu’ils pourraient récupérer ce mouvement.

Leur arme pour y parvenir : les réseaux sociaux. La France accuse régulièrement la Russie de mener des campagnes de désinformation pour la discréditer.

Accusations sans preuve de pillages de réserves d’or et même de dissimulations de meurtres commis avant son départ du Mali. La France a pu prouver, images de drones à l’appui, que ce sont des mercenaires de Wagner qui enterraient ces corps en présence de l’armée malienne, près d’une ancienne base française.

Pour se défendre, l’armée s’est lancée dans une contre-offensive médiatique sur internet, un cyberespace qu’elle sait décisif en Afrique.

☆トランスクリプションの引用元⇒7 jours sur la planète – Enseigner le français langue étrangère (FLE) avec l'actualité – Fiches pédagogiques gratuites

ブルキナ・ファソ

昨晩、ワガドゥグで、ロシア(←モスクワ)をほめたたえる旗とスローガンが見られました。

ブルキナ・ファソの一部で行われている戦いを象徴するイメージです。

首都の街角で、そのトリコロールカラーの国旗が何度も見られたロシアと、群衆に激しく攻撃されたフランスの影響力の戦いです。

「フランスを打ち倒せ!」

2020年、マリで起きた軍事グループの暴動を思い出させる雰囲気です。ブルキナ・ファソと国境を接しているこの国でも、同じように反フランスのスローガンがありました。

2年後、フランスは、マリから撤退を余儀なくされ、代わりにワグナーグループというロシアの傭兵がやってきました。

今日、フランスは西アフリカにたくさんの戦略基地を持っていますが、この場所は、ロシアが狙っています。ロシアは、もう何年も、ワグナーグループを通じて、アフリカ諸国と軍事的協力を取り付けてきました。

ロシアにとって、ブルキナ・ファソは、大陸の西にあるもう1つの擁護ポイントです。

– ブルキナ・ファソは明らかにロシアが狙っていた国です。ブルキナ・ファソをフランスから引き剥がそうとしたその瞬間から。しかも、ダミバが自身のクーデターを起こしたとき、ロシアは、ここを奪えると大喜びしたのに、そうならなかったので、今度こそ、自分たちの動きを取り戻そうとしています。

そうするためにロシアは、ソーシャルメディアという武器を使っています。

フランスは、フランスの信用を失わせるために、ロシアがニセの情報を流していると定期的に非難しています。

証拠もないのに、ロシアは、フランスが埋蔵された金を略奪し、マリから出ていく前に行った殺人を隠蔽していると非難しました。

フランスは、ドローンの証拠画像を使って、ワグナーグループの傭兵が、マリの軍隊の立ち会いのもと、フランス軍の旧基地のそばで、死体を埋めたことを証明できました。

自己弁護するために、フランス軍は、インターネットで反撃に出ました。インターネットは、アフリカで物を言うとフランスはわかっています。

単語メモ

à la gloire de  ~をほめたたえて、賛美して

étendard  (昔の)軍旗

un putsch  クーデター、政治的暴動

le groupe Wagner  ワグナーグループ ロシアの民間軍事会社で、准軍事組織

un viseur   照準器、ファインダー

un appui  支援、擁護

un giron  ふところ

Damiba  9月末にクーデターにより失脚したブルキナ・ファソの大統領。自身もクーデターで大統領になった。

un pillage  略奪

une dissimulation  偽ること、ごまかし、隠すこと

à l’appui  裏付けとして、証拠として

mercenaire  外人傭兵

ロシアの国旗とフランスの国旗はともにトリコロールカラーですが、フランスのは横並び(青、白、赤)、ロシアのは縦並び(白、青、赤)です。オランダの国旗も似ています(縦並びで上から赤、白、青)。



ブルキナ・ファソ、関連動画

ブルキナ・ファソの説明。

2分24秒。

貧しいアフリカの中でも特に貧しい最貧国と呼べる国です。内陸だから海がないし、標高が低く山もありません。

ブルキナ・ファソの国旗と歴史に関するプチな説明。

1分15秒。

ブルキナ・ファソでは、9月の終わりに軍事クーデターがあり、主導したトラオレという人が、現在の大統領です。

Burkina Faso : qui est Ibrahim Traoré ?(ブルキナ・ファソ:イブラヒム・トラオレはどんな人か)

3分19秒。

トラオレ大統領は、まだ若くて35歳になっていません。

ブルキナ・ファソで軍事クーデターが起きるのは今年2度めです。

■関連記事もどうぞ。

アフリカのべつのニュース⇒タバコから大麻の栽培に転じるマラウイの農家。

*****

ブルキナ・ファソは、もともと社会主義の国と仲がいいのですが、最近、ロシアの影響力が増しています。

この国は、ただでさえ貧しいのに、フランスがマリから追っ払ったイスラム過激派がたくさん流れてきて、国土の多くを、過激派によって占領されたので、フランスに対して怒っています。

ただ、この国は識字率が低いので(20%台)、SNSのせいで、国民が動くとは思えません。みんながスマホを持っている国ではないし。

声の大きな人たちが動かしているのかもしれませんね。

いずれにしろ、アフリカ全土で、フランスに対する不信感が募っているのは確かです。

今年、ロシアがウクライナに侵攻し、ゴルバチョフ大統領とエリザベス女王が亡くなり、最近、イタリアでは、極右の政党が政権を取りました。

また20世紀前半みたいな世界になっていくんでしょうか。私たちはそこまで愚かではない、と思いたいけれど。






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