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夜間外出禁止令にショックを受けるフランスのレストランのオーナー。

新型コロナウイルスの感染者が増えているフランスでは、パリの首都圏とその他、8つの都市圏(合計9つの都市圏)で、夜間外出禁止令が発令されました。

10月17日の真夜中から、4週間、夜9時から午前6時までは、外出できません。

違反すると罰金を取られます。

この措置に対する、フランスのレストランのオーナーの声を取材した、短いEuronewsを紹介します。

タイトルは、Couvre-feu : les restaurateurs français sous le choc (夜間外出禁止令:ショックを受けるフランスのレストランのオーナー)

夜間外出禁止令

1分23秒。

Couvre-feu トランスクリプション

Couvre-feu, protocole sanitaire renforcé : c’est peu dire que les annonces gouvernementales ont été fraîchement accueillies par le monde de la restauration. Pour les patrons de restaurants, c’est un coup de plus à encaisser et beaucoup, c’est sûr, ne s’en sortiront pas.

Moi j’ai des employés que je n’ai pas revus – enfin je les vois quand je leur remets la paye – mais ils n’ont pas travaillé depuis sept mois. Et là, je vais en remettre quatre ou cinq au chômage partiel. C’est-à-dore. c’est une situation ubuesque, il faut que ça s’arrête !

Je vois trop de restaurateurs qui me disent «Alain, c’est fini, j’en peux plus, je ferme» Non, tenez les gars. Tenez les femmes et les hommes de la restauration, tenez. Parce que on a une mission, c’est celle de garder du lien social.”

A moins que les clients changent leurs habitudes de vie et sortent dîner à 18h30, la plupart des restaurants dans les zones de couvre-feu ne pourront plus ouvrir qu’à midi… Cette restauratrice est très inquiète : «Moi j’ai besoin de 20.000 euros de chiffre d’affaire par mois. Je ne sais pas comment les faire. Avec un service et potentiellement 50% de places assises en moins.

Si on fait les calculs, je ne les ferai jamais».

Changer de mode de fonctionnement, s’adapter pour tenter de maintenir une activité économique. les restaurateurs sont au pied du mur et beaucoup le vivent comme une grande injustice.

☆トランスクリプションの引用元⇒Couvre-feu : les restaurateurs français sous le choc | Euronews

夜間外出禁止令:和訳

夜間外出禁止令:公衆衛生を向上させるための手続き。突然、この政府の告知を受けたレストラン業にたずさわる人にとっては、この言い方は、控えめにすぎるでしょう。

– レストランのオーナーにとっては、殴られる以上のショックです。当然、彼らは、この窮地を脱することはできそうにありません。

「(やめてもらって)再び会わなかった従業員が何人もいます。いや、給料を払うときに会いましたけどね。でも、彼らは、7ヶ月前から働いていないんです。さらに、4、5人、パートにしなければなりません(←部分的に失業状態にする)。

筋がとおりませんよ。こんなことはやめるべきです。

たくさんのレストランの経営者がこう言うのを聞きました。「アラン、もう終わりだ。これ以上は無理。店を閉めるよ」ってね。

いや、本当に、若者を支えてほしいですね。女性や男性を支えてほしい。だって、私たちにはミッションがありますから。社会のつながりを守るというミッションがね」。

顧客が、生活習慣を変えて、午後6時30分に夕食を取りに出かけない限り、外出禁止令が出た地域の大半のレストランは、営業できなくなるでしょう(←正午まで店を開けることができなくなる)。

このレストランのオーナーはとても心配しています。

「私は、月に2万ユーロの売上が必要です。どうやってそれだけ作ったらいいのかわからないわ。

店は1つだし(←サービスは1つ)、店内の飲食の半分はなくなってしまうでしょうから。計算したら、決して売上を確保できません」。

経営の仕方を変える、経済活動を維持する工夫を盛り込む。レストランの経営者は、窮地に立たされ、たくさんの人が、不公平きわまりないと感じています(←大きな不公平のように、それを生きている)。

単語メモ

un couvre-feu  夜間外出禁止令 直訳は、火(ライト)をおおうこと。

c’est peu dire que   ~は控えめな表現である

ubuesque  ユビュ王の;ユビュのような、異様にこっけいな、不条理きわまる ☆Jarryの戯曲、Ubu roi から。

gars  (話)少年、若者、男、息子

À moins que + subj.  ~するのでない限り

en moins  (名詞のあとで)~がなくて

être au pied du mur 壁のところに足をつけて⇒追い詰められて、窮地に立たされて

補足

外出禁止令は、今後最低でも4週間、議会の承認が得られたら、あと2週間、のばすそうです。

その頃、さらに感染が広がっていたら、12月も、外出禁止かもしれませんね。

フランス人は、夕食が遅いから、午後9時で切られてしまうのは、店側にとっては大きな痛手です。

もちろん、売上がすごく落ちれば、保障すると思いますが。

やむをえない事情で外出するときは、春、全面的に外出できなかったときと同じように、外出する必要がある紙を持ち歩きます。

***

フランスは数日前に1日の感染者が3万人を越えました。

なぜ、そんなに感染者が多いのか、謎です。最近は、フランスの人もマスクをしているのに。

まあ、ほとんど若い人ばかりで、今のところは、病院が切迫する状況ではないと思います(希望)。

マクロン大統領は、1日3000人ぐらいまでにおさえたいようです。

カナダも感染者が、日々、増えていますが、万単位ではありません。

現在、多い日で、1日2500人ぐらいですかね。オンタリオでは、ラボ・テクニシャン(研究所や検査所で検査する人)が足りなくて、検査が追いついていないそうなので、もっと多いとは思います。

もちろん、人口も全然違います。

フランスの人口⇒6700万人

カナダの人口⇒3700万人

日本の人口⇒1億2600万人

フランスは国土が狭いし、都市圏に人が集中しているから、感染が広がりやすいのでしょうね。

レストランで人が食事しないと、食べ物のサプライチェーンが乱れ、ちゃんと食べられるものが廃棄されますね。

春に起きたことですが。

早く落ち着いてほしいけれど、この冬はまだ無理なようです。






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