ペタンクをする人たち

フランスにまつわるあれこれ

ペタンクってどんなスポーツ?(後編)

ペタンクを紹介する動画の続きです。

今回はペタンクの起源について説明している部分を訳します。



La Pétanque

4分55秒。

トランスクリプション

2分20秒から。

Déjà les Romains et les Grecs lançaient des pièces de monnaie ou des galets pour s’épater mutuellement par leur adresse et aussi leur force.

Le jeu de boules qui utilise des boules, comme son nom l’indique, a probablement été importé par des légions romaines en Gaule, plus précisément à Marseille et à Lyon.

Les boules étaient faites de bois ou de cuir, serties d’acier ou entièrement cloutées.

Au 19ème siècle on jouait dans le midi au « jeu provençal », jeu qui existe toujours et qui est le prédécesseur direct de la pétanque.

Le jeu provençal se joue sur un terrain très long, jusqu’à 24 m.

C’est pour ça que le joueur prend son élan et fait un petit saut avant de lancer sa boule plein de vigueur vers le cochonnet.

C’est très élégant et athlétique.

Bon. Allons voir maintenant du côté de la Ciotat, près de Marseille, au début du 20ème siècle.

Un certain Jules le Noir, excellent joueur de jeu provençal, n’est plus très jeune et n’a malheureusement plus l’usage de ses jambes.

Alors les frères Pitiot, deux propriétaires de café, et amis de le Noir, inventent, spécialement pour lui, une nouvelle version du jeu.

Le joueur reste les deux pieds ancrés dans le sol et lance sa boule un peu moins loin.

Ca y est !

Un nouveau jeu est né !

Petanco veut dire en provençal les pieds fixés au sol. Pétanco, Pétanque.

En 1910 a eu lieu le premier tournoi.

Une plaque commémorative sur le terrain de la Ciotat nous le rappelle.

De la Ciotat, la pétanque s’est vite exportée dans le reste du monde ce qui est probablement dû, en partie, aux congés payés dont les Français jouissent depuis 1936.

Moi, je trouve que la pétanque n’est pas seulement le sport le plus français mais aussi le sport le plus agréable : il n’est pas fatiguant, tout le monde peut y participer et même s’il ne s’y passe pratiquement rien, on peut toujours commenter chaque lancer, se disputer, se réconcilier.

Comme disait Marcel Pagnol « Lorsque une partie de boules commence, c’est tout un village qui naît ».

☆トランスクリプションの引用元⇒Microsoft Word – petanque.doc PDFなので、ブラウザによっては開かないかもしれません。

ペタンクの起源・和訳

すでにローマ人とギリシャ人は、コインや小石を投げて、技や力をお互いに見せあっていました。

ブールを使う球技は、名前が示すように、たぶんガリアにある古代ローマのレギオンによって、マルセイユやリオンにもたらされました。

ブールは、木や皮で作られ、鋼鉄にはめ込まれるか、全体に鋲を打たれました。

19世紀になって、南仏の人々は、「プロヴァンス競技」をしました。この競技は現在もあり、ペタンクの直接の先祖です。

プロヴァンス競技は、24メートルある長いテランで行われます。

だから、プレイヤーは、はずみをつけて、少しジャンプし、力いっぱい、コショネに向けてブールを投げます。

とても優雅でいかにも運動競技です。

さて、20世紀のはじめの、マルセイユのそば、シオタの方を見てみましょう。

ジュール・ルノワールというプロヴァンス競技の名プレーヤーが、年をとって、残念なことに、足を使えなくなりました。

そこで、ピティオ兄弟というカフェのオーナーで、ルノワールの友人が、彼のために特別に、新しいバージョンの競技を作りました。

プレーヤーは、2本の足で、地面に立ったまま、ブールをほんの少し先に投げます。

やりました!

新しい競技の誕生です。

ペタンコは、プロヴァンスの言葉で、「地面に立つ足」です。ペタンコがペタンクになました。

1910年、初のトーナメントが行われました。

シオタのテランにある記念プレートがそれを思い出させます。

シオタからペタンクはまたたくまに、国中に広まりますが、その理由の1つは、フランス人が1936年から楽しんでいる有給休暇のせいに違いありません。

私は、ペタンクは一番フランスらしいスポーツだけでなく、一番気持ちのよいスポーツでもあると思います。

疲れないし、誰でも参加できるし、たとえ競技でたいしたことが起きなくても、いつだって、それぞれの投球にコメントしたり、言い争ったり、和解したりできます。

マルセル・パニョルが言うように、「ペタンクの試合が始まると、村全体が生まれる」のです。

単語メモ

un galet  (海浜、川辺の)丸い小石、砂利

s’épater  (話)びっくりする

sertir  (宝石を)はめ込む、(薬莢を)装填する、

clouter  鋲(びょう)を打つ

prendre son élan  はずみをつける

une vigueur  力強さ、活力

Ciotat  シオタ マルセイユ南東にある港町。

une partie   勝負、試合

boules  (ペタンクなどの)球技



ペタンク・関連動画

『プロヴァンス物語 マルセルの夏』(La Gloire De Mon Père)から、ペタンクをしているシーン。

3分54秒

La Gloire De Mon Pèreは、マルセル・パニョルの自伝的作品『少年時代(Souvenirs d’enfance)』を映画化したものです。

コショネは小さいからわかりますが、他のブールはみな同じなので、どれがどっちのチームのブールなのか、わからなくなったりはしないのでしょうか。

前編はこちら⇒ペタンクってどんなスポーツ?(前編)

関連記事⇒フランスで有給休暇ができたのはいつ?

****

2回に渡ってペタンクの動画を紹介しました。

動画にあったように、pétanque の語源はオック語で、pé は「足」、tanco は「地面にしっかりつけた」という意味です。

単純なスポーツだからこそ、奥が深いのかもしれません。






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