ピンクのワンピースを着た女性

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バービー人形はいつからあるか?

アメリカの有名な着せ替え人形、バービー(Barbie)について説明している 1 jour 1 question の動画を紹介します。

タイトルは、Depuis quand la poupée Barbie existe-t-elle ?(バービー人形はいつからあるか?)

この動画は、バービー生誕60周年の2019年に作成されたものなので、「もうすぐバービーは60歳」と言っていますが、実際は、今年65歳です。



La poupée Barbie

1分42秒。

トランスクリプション

Depuis quand la poupée Barbie existe-t-elle ?

La poupée Barbie est née le 9 mars 1959 aux États-Unis.

Elle a été créée par Ruth Handler, la femme de l’un des fondateurs de la société américaine de jouets, Mattel, un fabriquant de poupée.

Barbie aura donc bientôt 60 ans !

Mais comment fait-elle pour plaire encore aux enfants après toutes ces années ?

D’abord, Barbie ne vieillit pas.

Ensuite, elle a toujours su s’adapter aux modes vestimentaires et aux époques qu’elle a traversées. Mannequin, hôtesse de l’air, astronaute, pilote de course, vétérinaire, policière, informaticienne, candidate à l’élection présidentielle…

Barbie a exercé plus de 150 métiers, qui ont suivi l’évolution des femmes dans la société.

Pourtant, elle est aussi l’objet de vives critiques.

Surtout sur son physique, jugé trop éloigné de la réalité !

Taille très fine, jambes démesurément longues, hanches exagérément étroites… Des mensurations que certains accusent de pousser à l’anorexie les petites filles qui voudraient lui ressembler.

Est-ce pour cette raison que les ventes de la poupée baissent depuis quelques années ? Peut-être.

Début 2016, la société Mattel a donc décidé de lancer une nouvelle collection de Barbie ressemblant plus aux vraies femmes : des grandes, des petites et des rondes ! Ces poupées offrent une vision plus exacte de la beauté féminine dans le monde, à laquelle chaque petite fille doit pouvoir s’identifier.

C’est ainsi qu’au fil des ans, la poupée Barbie est devenue une star. Pour lui rendre hommage, des musées lui consacrent aussi des expositions.

トランスクリプションの引用元⇒La poupée Barbie au musée des Arts Décoratifs de Paris

バービー人形。和訳

バービー人形はいつからあるか?

バービー人形は、195年3月9日、アメリカで生まれました。

アメリカの玩具メーカーで、人形のメーカー、マテル社の創設者の1人であるルース・ハンドラーによって生み出されました。

バービーはもうすぐ60歳になります。

でも、こんなに長い年月がたったのに、いまだに子どもたちに人気があるのはなぜでしょうか?

まず、バービーは年をとりません。

それから、時代に合わせて、いつも衣装をアップデートしています(時代の衣装を取り入れています)。

モデル、スチュワーデス、宇宙飛行士、カーレーサー、獣医、警察官、コンピューターエンジニア、大統領候補。

バービーは150以上の職業に従事し、社会における女性の進化を追ってきました。

しかし、批判の的になることもあります。

特に、その体型が、あまりに現実離れしていると言われます。

ひじょうにスリムで、足が異常に長く、腰は極端までに細い。

このサイズは、バービーのようになりたいと思う少女たちを拒食にいたらせると非難する人たちもいます。

近年、バービーの売上が落ちているのはこの理由からでしょうか? たぶんそうでしょう。

そこで、2016年のはじめ、マテル社は、実際の女性にもっと似せた新しいコレクションを出すことにしました。

背が大きいもの、小さいもの、ふっくらしたもの。

これらの人形は世界の女性の美によりマッチしたイメージを提供し、少女たち、ひとりひとりが、自分のイメージを重ね合わせることができます。

このようにして、時間がたつにつれ、バービーはスターになりました。

バービーに敬意を表するため、美術館でも、バービーの展示会をしています。

単語メモ

démesurément  並外れて

étroit  狭い

1 jour 1 question の動画は、子どもむけなのでフランス語は平易です。しかし、フランス語らしい表現がいろいろ出てくるし、編集も毎回うまいので、私はけっこう好きです。



バービー関連動画

■L’histoire de Barbie, un jouet mythique mais controversé(バービーの歴史、伝説的で物議をかもしだしたおもちゃ)

バービーの歴史。

■BARBIE Bande Annonce VF (Nouvelle, 2023)

2023年のアメリカ映画、Barbie の予告編、フランス語吹替版。

3分。

この映画、見てないんですけど、バービーもケンも老けてますね。

■バービーについては関連記事もお読みください。

バービーの光と影~前篇

バービーの光と影 後篇

****

子どものとき、私も着せ替え人形で遊びましたが、よく覚えているのはタミーちゃん、そして日本のメーカーの人形、リカちゃんです。

リカちゃんは親に買ってもらいましたが、ほかの人形は全部いとこのお下がりでした。

バービーもいたように思いますが、タミーちゃんのほうが圧倒的にかわいいと思いました。

このタミーちゃんは、白いウエディングドレスと、青いワンピースか、ツーピースがついており、これがとてもおしゃれに見えましたし、今、考えてもおしゃれな衣装でしたね。

でも、人形のような体型になりたいと思ったことはありません。

タミーちゃんは金髪でそばかすがあり、私とは別世界の人間と思っていました。というか、まあ、人形ですから。いくら子どもでも、人間と人形の違いはわかるんじゃないでしょうか?

子どもが「バービーのようになりたい」と思うことなんて、あるのか? というのが正直な気持ちです。

バービーの歴史を紹介する動画で、バービーの実写映画の監督が、子どものころ、バービーのお下がりをたくさんもらった、と言っていましたね。この言葉を聞いて、アメリカのゴミ捨て場には、バービーが大量に捨てられているんじゃないかと思ってしまいました。






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